鳥羽水環境保全センターの藤(後編) ― 2016年05月03日 06時14分40秒
水環境保全センターというのは、わかりやすく言えば下水処理場。
施設見学も出来る。ここは藤棚に近い所にある最終沈殿池。
さすがにこのあたりの水はきれいなので臭うことはないけど、一番最初の処理池はそれなりに「香る」。
さすがに強烈なのでしばらく鼻に残ってしまうので要注意。写真見ただけで思い出してしまうほど。そんな池の中にアオサギが!天敵は居ないだろうけど、餌もないと思うので出た方がいいよ!いや、下水に餌となる食べ物を流すような奴が多いのかなぁ・・・。
閑話休題。
白藤とクマンバチ
ツツジも少し咲いていたのだけど、変わった花を見つけた。
こんなのもあるのね。
こちらは桜・・・ではないのかな?入り口近くにあった花。
見たときは「今頃満開になる桜があるんだ」と思ったけど、写真でよく見ると形が違うような。
葉っぱは似てるので近い種類だとは思うけど。
この日は消防に関する展示も多くて、これは震度7体験機。
見るからに恐ろしい揺れなのがわかる。乗ってみようかとも思ったが、今の腰の状態でこれに乗ると潰れるの必至な気がしたので断念。阪神大震災は体験してるから、一応わかっているつもりだけどね(この実験では横揺れしかないけど、阪神大震災では最初に縦揺れがあったのでちょっと違うと思う)。敷地内では熊本地震への募金もやっているので、地震の恐ろしさを知った上はぜひ。
これも入り口近くにある池。使われているのは当然処理された水。
鯉でも居れば尚良かったのだけど。
ということで、水保全センター内の話はおしまい。
ところで、今回は自転車で行ったけど、家からちょうど1時間かかった。約9キロ。帰りは竹田駅も寄ったので往復で20キロ程度だけど結構堪えた。しまなみ海道では100キロ走ってるくせにねぇ。
坂がなくても町中の方が数段きつく感じる。やっぱり景色と空気の悪さ、それに信号による停車が多すぎるせいかなぁ。京都はチャリには走りにくい場所だわ。危ないし。前見て予測運転しないで突っ込んでくる馬鹿もいる(そのくせこっちに難癖つけてくるからたちが悪い。動画で顔をバッチリ撮影してあるから公開してやろうかと思ったけど我慢)。
走行地図。今回は大宮通をとことん下った。二条城から東寺を越えてさらに南まで。
大宮通は、四条より北は細い道路だけど、四条からは大きな道に変わる。知らなければ同じ道とは思えないほど。でもなので四条より前は車道沿いに走るので走りにくくなるのだけど、京都駅のある七条を超えて南北をまっすぐ貫く道路はこれしかないので仕方ない。そうでなくても私は猛烈な方向音痴なので、曲がって進むのは極力避けねばならないから。今回もセンター近くで迷ったし。
帰りは城南宮と竹田駅に寄ったのでこんな走行経路になっている。なぜ寄ったのかはいずれまた。GPSは生きる糧(今のところ嘘)。
(おわり)
京都迎賓館(5) ― 2016年05月03日 06時15分00秒
和厨房。さすがに広いと言うべきか、これでも人数を考えると小さいとみるべきか。ここは今回初公開。
以前京都迎賓館での様子を写したNHKの番組を見たことがあるのだけど、その時にも写っていた。あの番組録画してたかなぁ。あったとしても見つからなければないのと同じ。
ここは桐の間。まさしく和室。24名までを和食で接待する部屋。
写真から数えるに42畳ほどか。右手には香炉とかが見える。先の和厨房はここ専用の厨房。24名分なのであの広さでも行ける。ちなみに、藤の間の用の厨房はあの地下にあるそうな。
真ん中の机は長さ12メートルにもなる。木材としては3枚合わせてあるらしいが、漆塗りとしては1枚もの。これだけの大きさのものはもちろん日本でここだけ。出来上がった時には職人さんの手が腫れ上がったという力作。
こちらは前回の展示。今回だいぶ省略されているのが解る。
前回は掛け軸は3本に生花が飾られていた。
そして手前に熨斗飾り(のしかざり)も置かれていた。
「熨斗飾り」は「めでたさと、相手への敬い、最大級の喜び」を表現するものだそうで。結納の時にも持って行ったっけ?
