しまなみ海道3「魂は燃えているか」(28) ― 2016年05月08日 06時03分52秒
更に走って多々羅大橋へ上がる坂道のたもとで休憩。去年トイレ行った場所。垂水港から10分。
荷物もおろしてちょいと休憩。
ここにもカカシが居て、みかんもあったので今度は食べる。
なんか味が薄い。やはり味覚がおかしい。
→後日持ち帰ったのを食べたらおいしかった。温州ミカンより甘みが濃い感じ。やはりこの時の味覚はおかしくなっていた。
坂を登って多々羅大橋へ。
途中にある国産レモン発祥の地の石碑。輸入レモンに押されて一旦は途絶えたものが、ポストハーベストの問題から復活した経緯が書かれている。冷凍が効かない食物は国産品に限る。
ついでに書けば、どんな食品であれ日本企業の管理下にない中国産は食べると危険。
そこからは橋も、半分だけどよく見える。
ぐるぐる回りながら登って橋に到着。
途中「鳴き龍」の場所で録音する。去年、カメラの動画機能ではダメだったので、今回はボイスレコーダーを持ってきた。さてどんな感じに録音できるか。
2本ある橋脚、どちらでも行ける=2箇所ある。
帰ってから聞いた結果。
カメラよりかはずっと良いが、風切り音がひどくてよく聞こえない。
後処理で完全には取りきるのは無理ではあるが、なんとかならないか調べ、音声編集ソフトのAudacityで処理してみた。
(1)音声を聞き、風切り音のみの場所を範囲選択する
(2)エフェクト~ノイズ除去~ステップ1;ノイズプロファイルの取得
(3)音声全体(もしくは処理したい部分)を範囲選択する
(4)エフェクト~ノイズ除去~ステップ2でパラメーターを調整し、プレビューで結果を確認した後、OKで処理。
これでだいぶ綺麗になった。
もしくは、「エフェクト~High Pass Filter」で1000Hzで処理するだけでもだいぶ軽減される。風切り音は低域に多く含まれるからだ。
SONYのSoundForgeという有料ソフトも使ってみたが、風切り音除去に関してはAudacityの方が上。というか、私程度の利用ではAudacityで十分でかつ使いやすい。プロ用はとにかく取っつきにくい。
やはり根本対策は風切りスポンジ(ウインドスクリーン)などを付けることである。
何回か叩いた中で、それらしく聞こえる部分があったので、そこを切り出しておいた。余り強くたたくとレベルオーバーでクリップされてしまう。耳にもうるさい。でも小さすぎると反射が聞こえない。このあたりの力加減は難しい。また機会があればその時こそは。
この音については現在公開方法がないので私のは未公開。こちらに公開されているのがあるので聞きたい人はどうぞ。

この2本の柱の間で音が反射し続けてこのような音になるみたい。でもこの音の現象は、科学的になぜそうなるかはわかっても、ここは意図して作ったものではないそうで。偶然の産物。
蹴上浄水場つつじ2016(4) ― 2016年05月08日 06時08分00秒
第二最高区配水池を後にして第一高区配水池へ。ここは現在工事中。
去年から↓こんな感じで工事が開始されていたが、
今年は建物が移動されて絶賛大工事中である。
持ち上げて、レースの上を移動させてこちらに退避。
このレールは新幹線で使ってたものの再利用だそうで。
反対側の建物も移動中。
こちらは2年前の同建屋。
普通ならこんな面倒なことしないで取り壊すのだろうけど、これらは明治45年建築の、日本初の急速ろ過式浄水場のものだから残される。建築以来100年以上、当時の施設で残っているのがこれらだけなのだそうな。
こういう元の建物を移動する方法を「曳家」(ひきや)工法という。元の建物を解体・分解せずに移動する方法で、歴史的建築物の保存工事で使われる。JR東京駅や奈良駅でもやったんだとか。移動先の地盤を十分な硬さにするとか、いろいろと手間はかかるみたい。
一旦これらを移動しておき、十分な容量にするため拡大し、また戻すという、3年かかる工事で、来年竣工の予定。
最近のコメント