府立植物園で梅が見られなかった理由2016年02月24日 10時58分01秒

で、先日の府立植物園で半木神社横の梅が見られなかった理由がこれ。
当日、京都では「京都マラソン」と言う市民マラソンをやていて、それが府立植物園の中も走るコース取りになっていた。このため、それを横切った先にある梅は見られなかったわけ。

実は正門(南門)から入るとまずここで横断が出来ない。ケヤキ道。

で、これを横切るには北門の手前にある横断場所まで行く必要があった。
走るコースを2又に分け、それを交互に切り替えて渡す仕組み。
これでケヤキ道は超えられたのだけど、梅の方はそういうのがなくダメだったと。

このマラソンは基本的には速度ではなく完走第一なので、いろんな人が走っている。中にはこういう人も。
「ウルトラマンだ!」と呼ぶ人が多いんだけど、これは「タロウ」。1人若いお母さんが「ウルトラマンちゃう、タロウや」と言ってて、「なかなか通やなぁ」と思った。他は楽器演奏しながら走っている人と書いたけど写真は無し。

加茂川沿いもコースになってた。

ちなみに、この日の始発から17時位まで、市バスが全線無料になる券が市民には配布されていた。
コースだけでなく、市バス全線で有効という太っ腹なもの。
でも去年は使わなかった。うちの近くの道は市バスが殆ど通らないから使いようがないのである。ところが、今年たまたま外に出てみると、日頃は通らないはずのバスが大量に通っている。そう、マラソンのコースになっている道(河原町通)から烏丸通に迂回してきているのだ。
ならばと、迂回コースを調べ、迂回してきているバスに乗って府立植物園まで行ったわけである。普段なら無理なコースなので、GPSで記録。
バスに乗ってみると、殆どの人は通常コース目当てなので、迂回コースで乗る人・降りる人は極めて少ないし、中には迂回を知らずに乗ってどこで乗り継いだら目的に場所に行けるか運転手に詰め寄る人も居た。私のような迂回上等で乗る奴はごくごく少数派なのである(上記バス券を持っている人は見かけたけど)。

ついでに、こちらも普段なら撮影しないバスの写真。これらのバスは普段はここを通らないので、珍しいのである。
そんなことよほどのバス通の人にしかわからないだろうけど。
ちなみにこの205系統のバスはいすゞ社製で、希少なのだそうだ。バス好きの友人に教えてもらった。

良作アニメ紹介;ゼーガペイン2016年02月24日 15時07分45秒

「ゼーガペイン」
2006年の作品、全26話。
監督は「下田正美」さんで、有名ではないかもしれないけど「セイバーマリオネットJ」「藍より青し」などを作っている。みんな古いけどね。最近ではガールズ&パンツァーのオープニング絵を始め、絵コンテを切ってる事が多いみたい。

この作品はアニメオリジナルのロボット物。実体を持った人類が滅んだ後、量子化された人類と人類を滅ぼした敵との戦いを描いた作品。
量子化された=データ化された人間は不死身なのかとか、時間送り返しとか、無限進化だとかそういうのがテーマになる。ゼーガペインとは「是がペイン=痛み」と言う意味で、テーマからくる痛みをうまく意味する名前だと思う。

なかなか斬新な設定で好き。でも映画マトリックス(1999年)の世界観に似ている気もする。見ているものが現実とは限らないという意味では同じ。まああちらは人類は滅んでないし、戦うのは基本的にコンピューターの中での仮想の人間だけど、こちらは実体を持った人間は滅んだ後、戦うのは現実の世界でロボッ トでなので舞台が正反対である。人類の復活劇という意味では同じ?いや、マトリックスは「命がけでバグを直したプログラマーの物語」(T_T)なので違うか。

人物造形は良いと思う。ロボットの造形が直線的でイマイチという人もいるようだけど、あえて狙ってるんだろう。
リアルじゃないけど、ロボット物として秀逸な1本。

それにしても自分の語彙の少なさが嫌になるねぇ。もっとうまく紹介したいんだけど。
(C)おたくら編集局