しまなみ海道リターンズ(28)2015年06月01日 07時09分29秒

さあまだ来るぞ。
これがここの一番人気らしい鯛の兜煮。
鯛だから固い骨が多いけど、とてもいい味出しているから、骨までしゃぶりつくしたい。

10分ほどで炊き込みご飯が出来上がった。
これが炊けるまで待っていたので、まだ箸はそれほど進めていない。

ここまでの全景。
この日は平日で3人しか泊まっておらず、各人1テーブルだったから料理が乗り切ったけど、複数人いるときはどうするんだろう?そんなこと思ってしまう量。

ここから本格的に食事開始。
でもまだ出てくるのであった(^_^)。

しまなみ海道リターンズ(29)2015年06月02日 06時40分00秒

天ぷら。エビは当然魚介類だけど、他は野菜。
実は、宿の真ん前には↓このとおり作りがたくさん生えていたのでそれがあるかなと思ったけど、なかった。
最近はつくしは食べないのかな?まあ私も言うほど食べたことはないけど。

鍋。火が消えてから食べ始めたのだけど、だいぶ汁が蒸発してしまっていた。ご飯はひが消えてからだけど、鍋はそこまで待つ必要はなかったね。こういうのに慣れていないもので。

見た目も量は多いけど、それ以上に量を感じる。それぞれの素材がよく味が良いので、おなかが満足する。
なので、見た目よりずっと満足感があって、正直最後の方はおなかいっぱいすぎな感じ。持って帰りたいくらい。
鯛のお頭は身を余すところなくしゃぶりつくしたので、食べるのに1時間もかかってしまった。

そうそう、お刺身のところの魚はこんなんだった。
外見とは違い、身はきれいな白身。

これが標準の夕食なんて、上のコースってどんなんだ?
これで税込みで7020円なら破格(食事代だけじゃなく当然宿泊込)。

せっかく海沿いのしまなみ海道、海産物料理はじっくり食べたいから、そういう意味でも1日で走り切るより途中宿泊した方がいいと思った。

大満足。ごちそうさま。

近所のバラ2015年06月02日 16時24分10秒

いやなんか、猛烈に体がだるくて、膝に鈍痛というか深い痛みがあって辛い今日。
あんまりだるいので、気晴らしに近所の薔薇の写真でもあげようかと。

某有名百貨店の創業者の家に咲いているバラ。花は小さめ、直径5センチもないだろう。それが塀の上に咲いている。一番多いのはこの明るい赤から真紅。

他にこんな色とか、
ピンク色、
白色も少しだけどある。

実は写真は1週間位前までのものなので、今はちょっと枯れ気味。京都御苑に来る人は、丸太町駅御苑側出口の信号わたって対岸を見るといいかも。

今年の初ゆり2015年06月03日 06時13分07秒

今年の初ゆりが咲いた。

昨日の内には蕾がパンパンに膨れていたからもうすぐだと思っていたけど、今日咲いた。

この株は山吹色の花が咲くものだと思っていたが、花は白に薄く黄色が入ったものだった。銀色にも見える。折しも雨で小さな水滴が花びらの上に乗っていて余計に輝きが増している。

うちには白馬でもらってきた株が数種類ある。これからしばらく、朝顔が咲くまでの間くらい、ゆりの花が咲く。もうそんな季節。

合掌。

しまなみ海道リターンズ(30)2015年06月03日 06時16分30秒

食事の後は部屋に戻り、明日の計画を立てる。
部屋はこんな感じ。あぁ民宿。やっぱり畳は落ち着く。ホテルは寝られなくて。
TVあり、冷蔵庫なし。
あっ、こたつの上に中身のは入った「えひめのでこたん」が写ってる?殆ど見えないけど。

