しまなみ海道リターンズ(48)2015年06月22日 07時01分55秒

まずは村上水軍博物館へ向かう。ずっと海岸沿いの道。途中に見えたこの島、これも城じゃないのかなぁ。
海岸沿いをさらに走った後、山の中に入るところで、モデルコースから外れてそのまま海岸沿いを1.5キロほど行く。それはGPSログからも間違いないんだけど、何かもっと長く感じた。疲労がかなりたまっているからかもしれない。

これが村上水軍博物館。因島水軍城は「城」の外観だったけど、こちらは博物館風。300円。
建屋は3階建てで、2階が展示、3階が展望台、1階はお土産屋。結構広い。因島の倍以上ある。ビデオもあって、村上海賊20分と甲冑の復元16分物。時間的にちょっと厳しいが、休憩も兼ねて見ることにする。なかなか良かった。しかし、薄暗い部屋で座っていると寝てしまいそうだった(^_^;)

因島は結構難しい目の展示や説明だったけど、こちらは小学生にも解る様な展示を目指しているようで、易しい説明が併記されている。これが意外にわかりやすくて、大人にも良いんじゃないかと。実に理解しやすい。どちらか行くならこちらをおすすめする。特に自転車なら、平地で行きやすいし。

3階の展望台からは海がよく見える。いよいよ晴れて、良い眺望。伯方・大島大橋が眼前に見えるのだけど、その手前(中央)に島がある。先ほどの見えてた島だ。

建物の中にあった看板。
小さい方、1本抜きん出た木が目印のほうが「たいざきじま」、大きいほうが「のしま」、合わせて「能島城跡」ということで、やっぱり海軍の城だったようだ。展示を見るとわかるけど、水軍城の遺跡は瀬戸内のそこら中にあるそうだ。

そう言えば、先の見近島では村上水軍の遺跡が発掘されたのだそうだ。たくさんのツボなどが発見、展示されている。昔は人が住んでいたと言うことだ。見近島で「今は無人」と書いた理由はこれ。

休憩を兼ねてしばらく写真を撮って・・・いたいのだが、ここですでに14:50。そろそろ時間的に心もとない。
疲れた体に鞭打って、先を急ぐことにする。


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