高尾山2nd(1)2015年08月17日 07時11分32秒

予告編を出しながら、その後しまなみ海道リターンズを書き始めたので間が開いてしまった「高尾山」ネタ。忘れていたわけではなく、始めるにいい機会がなかっただけなのだが、ようやく始めようと思う。

4月末、法事で東京に行く機会があって、そのまま帰るのももったいないので八王子の親戚の家に1泊させてもらって高尾山に行くことにした。

高尾山に登るのは実は2回目。だから「2nd」。前回は妹の結婚式の前日に登った(無謀?)。記録によると1994年3月18日。もう20年以上も経ったのか。その時の写真は1枚もない。僅かな記憶はあるが、ほぼ初めてに近い気持ちで行くことになる。

ここはJR高尾駅。大きな天狗の面の石像がある。でもこの駅は高尾山の最寄り駅ではない。

天狗の面といえば京都は叡山電車鞍馬駅前にもある(8/9撮影)。
天狗なのだから似ているのは当然だけど、眉の太さや耳の長さが違う。

高尾駅からは京王線に乗り換えて、最寄り駅である高尾山口に向かう。
まず京王高尾駅でロッカーへ荷物を入れる。高尾山口駅にもロッカーはあるそうだが、すぐ一杯になるそうなので、ここで入れるのがお勧め。法事の荷物も持って登るつもりだったので、しまなみ海道にも行ったドイターリュックで来ていたのだが、これでだいぶ軽くなる。
しかし、持っていく荷物を入れると言う意味では困るので、最小限に絞り、小さな手提げバッグを親戚にもらってそれで行く。交換レンズ、水筒、いただいたあんパン2つ。お弁当は持って行かない。時間的にたぶんなしでも行けそうだから。腰に付けるミニバッグとこれとで行くが、両手は空かないし、重量バランスはよろしくない。小さな折りたたみが出来るリュックがあったら便利だなぁ、と思った次第。

まずは高尾駅から高尾山口駅へ。一駅。待っていると準特急というのが来た。
関西圏では見かけない種別である。関西都関東では鉄道の作りや雰囲気がだいぶ違う。全国あちこち行ったが、全国的には関西風のほうが多いと思う。

まだ8時半頃だったが、ここ高尾駅ですでにかなりの人。「高尾山はすごい人」と聞いていたがここまでとは。実は高尾から歩いて高尾山口まで行くことも可能なそうだが、今回は時間の関係もあるので素直に電車で行く。でも電車は満員と言うほどにはならなかった。ということは、駅が狭い?

高尾山口駅。改築されてる?
9:15くらい。「えぇ!?」と思うほどの人。京都尾御苑一般公開の時の人出くらい。こんな人数が登っていい山なの、高尾山って?たとえば、箕面の滝なら、これだけの人数が居たら先に進まないかも。

集団で体操している人とか、学生の一群とか、外人もたくさん居る。まさかアニメ「ヤマノススメ」で紹介されてから混み始めたんじゃなかろうなぁ。
→後で聞いたところによると、ミシュランの本に載ったかららしい。のんびり巡るのが好きな者にとっては、どこそこに載ってたから来るとか言うミーハーは遠慮してほしい。
聖地巡礼にもなるんだけど、今回は舞台の写真を撮るのは「ほとんど」しない。それほど見込んだアニメでもないし。

高尾山には複数の登山ルートが設定されているが、登りは6号路というのを行く。まずはその分岐点があるケーブルカーの駅に向かう。が、私の方向音痴の能力がここでも発揮されてしまいいきなり道を間違える。でもすぐ気がついて戻る。それにしても人、人、人。ずっとこんなんで登るのいやだなぁ。
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