今日の感じ、および今の足やおしり(痛い!)の調子から考えて、計画してきた通りのコースはまず無理。どこを削りどう変更するか。

とりあえず大三島で行きたいのは「伯方の塩」工場と、出来れば北にある盛港から大久野島;通称ウサギ島には行きたい。ちゃんとうさぎ餌も持ってきてるし。
「伯方の塩」工場は大山祇神社の先なので、去年と同じ道を通るか、盛港を通り北ルートを行くか。また、工場から伯方島に渡る大三島橋に行くのも、山中越えをするか南回りをするか。
とにかく地図を見ているだけでは解らない。

宿の人に聞こうと思い部屋を出るが、受付のような所もないし、食堂にも人が居ない。これだけがこの宿の問題。まあ「明日聞けば良いか」。

荷物の整理などをしてからすぐ寝てしまう。まだ21時過ぎくらいなのだけど、さすがに疲れた。
おやすみなさい。

・・・ということで・・・

ちょっと写真が少ないので追加。

去年は4/29と4月末だったけど、今回は4月中旬。2週間ほどの違いだけど、花は大幅に違った。
前回は藤が満開、八重桜が満開から散り加減、その他の草木に花が多かったが、今回は藤は全然咲いてないし、桜は山桜が散って八重が咲くその間だったし、その他も少なかった。

そんな中咲いていたのがこの草。
カラスノエンドウに近いけど、花が違う。
去年もこんなふうに咲いていた。

去年咲いていた↓これらの花はまだ咲いてなかった。
花を沢山見たいなら、4月末から5月初め、すなわちゴールデンウィーク中が良いかと。

・・・そういえば・・・
今日の大三島の走行軌跡。こんな感じ。
温泉と宿の間は往復している。GPSログ上での走行距離はすでに63キロ。誰だよ、しまなみ海道は自転車で70キロ位って言ったのは(^_^;)

しまなみ海道リターンズ(31)2015年06月04日 06時17分00秒

4/14、2日目。

7時に朝食。早いけど1日を有効に使うためには早起きは必要。

朝食もなかなかに豪華。「ご飯」「香の物」「温泉卵」「納豆」「ヨーグルト」他多数。

昨日の夕食に出てきた、ガラモンに似ている魚の身というか骨がお味噌汁に入っている。これがまたとてもいい味出している。
美味しいので、朝っぱらから、この後自転車で走らなければならないのにもかかわらず、おひつのご飯全て食べてしまった。自宅ではありえないこと。

出発の準備をしてから、考えているコースについて宿の人に聞く。
8時出発予定だけど、伯方の塩大三島工場は9時からなので1時間ある。しかし、盛港経由の島北上コースはかなりきつく1時間では無理らしい。と言うことで、行きは前回と同じコースの峠越えで。ということは、うさぎ島(大久野島)も行けないということになる。残念だが、いずれまたゆっくり行こう。
また、工場から大三島橋まで南回りのルートも考えるも、かなりアップダウンがきついらしく、考えている時間では無理と思われた。また、今日の足の状況ではまず無理そう。なので、帰りも峠越えで戻る。これで大三島内のルートは決定。

峠越え道までの近道を教えてもらい、用を足し、支払いを済ませいざ2日目出発へ。
この近道は地元民しか知らない道だね。こういうのを知ると自転車旅は楽になる・・・かも。

しまなみ海道リターンズ(32)2015年06月05日 06時43分31秒

ということで出発。まずは大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)へ行く。
峠越えの道は去年も越えた道。なので勝手はわかっているが、かなりしんどい坂である。

今回のしまなみ海道では花は少なかったが、鳥は先の紹介のキジを始め、多種、非常に沢山鳴いていた。特にホトトギスが多かった。この時も道端から誰かのきれいな声が聞こえてきた。遠くて肉眼では見えないので、写真で目一杯アップにして撮影してみる。するとこんな子がいた。

もう1羽。文様が異なるので雌雄かもしれない。ホトトギスではない。

道端にはれんげの一種と思われる花が咲いていた。今回の数少ない花の1つ。

峠道は、自転車道は長いが坂は楽に、車道沿いはきついが短い様になっている。去年は全て自動車沿いに走ったが今年は自転車道を選択。だいぶ楽。この看板が一番高いところ。
水色の先は自転車道の印。

