2013白馬・八方・栂池(54)2013年10月25日 07時59分42秒

岩茸山は栂池や八方と違い、高山という感じは全くない。それは栂池が2000mを超える場所があったり、白馬も1800mを超えるのに比べ、ここは1300mにも満たない、このあたりで言えば丘にも近い高さしかない上に、多くの場所にスキー場として人の手が入っているからである。

当然ゆり園のゆりも自然の物では無く人工的に植えられたものではあるが、これだけ広いと、それはそれで壮観であろう。一応「15000坪に50余種、50万株」という宣伝文句がある。
ただし、咲いていればである。

ゴンドラ上駅から下に見るゆり園は先のようにすでにほとんど花はないが、山頂方向にはまだそこそこ残っている。

咲いているゆりいろいろ。
一口に「ゆり」と言っても、大きく分けて「すかしゆり」(アンティック)というものと「ハイブリッドゆり」という2種類があるらしい。前者は8月上旬までらしいのでここには写ってないだろう。後者はその後8月下旬まで咲くらしい。

すかしゆりは「花びらが重ならない」「上向けに咲く」「色が鮮やか」「香りはほのか」で、ハイブリッドは「横または下向きに咲く」「香りが強い」「色は淡い」という特徴を持つらしい。
それで行くと、上の写真のものにもすかしゆりもありそうな気がするので、まあ、厳密な分類ではなさそう。

あと、ニッコウキスゲとかクルマユリとかの自然種はどっちなんだろうね。ちなみにオニユリは「すかしゆり」らしいので、こららもかな?

他の花はあまりなかった。
これは、ホテル周りや八方兎平周辺にもあった種類不明の花。

こちらはヨツバヒヨドリ(四葉鵯)、もしくはそれに近い種。

そんな感じ。

どんぐり2013年10月25日 08時25分01秒

どんぐり
京都御苑内にはドングリの木が多い。

季節ともなると、御苑外周道路も含め大量に降り注ぐ。
それらが子供の宝物にもなる。

でも、落ちている実を見たことはあってもなっている状態を見ることは滅多にない。高い位置にあるからだが、これは低い位置にあったので撮影できた。

実は固まって結構たくさんなるようだ。そして成長速度の違いで、先に大きくなった物が先に落ち、場所が空けばまた他の実が大きくなる、のだろうと思われる。

御苑内ではこれを食べたり集めたりするのは人間の子供を除いては、小動物だけ(一部の鳥だけ?)だと思うけど、白馬あたりだとこれに依存している動物も多く、特に熊などはこれが少ないと町中に出てきたりするらしい。だから、たかがどんぐり、されどどんぐりなのである。
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