しまなみ海道3「魂は燃えているか」(42) ― 2016年05月22日 05時38分49秒
この島には今は野生のうさぎがたくさんいる。
もともと小学校で飼われていたものが放たれて増えたのだそうな。島には他に天敵が居なかったので増えたのだろう。700匹以上いると言われている。
島に着いて船から自転車を進め出ると、早速うさぎたちが寄ってくる。まさか持ってきたうさぎ餌のにおいを嗅ぎつけて?でも餌は密閉袋に入れている。
リュックをベンチにおいて餌を出すと、うさぎが一気に寄ってきた。近くに居た子はもちろん、かなり遠くからも駆け寄ってくる。わらわら。埋もれそうなほど。
最初はこれくらいだったけど・・・
徐々に増えて・・・
まだまだ増えて・・・
あっという間にこの通り。
きゃー!

写真(上の写真だけじゃなくて回りのも含めて)で数えると、1,2,・・・28匹は写ってる。
まさに「うさぎ天国」。いい年こいたおっさんが、一人でキャーキャー言いながら餌をやって囲まれていた。
そのうちリュックも占領された。
幸せ(^_^)/。
ちなみに、うさぎに餌を持って行こうという人は、市販のうさぎ餌が一番だけど、ないなら、食物繊維の多いほうれん草とか小松菜が良い。人参やリンゴはもちろんキャベツもよく食べる。キャベツは芯より葉っぱの部分。白菜はあまり食べない。お菓子はあげてはいけない。うちはうさぎ飼ってるから、持って行ったのは良い餌だけどね。
続とんぼ池;初夏の公開(前編) ― 2016年05月22日 06時19分47秒
翌日のとんぼ池。またカエルを探しにやってきた。
でも最初はモノサシトンボ。
綺麗に撮れた。
葉っぱに乗っていた子。こういう体勢でいるのを見たのは初めてかも。
お腹が膨れているからメスかもと言われたけど、鳴いていたからオスかも。モリアオガエルの鳴き声はまわりで盛大にしているけど、鳴いている姿を見たのは初めて。喉が結構膨らむ。
体の文様は生涯変わらず、個体識別に使えるのだとか。でもそれをするためには捕獲して水槽に入れて360度見る必要があるので、今回はしないと。
で、その見つめる先にいたのがこちら。
吸盤がはっきり見える。
これはオス。腰が骨ばっているのが特徴的。
オスは小さいのでこのサイズで目いっぱいくらいらしい。
さて、池の中に立つこの竹。
よく見ると誰かがいる。
おや、こんな所にカエルが!
残念ながらこれを見つけたのは私ではない。でもよくこんなところにいるの気がついたよなぁ。岸から手を伸ばしてカメラを差し出して撮影するのがやっとの場所なのに。奇跡の1枚。
体についているのは池に浮いている水藻。文様ではない。
そういえば、モリアオガエルによく似ているシュレーゲルアオガエルというのがいるらしい。ここにも。「なんかちょっと違うなあ」と思った人がその筋の権威のシュレーゲル博士に送ったところ「違う種」とわかった。で、その博士の名前をとって「シュレーゲルアオガエル」となったらしい。だから、名前は外来っぽいけど、外来種ではない。
見分け方は、指の間の水かきと眼の色らしいけど、実際見比べないとよくわからんなぁ。一度会ってみたい。
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