ここを越えると長い下り坂。結構なスピードが出る。きつくはないけどカーブもあるし要注意。

しまなみ海道リターンズ(33)2015年06月05日 07時08分00秒

大山祇神社に到着。8:35。宿を出たのが8:07なので30分位かかってる。やはり峠越えはきつかった。
自転車置き場が鳥居の手前から右奥手にあるのでそこで駐めてからお参り。



乎知命(おちのみこと)御手植といわれる楠の大木。もちろんご神木。樹齢2600年といわれ天然記念物である。大きすぎて近寄りすぎると普通のレンズでは全景を撮影できない。
楠は、その名の通り防虫効果のある樟脳が含まれているから、虫の害には強いだろうが、温度的にも丈夫な木なのだろう。各地;比較的温かな土地でも寒くなる土地でもご神木となっていることが多い。椎谷観音堂では樹齢800年以上、尾道の艮神社にもあった。全国ご神木巡りをするのもいいかもしれない。

大山祇と書いて「おおやまづみ」と読ませるのは難しい。しかし、ここの御祭神が「大山積大神」だと知るとさもあらんとわかる。海上安全の守護神であるらしい。

本殿。
折しも朝の詔をあげられているところだった。合掌。

しまなみ海道リターンズ(34)2015年06月07日 06時50分30秒

大山祇神社をゆっくりお詣りして、隣にある宝物殿にも行こうとした。
前回は場所がわからず見られなかった場所だ。源義経奉納の甲冑などがあるらしい、と後でテレビで見て「しまった!」と思った場所。
まだ開いてなかったが、「入られますか?」と聞かれた。が、1000円ということで悩む。また、今(8:55)からここを見ていると伯方の塩工場に入るのが遅くなって、その後の計画にも響くので中止。次回にチャレンジ。実はここで入っていると別の面でも後で「あれ」なことになったのだが、それがわかるのはこの少し後の話。

駐輪場に戻る。山門に対してこの位置にある。真ん前には神田と思われるところがある。

この花がいっぱい咲いていた。

ということで、次は伯方の塩、大三島工場へ向かう。地図を頼りに進むが、また迷ってしまった。
開店前の店の人に聞く。ここでも地図を出してきてくれて教えてくれた。
お掃除されていたところをおじゃまして申し訳ない。本当にしまなみ海道の人は親切でありがたい。

他では絶対に手に入らないような地元発見地図。ここ宮浦地域のほぼ全ての店や主な道が記載されている。中央の赤丸を付けたお店「マサヤ」で聞いた(宣伝)。上の写真は矢印方向。左の赤丸が伯方の塩大三島工場。
ひょっとすると何か隠れたスポットがあるかも知れないので、家に帰ってからじっくり見てみよう。

地元民しか知らないような近道も教えてくれた。そこを通って伯方の塩の工場へ。

しまなみ海道リターンズ(35)2015年06月08日 06時57分07秒

近道は墓場と学校の前を通って行く。学校前にちょっとした坂があってそれを超えると海に出た。これがまたきれいな海。

そして左手、目の前に工場が見えた。

波のない鏡のような海面。内海だからこそありえる風景。

海岸沿いにもう少し走って工場へ。
伯方の塩の工場は民間工場なので行き先看板などがないのだが、手前にあるマーレ・グラッシア大三島は公営なのだろうか、看板が出ている。なので、わからなければこれを目指せばよいだろう。温泉もあるようす。次回には入ってみるかな。

そして工場へ。観光バスも停まれる様になっている。

工場の見学は無料。だからか観光ルートに含まれているらしく、このときも中国人の一群とおっさんの一群が居た。
来るなとは言わないけど、行動に品がないのはどちらも同じ。
(C)おたくら編集局