カセットデッキGX-Z7100の修理(2)2015年07月01日 06時38分36秒

今度はデッキブロックの解体。

デッキ部前面のプラスチックカバーは予め外しておく。カセットホルダー部左右の軸部をすべて外していく。
右側はこの2箇所。下のはわかりにくいが、スライドするようになっている。

同様に左側。
この時注意すべきは、緑丸の部分にバネがあり、これの引っ掛けもはずさなければならないこと。
外すのは簡単だが、後とで戻さなければならないので、どのように引っ掛けてあったかをきちんと覚えておくこと。
写真をとっておくのが一番かもしれない。

これでホルダー部が外れる。

そうするとデッキ部が、ほぼあらわになる。

その状態での前面はこんな感じ。

修理すべきは右側のピンチローラーの軸。もうすでに見えて入るのだが、実はこれだけ分解してもまだ修理作業は出来ない。

実は1回目はここで断念した。後で「こうすれば出来るのでは?」という方法を思いついたのでこの前に進めたのだが、このときは、その軸を抜くことが出来なかったからだ。

このデッキブロックを筐体から外すには、ヘッドブロックの信号線の取り外しが必須であり、しかもこれが本体下面にある、ネジ止めされた基板の間を縫うように走っているため、その基盤ごと取り外しが必要、とわかった。これはもう私の手が出る範疇ではないと判断、その時は断念した。でも後にいい方法を思いついたわけで、それが次回以降の部分になる。

それにしても最近老眼がひどくて細かいものが見えにくい。メガネつけたり外したりで。外している間に置いてたメガネを踏み抜きそうにもなった。気をつけなきゃ。以前1本それで潰したからな。

(C)おたくら編集局