しまなみ海道3「魂は燃えているか」(48)2016年05月28日 06時41分23秒

休暇村からまっすぐ海まで行き当たった場所の風景。
ここが島内で一番きれいに海が見える場所(展望台を除く)。

島は、南と西側半分が平坦、北からが急な坂道となる。そのまま東側に回り、それをのぼり切るとしばらく緩いアップダウンで、桟橋に近づくと一気に下りになる。おおざっぱに言えば、平坦部は海沿いで風光明媚だが、山間部で景色はほとんど見えない

まずは西の海岸沿いを北上する。

この島は第2時大戦までは毒ガス製造をしていたので、それに関する施設跡や、さらに昔は要塞だったようで砲台跡などもある。

毒ガスは終戦時に焼却処分されたそうだが、未だにその痕が残っている。

壁が真っ黒に焦げているのだ。いかにすごかったかを物語る。

平和が一番だが、近隣国に対する敵対教育をするような国家が存在し、しかもそういう国に世界がお金を与えてしまった結果暴走している現状がある以上、防衛力の維持はやむを得ない。世界はかくも難しい。

北に向かうと急に坂となる。
結構きつい。GPSログで見ると700mで30mほどしか登ってないので大したことはなさそうだが、現場で自転車に乗るとそれ以上に感じる。

こんなところでもうさぎがいる。
島中いたるところにいる。密度は港周りが一番高いが。

地面も穴だらけ。
ここにいるうさぎはアナウサギという種類だけど、その名の通り穴を掘るのが大好き。かなり硬い地面でも平気で掘り進む。うちの家では、スコップでは掘れないような硬い地面の下を何メートルも掘っている。うちの家は遺跡の中だからなのか、いろんな陶器の破片も出てきたりする。名発掘屋うさぎ。お宝でも掘り出してくれるとありがたいんだけどね(^_^;)

しばらくは坂を登り続ける。

(C)おたくら編集局