椅子はたぶん漆塗りで後ろには蒔絵が施されている。
手書きだからか、1脚1脚異なるそうな。
横の縁側。障子を開けると池が見える。
ちょっとこの位置からは解りにくいけど。上の写真から奥手に僅かに見えている。
ところで、ここの畳をよく見ると中央付近に色が変わった部分が見える。
これは「中継表」(なかつぎおもて)という技法で、昔い草がまだ長く成長させられなかった頃、2本を継いでこの長さにした時の名残を再現している。現在は1本でこの長さが出せるのだけど、迎賓館建築時にこの技法を持っている人が1人しか残っていなかったため、その技法を伝承するためにも迎賓館内の畳は全てこの技法にしたらしい。い草も広島県の方で特別栽培したそうな。現在では中継ぎ畳は入手しやすくなっているそうで、会館から10年経過してそろそろ表替えをするけど、入手が用意になってくれて助かるそうな。
追記:
後で見たDVDによると、「い草の一番いいところだけを使うため」と言っていた。宇草の種類の違いと最良の部分という2つの要因があるのかな。
上の椅子の後ろの蒔絵やこの釘隠しには五七の桐があしらわれているが、これは日本国政府の紋章。

明治時代から使われており、この京都迎賓館自体の紋章でもあるそうな。
桐の間手前の部屋。
実はここはお客が入る場所ではなく、芸姑さん・舞妓さんが演じる場所。最初は右手のふすまが閉じられており、ここで準備が整ったらふすまが開くという志向。その時はきり金部分も開くそうだ。
ところで、「芸姑」と「舞妓」の違いがわかるだろうか。わからなかったので調べたところ、普通は20歳前後までが舞妓で、その先が芸姑になるらしい(ただし、この世界に入った年令によって若干変わる)。
それは別として、見た目の違いは、舞妓さんは地毛を結いかんざしをつけるのに対し、芸姑さんはかつらでかんざしなどもあまり付けないのだそうで。着物も前者は色鮮やかで派手の振り袖、帯は長いもので下駄を履く。後者は黒か無地で普通の着物の帯に草履を履く。要するに若くて派手なら舞妓、落ち着いてたら芸姑と見分けられそう。
あと給金にも大きな違いがあって、舞妓はお小遣い制=給料制、芸姑は自営業だそうで。
京都には多くの舞妓・芸姑さんがいてはるが、私のような庶民ではかそのお姿に出会うことも少なく、まして遊ぶなんて絶対にないわけで、一度くらい見てみたいかも。せめて、写真の展示があればよかったなあ。
「良いではないか、良いではないか」(^_^;)
しまなみ海道3「魂は燃えているか」(23) ― 2016年05月03日 06時16分50秒
瀬戸田で行くはまずは玉木商店へ。前回カラスにやられた手羽先を買うため。
なぜか今回玉木商店の写真を撮るのを忘れてた。なので動画から抽出。
駐輪するのはこの位置、店から道路挟んでとい面にある駐車場内。
Lを買おうとしたけどMしかないと。380円(Lは390円)。でも横に居た台湾のカップルにはLで売ってたような。予約分だけあった?
チキンも写真を撮り忘れてた。なので袋だけ。
今回もここでは食べずに宿でか、もしくは家に帰ってから。いずれにせよ、今回は袋に入れっぱなしでかごに入れておくような愚は犯さない。
そのカップル、メンチカツを食べてた。近くに美味しい「かもしれない」メンチカツの店があるそうな。一応調べていたんだけど、店が見つからないし、それほど食べたいわけでもないので探さず次へ。評価も「おいしい」と「そうでもない」に二分されているようだし。とにかく時間が惜しい。
次に探すのは梅月堂という店。レモンケーキというのが美味しそう。
耕三寺の真ん前にあるらしい。ということは耕三寺を目指せば良い。
はたして店は本当に耕三寺の真ん前にあった。
去年行ったたこ飯の店のすぐ近く。
箱入りの写真とか味については後日。
棒シュークリームも美味しそうで買うかどうか散々悩んだのだけどやめておいた。今のお腹の調子や、夜の食事のことを考えて。次回のために何かしら残しておくことは重要である(嘘)。次回がいつになるか解らないけど。
梅月堂の隣のお店の前に丸ポストがあった。
全国丸ポストめぐりも進行中。結構残っているのかな?
次に向かうのは高根島橋。
京都迎賓館試験一般公開;2016-5-3 ― 2016年05月03日 10時21分56秒
今朝も京都迎賓館の一般公開の整理券をもらいに行った。
今朝は前回より2時間近くも早く、8時20分頃には並んだのだが、もうすでに前回の10時過ぎより長く見える行列が。
私が並んだ後もあっという間に行列が伸びて、9時からの配布が始まってすぐに打ち止め。GWに入館したいなら、
「9時半では遅い」
ので、余裕を見れば8時45分までには並ばないと。
私で13時からのがようやくもらえる位(もらったのは写真の通りもっと後のだけど)だから、もっと早い時間帯が欲しければ6~7時位から並ばないと。初日も多いと思ったけど、今にして思えば少なかったのね。
明日からは+500人され2000人になるけど、並ぶ時間としてはそれほど変化はないかと。
これから行こうという人は、くれぐれもご注意を。
あと、子供連れで並んでいる人が居たのだけど、
小学生以下は入館できないので注意(小学生じゃないの?というような子供はいるけど、きっと中学生なのだろう^_^)。
スーツケースなども持ち込めないし、御苑内にはコインロッカーはないので予めホテルか地下鉄の駅などで預けてくるように。
お年寄りにはつらいかも知れないけど、杖、手押しカートなども不可のはずなのでご注意を。車いすはどうだろう。一応入口前では見かけたけど、中では見かけてない。
さらに、館内にトイレはないので用も済ませてから来ること。ちなみに、迎賓館入り口より南西に御苑のトイレがある。
今後もずっと公開されるようなら、うちで手荷物預かりでもしようかな。1時間500円でどうだ?
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