春の鞍馬山(11)2015年05月01日 07時46分12秒

今度は貴船神社の奥ノ宮に向かう。

貴船は、貴船川の左手に道路があって、その道路の両側に料亭が並んでいる(川の両側ではない)。

京都で川床と云えば鴨川が有名だけど、ここ貴船にもある。折しもその準備の真っ最中だった。
このように川の上に鉄骨をはり、その上に板敷き、柱を立て、屋根をはっていく。ちゃんと生竹使ってるんだ。
鴨川の川床には屋根はない・・・はずなので、この形はここ独特かも。大阪は箕面の川床はまた趣が違う。

準備、えらく早いなぁと思っていたら、5月からもう営業なんだそうで。貴船はどうか確認してないけど、鴨川はそうなので、同じではないかと。5月はまだ寒かろうに、と思うが、今年は暖かい日が続いているから大丈夫かな。

このあたりの料亭は老舗が多いらしい。
「右源太」「左源太」は中でも有名な店らしい。

しかし、店は旅行代理店が押さえているらしく、なかなか予約が取れないらしい。まだ川床が始まる前の4月中に予約を入れようとしてもなかなか取れなかった、と聞いた。宿付きの店は数が少ないので余計だとか。京都市内で宿泊して叡山電車で来るのが良いかも。

川床は鴨川もここも(箕面も)行ったことない。生涯に一度くらいは行ければ良いね。


春の鞍馬山(12)2015年05月02日 07時37分03秒

貴船神社奥の宮は本殿を出て川沿いに約1キロほど登ったところにある。登ったと書いたが、言うほどの坂ではない。途中には「結社」「相生の大杉」「思ひ川」などがあるので、それらも見ながらゆっくり行く。

そして奥の宮の参道。

奥の宮の門。

奥の宮社殿・・・ではなくて舞台と末社。本殿はこの舞台の奥にある。
左の末社と右の舞台の間奥にあるのが船形岩。
アップにするとこんな感じ。

その手前にある大きな木が桂の大木。桂の大木は、本殿や結社にも有り、貴船神社のご神木になっている。大きく上に伸びる様は、大地からの木を吸い上げて発散している様子を示していると言われる。 


鳥羽の藤(1)2015年05月02日 07時46分25秒

4/28、京都は南区にある鳥羽水環境保全センターの藤公開に行った。知ってはいたが、行くのは初めて。

京都市営地下鉄烏丸線竹田駅から臨時バスが出ていた。平日だというのにどえらい人。最終日だからかも。もちろんお年寄り中心。バスは1本がピストン運転しているが、思ったより距離がある(片道10分以上)ので30分に1本くらいな感じだった。1本目は乗れず2本目に乗った。

それにしても、最近のお年寄りの低質なこと。前にいたオバハン2人の話の内容が延々、年取ってあっちこっちにガタが来ているということばかり。でもあんたらはいい。そんな年齢まで生きられてるんだし、生活もできている。でも私はその年齢まで生きることはできない。生きられている連中がうだうだ文句言うな。後ろに並んでたじじいは横入りしようとするので手で遮ったら睨んでた。写真を撮ったら花の前に居座って確認してる奴。退いてから確認しろ。いい年こいてもだめな奴はだめ。恥ずかしくないのか?こういう連中に若゛者を叱責する権利はない。

そんなこんなでちょいと気分を害しながらも到着。嫌な気分もこの見事な藤を見れば吹き飛ぶ。

ここは長い藤棚。100m以上あろうか。


ほとんどがいわゆる藤色=薄紫だけど、薄いピンク色のもあった。
ここにも特等席に見ている子が。

前にはこの花も植えられている。無知なもので、名前は知らない。よく見かけるけど。
中央に写っている物は「クマンバチ」。
とにかくたくさんのクマンバチがいた。御苑でも多く飛ぶ時期があるけど、これほど多く見るのは初めて。まあ、クマちゃんはささないから大丈夫だけどね。

春の鞍馬山(13)2015年05月03日 07時43分38秒

奥の宮から叡山電車の貴船口駅へ向かう。貴船神社の近くから駅まではバスがあるようだが、30分に1本のようだし、駅までは約2キロ、しかも下り坂なので歩いて行くことにする。

途中、とある場所にあったこれ。
こういうのいいなぁ。うちでも昔金魚を飼ってたけど、また飼いたい。昔金魚を売ってたホームセンターではもう売ってないけど、出町柳のお寺の前には金魚売りが来ているので行ってみるかな。

途中、桜に似た花が咲いていた。花の付き方が違うので桜ではないと思う。ユスラウメとかアーモンドに近い感じ。

そこでなにやら動く物が。見るとこの子が出てきた。
シジュウカラの一種な感じ。おなかのオレンジが特異的。

後はひたすら道路に沿って歩くだけ。喫茶店は今は入れない。温泉もあるのか。烏帽子岩とか蛍岩とかを見ながら。
途中でバスに追い抜かれた。

そして駅に到着。折しも貴船行きのバスも来ている。道路が狭いだけに、ちょっと小型のバス。

こんな感じ。

駅には土産物屋はあるけど、券売機はない。当然?改札もない。
なので、そのままホームに入る。

帰りもきららに乗れるかな?と思ったけど、普通の車両だった。
このヘッドマーク、「叡電」と書いてあるけど、京阪特急のヘッドマークにも似てる。まあ、系列会社ではあるけど、流用かな?

