胃の検診を受けるなら2015年02月17日 09時47分39秒

唐突の話題。

最近胃がんの手術が身近であったので、その時得た情報を記録。

・胃がんの検査にバリウムによる胃のレントゲンは無意味
 引っかからない確率が非常に高い。初期どころかかなり進行していても見つからない。バリウムによってわかるのは食道がん。

・なので、本当に胃がんを調べたければ胃カメラを飲むべし。
ヨーロッパではすでに胃カメラの後にバリウムという順になっているそうで。日本でも大企業の一部ではバリウム+レントゲンを止めたらしい。せっかく装置を買ったのに。

・PET検査(http://www.pet-net.jp/pet_html/treat/pet.html)というのもあるが、胃カメラほど確実ではない。かなり感度は高いらしいけど。
胃カメラは目視なので見えるほどの物があれば100%わかる。

・かなり進行していても自覚症状はほとんどない
ちょっと胃が痛いかなと思った時点ではもう相当進んでいる(胃の半分以上の切除は必至)。
なので、早め早めの検査が必要。

日本で、今でもバリウム主流なのは、たぶん、検診が楽だからだと思う。胃カメラは時間かかるし(大人数をこなせない)、飲む側の体力的負担も大きいから。カメラ自体はかなり改良されてきて負担は少なくなってきていると聞くが、私が飲んだときは本当に苦しかった。でも、無意味な検査に金使うくらいなら胃カメラ増やして、その検査技術者を専任(=医者じゃないけど検査は出来る人)でも良いから増やしたらどうかと思うのだけど。場合によっては国家プロジェクトで。

ということで、私も行っといた方がいいかなぁ、と思う今日この頃。その前に直すべき部分が多々あるのだけど。
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