早春の草花展より2016年02月29日 07時57分28秒

京都府立植物園でやっている早春の草花展より。

チューリップ。

水仙の一種か。

マーガレットの1種か。
色違い。
温室の中は一足先に春になってて暖かく、美しいかった。

・・・ところで・・・
どうにも吐き気というか嗚咽感が続くので見たら、喉に腫瘍が見つかってしまいました。
良性か悪性かは現時点ではわかりません。
急に更新が途切れたら、何かしらあったと察していただけると良いかと。
ただし、3/2~3はこれとは関係なしに更新できません。

良作アニメ紹介;十兵衛ちゃん2016年02月29日 08時12分13秒

「十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-」。大地丙太郎(だいちあきたろう)監督。
1999年の作品で全13話。

突如、2代目柳生十兵衛に選ばれた女の子「菜ノ花自由」。その、十兵衛に恨みを持つ一族と戦う一方、「自由」の苦悩を描く。
大地監督らしいギャグを交えながら、シリアスな部分もあって見せてくれる。

大地丙太郎監督といえば、たぶんNHKの「おじゃる丸」が一番有名と思うけど、この作品とか「すごいよ!!マサルさん」
、最近では「ポヨポヨ観察日記」「神様はじめました」などを作っている。ギャグを全面に出す作品なら見たら一発でわかるし、それを前面に出さない作品でも何となく作風で分かる。たまにギャグを封じた作品もあるらしいけど、個人的にはそういうのはちょっと苦手。
私が初めて知ったのは「マサルさん」。衝撃的だった。初めてDVDを買ったのもそうだったかもしれない。出張中、秋葉原で見つけて買ってしまった。そういう思い出。

この作品は5年後の2004年に続編「十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-」が作られている。
こちらも全13話。
前作で十兵衛から開放されたはずの自由に再び十兵衛に成ることを迫る者、シベリアからやってきな謎の刺客との戦いを描く。十兵衛に成ることを頑なに拒み続ける自由が、最後は十兵衛の呪いを完全に解く。ホロリともさせる。

実はアニメで正確な刀さばきや殺陣が描かれることはそれほどない。面倒だからだ。ところが大地監督は十兵衛ちゃんの後の「風まかせ月影蘭」のような完全な時代劇を含め、かなり正確な剣術を描いている。十兵衛ちゃん2にもそれが活かされていて、迫力がある殺陣回しになっている(十兵衛ちゃんではそうでもないかも)。これは登場人物の一人を演じていた名塚佳織さんが自身でも剣術を習い始めたという言葉でもわかる。

そういえば、この作品、1作目と2作目で主人公の声を担当している声優さんが異なる。最初は小西寛子さんで、後が堀江由衣さん。声質は似ているので違和感はあまりないけど、なぜ?と思った。小西寛子さんといえば、当時主人公声を多数演じていた声優さんだが、ある時から急に出なくなった。この辺りの話はWikipediaにも書かれていないところを見ると、業界で一種のタブー視されているのかもしれない。一応それとなく知ってるけど、本人というより、周りの問題。そのとばっちりを受けたというところか。名作ゲームGRANDIA IIでも主人公の声をされていただけに極めて残念。おそらく、これ以降声優さんの扱いというか事務所との契約関係が大幅に見なおされたんじゃないかと思ったり。
後援会などでナレーションを務められていたとも聞いたが、最近は歌手として活動されているらしい。また声優されると良いな。

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