観桜祭;お茶席 ― 2016年03月27日 11時38分26秒
昨日は京都光華高校・中学の茶道部。
掛け軸は「日々是好日」。禅の、浅学な私でも知ってるくらい有名な言葉。生け花は椿。
お菓子はこちら。練り物というのかな。なんか食べたことがある味だと思ったら、八つ橋だった。聖護院八つ橋謹製。
席。実は前回は一番だったけど、今回は一番最後になった。席順じゃなくてお茶が配られる順番。最初の2人は実際にその場でたてられたお茶を、あとの人は別途いれられてお茶をいただく。でも私が飲んでいる間に終わりの挨拶をされてしまって「どうしよう?急いで飲まなきゃだめ?でもこのお茶って、一気に飲めない」と言う感じで焦った。
雰囲気的に写真もほとんど撮れずに残念。
この席で「始まるのが10分遅れてる。ちゃんと指導せないかん」とか「声が聞こえん」とかいうおっさんがいた。作法から見てお茶の心得はあるようだったが、どう判断すべきだろうかと思った。
昔ならこういう人は居たし、言っていることはまあ至極まっとうではあるけど、「頂きに来た」側からするとそれは言うべきなのかどうかと。
・・・
こちらは今日の府立鴨沂高校茶道部。
お菓子はこちら。
で、この落雁。これは鴨沂高校独特のものらしい。何でも木型から起こして作ってもらっているのだとか。
現在学校は建て替えのため一時鞍馬口の方に移転というか校舎を借りているらしいが、本来は旧新島襄邸宅というか廬山寺よりちょっと南の「鴨川のほとり」にある。
ちなみにこの高校、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」に登場した「京都の女学校」は、ここの前身「京都府高等女学校」のことらしい。ドラマは来週で終わるみたいだけど。
こちらでは、野点の実演をしながらも、お茶自体は全員別途いれられたものが運ばれてきた。実演を見ながらいただくという趣向である。
お茶はこちら。今日は写真が撮れた。
お茶碗はなんかかわいい。うさぎ模様。色合いから見て、自作かもしれない。
今年の観桜祭の御茶会はこれにて終了。いや、今日は13時まであるけど、これを読んでいる人はもう間に合わないかな(^_^;)。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://otakura.asablo.jp/blog/2016/03/27/8058220/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。