乗るときには整理券を取るのを忘れずに。それで出町柳で精算する。
もっとも、貴船口から出町柳は最長料金なのだけど。

出町柳から家までも歩いて帰った。今日の歩数は17000歩。しまなみ海道で鍛えた足はこれくらいではびくともしない・・・と言いたいところだけど、そもそもしまなみ海道の疲れが残ってて、触ると痛い状態での歩行だった。でも歩き通せた。人間、歩くのは基本だから、たまにはこれくらいの負荷をかけた方がいいのかも知れない。

おしまい。

鳥羽の藤(2)2015年05月03日 08時07分06秒

まずはお知らせ。京都御苑の藤はもう終わりかけ。あと1~日2位かも知れない。見たい人はお早めに。同志社大学今出川校舎と同志社女子との間、相国寺の前から延びる道の先にある門入ってすぐ。

立派な藤だな~、じゃなくて「藤棚」(^_^;)。

こういう風に斜めの棚もあり、
外側から見るとこんな感じ。

端からたれる様もまた美しい。

鳥羽の藤(3)2015年05月04日 07時30分30秒

長い藤棚を抜けるとそこは森だった・・・ではなく、何かいろいろな木を植えてある林みたいな区画がある。この木は何?クイズがあった。

その横にまた大きな藤棚がある。



ここは藤色、白、藤色と3つの棚が並んでいる。

白のには「ヤマフジ」と「ノダフジ」という2種類があるらしい。
たぶんこちらはノダフジで、先に紹介のピンク色っぽかったのがヤマフジ。

こちらも端は垂れていた。
ここはなかなかの人気ポイントで、人なしに撮影するのに時間がかかった。

この藤棚の下にはベンチと机があって、折しもちょうど12時頃だったのでどえらい人だった。やっぱりお弁当作ってくるべきだったかなぁ。一人で食べるのは寂しいけどね。

しまなみ海道リターンズ(1)2015年05月04日 07時46分58秒

去年は残念ながら完走することが出来なかった。それから1年間、ずっと再びチャレンジすることを夢見てきた。調査をし、装備を調え、先立つものはちょっと心許ないが時間は出来た。そして・・・

「私は帰ってきた!!」

ということで、しまなみ海道に再び挑戦することにした。最初はゴールデンウイークに行こうかと思ったが、今は幸い?な事に時間は自由になるので平日に行くことにした。

今回のコースは尾道→今治である。今治発にすると前泊が必須になるから。尾道なら、朝一から出発できる。それに今治は最初の来島大橋に登るだけでかなり疲労するから。最初平坦からスタートできる尾道、と言うか向島の方がウォーミングアップには良さそうだからである。

使う自転車。前回は荷物搭載を考えてママチャリにしたが、やはり走行や登坂性能に大きな難があったので、今回はマウンテンバイクにした。予約済み。

出発は6時。家を出るときは雨は上がっていたが、折りたたみ傘は持っていく。折りたたみではない傘は自転車では持って移動できないので。

旅行の時は、京都駅まではタクシーを使うことが多いけど、今回は歩き。今回新規に調達した新リュックで荷物の重さに慣れるため。これを担いで自転車移動するするわけだから。

使う切符は「松山・広島割引きっぷ」。名前の通り、本来は広島から船で松山に渡るコースの物だけど、それを途中でぶった切って使う。それでもこれの方が遙かに安い。
去年からあったようで、知ってたら前回はまさにそのコースで行ったから相当安くなったのに。後で知ったので仕方ない。

この切符はJR西日本と四国の企画切符なので、京都発の物も用意されているが、京都~新大阪間は新幹線が使えない(その区間の新幹線はJR東海だから)なので仕方なく快速で新大阪へ行く。乗る新幹線は名古屋発なので京都に止まるんだけどね。
朝早いので、新快速ではなく快速。停車駅は長岡京、高槻、茨木、新大阪。昼間の快速は高槻まで各駅停車なので、この停車駅のは朝早い時間帯にしかない。

新大阪で新幹線に乗り換え、まずは福山に向かう。
ちなみにこの写真は乗った車両ではない。福山まではちょうど1時間。

それにしても今日は雨。家から地下鉄の駅までの間はかろうして止んでいたが、新大阪に着いたときに雨が降ってきてしまった。雨合羽は持ってきているが、出来ればなしで走りたい。

