気圧の妙2009年11月01日 10時51分03秒

気圧の妙
白馬八方池は2060mである。

気圧は10mに対して1hPa低下するそうだから、
海抜0mの位置で一気圧(約1013hPa)だったとすると、
この辺りは約807hPaという計算になる。

するとどうなるかというと、下界で密封された空気はここでは相対的に高い気圧となるので、写真のように袋がふくれあがるという現象が起こるのである。

もうぱんぱん。
山に非常食としてお菓子を持って行くのは「常識」だけど、チョコとかの高カロリー品だけじゃなく袋物を持っていくのは、半分はこれを見たいがため。

吹雪の中でもこれの撮影は忘れなかったと。
袋にも雪が付いている。
根性(<勘違い)。

一瞬の晴れ間2009年11月01日 10時59分43秒

一瞬の晴れ間
吹雪がなかなか止まず、体温もかなり奪われて身の危険を感じてきたので、諦めて帰路についた。

池を回って帰ろうと歩いていると、雪が止んできて空が明るくなり始め、一瞬青空を見えた。

「ひょっとして、このまま晴れてくれるか!?」と期待したが、結局の所また雪が降ってきた。もちろん降りたのは言うまでもない。

時間的にもう余裕はない。帰りも大急ぎで。
しかし、雪のせいで地面が濡れて岩が滑りやすくなっているので、気をつけなければならない。

遠回りになるが、尾根道ではなく自然研究路を行く。
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