福山に到着して普通列車で尾道へ。普通列車が遅れていたので予定より1本前のに乗れた。
8時44分尾道駅着。新幹線の切符は福山で降りたときに回収されているけど、乗車券はそのままここまで使える。尾道は山陽本線で広島までの途中駅だから。
到着時はまだすごい雨。風もある。

駅前に出るとなんか懐かしい。写真をたくさん撮りたい気分ではあるが、雨だし、ここは単なる出発地点だし、ちょっとだけ。

サイクリングターミナルは、陸橋を越えて、向こうに見える、前回泊まったホテルの右側にあるらしい。
とりあえず、折りたたみ傘を出して歩き始める。

しまなみ海道リターンズ(2)2015年05月05日 07時17分00秒

尾道ではまだすごい雨。しかも風がきつい。

駅からサイクリングターミナルまで移動。歩道橋を歩いている途中で折りたたみ傘が風で崩壊。骨が折れてしまい、もう全く使えない。レインコートはあるが、さすがに歩道橋の上でリュックを開けて出して着ることは出来ないので、まずはホテル1階のフェリー待合室まで急ぎ待避。

ここでレインコートを出し、リュックにはレインカバーを掛ける。今回、リュックは新調したのだが、それにはレインカバーが標準で内蔵されていた。実は知らずに買ったのだが、さすが一流メーカー品は違うと感心した次第。このリュックに関しては後述。

雨対策をした後、レンタサイクルセンターへ。フェリー待合の横ちょっと行ったところにあるらしい。道路はさんで向かいにはコンビニもあるのだけど、折りたたみ傘は売ってない可能性が高いし、売っててもちゃちな可能性が高いので、買わず。

実は、このときは一番雨がきつかった。
そして手続き。今日2人目だそうで。こんな中でも来る人はいるんだ。

レンタル料は、1日500円*2日+保証料1000円。借りた場所に戻ってくれば保証料は返金されるのだけど、今回も乗り捨てするので2000円ということになる。

予め広島側の予約センター(0848-36-5031)に電話して27インチのマウンテンバイクを頼んであった。ママチャリ以外は、予約しないとその時の存在状況により早い者勝ちになるので、予約しておいたのだ。そうすると、ちゃんと準備しておいてくれる。

前3*後ろ8段の24段変速で前かごつき。
ライトとかワイヤーチェーン(ちょっと短くてかけにくいけど)も付いているし、ヘルメットも貸してくれるので、そのあたりの用意は不要。しかし手袋は必須なので持って行くこと。手袋なしでは確実に手の皮がむける。暑くても厚手の、もしくはサイクリング用が良いと思われる。私は軍手を使用。

前回は橋の通行券も同時に購入したが、今、しまなみ海道は自転車無料になっている(2016/3月くらいまで)のでそれは不要。

私は頭がでかいので、なかなか頭にはまるヘルメットがない。あれこれ交換してようやく1つ発見、レインコートも着て、カメラをぬれないようにして出発。

おっと、渡船に乗る前に先の待合でトイレに行く。いろいろ着ているから時間がかかる。

渡船乗り場に着いたときにはすでに9:25。ここに来たとき「私は帰ってきた!」という気分になった。前回はここまでは自転車では来られなかったのだけどね。
しかして、この頃にはもう雨はほぼ上がっていた。このまま保ってほしい。これも日頃の行いが良いおかげ(^_^)。

そして渡船が来た。いよいよしまなみ海道リターンズの始まりである。


鳥羽の藤(4)2015年05月05日 07時18分00秒

敷地内にはこういう場所もあった。せせらぎ広場と言うらしい。
庭園風で橋や石灯籠もある。

その奥にも藤棚があった。

ここは藤色と白の混成のようだ。
この下でも昼食をする家族らがあった。目に付きにくい場所にあるから穴場かも。

ツツジを前にしてもう1枚。
ここのツツジはすでに満開から、早い木はもう枯れかけていた。実は後日ツツジで有名な蹴上浄水場にも行ったのだけど、そことはだいぶ違う開花状況だったといえよう。それについてはまた別の機会に。

御苑のアヤメ2015年05月05日 07時37分10秒

御苑では今、出水の小川のアヤメがほぼ満開。
ここは黄色のみで、川に沿って4カ所ほど群生がある。
ここは一番南。

ここにはたまに鴨が来て水の中で何かを食んでいる。今日のこと。

これはその1つ北の群生。

5/3にはここにつがいが来ていた。
残念なことに、ここでカメラの電池が切れてしまった。この後もっと近づいてきてくれたのに。

出かけるときは、カメラの電池の確認を忘れずに。

追伸:
藤はもう終わり。昨日の大雨で残っていた花も完全に散ってしまった。
(C)おたくら編集局