京都御苑の梅2018;3/102018年03月11日 07時27分22秒

京都市内の10日は快晴。陽に当たると暖かいけど空気が冷たく外に長居はちょっとつらい日だった。そんな感じだったが、土曜日が晴れたのは久しぶりなので意気揚々と梅を見に行った。

出水口から入ったところにある梅。先週は咲いてなかったはずだから一気に咲いた。
ここだけでなく、御苑の梅は一気に咲いた感じで、一部はすでに満開。しかし、ばらつきも大きくてまだつぼみしかない木も少なからずある。

これは先週からあまり変わらないけど、白の方の花が増えた。

出水の小川沿いの梅も一気に満開へ。



梅林の中も咲き始め全体的に色が濃くなってきた。
まあ、先週までは曇りがちだったのが今日は日差しがいいので余計にきれいに見える、というのもあるとは思う。写真は、カメラの撮影モードをAutoから花モードにしたので、ちょっと記憶色に振られすぎているきらいはある。空はこんなに青くない。

とはいえ、よく見るとまだ3部にも至ってない木も多い。

梅の花は密集して雄しべが長く飛び出ているような花が多いけど、
中には大輪で1輪1輪が美しいのもある。
梅は色の違い、花の形の違い、香りの違いなどいろいろと楽しめる。今日は風が強くて香りは飛んでしまってたけど。

こちらは御苑南西にある宗像神社北の紅白梅。
この前にも陣取って動かない爺がいて迷惑。行動が鈍いなら、まずは木の前からどいてから作業しやがれ。「自分の行動が他人から見てどう見えるか」、そのことを常に意識しながら行動できないやつはすべからく「お子様」。一人で来ずに親御さんと来てね(#^ω^)。

御苑南にある黒木の梅。大正天皇ゆかりの梅の木だ。御苑の梅の木の中でも一際大きい。

この木の花はちょっと変わっていて、八重桜のようにいくつかの花がまとまってぼんぼりのように咲く。
一輪一輪の花も大きめ。色も相まって目立って美しいので、天皇が好まれたというのもわかる。

ということで、御苑の梅は一気に満開へ進んだ感じだけど、ばらつきも大きいし、京都の気候自体も暖かいと思ったら、今朝はまた2度まで下がったりして変動が激しいので、この先どういう先具合になるかは読みづらい。でも、これから少なくとも2週間ぐらいは見頃じゃないかと。そのうち桃も咲いてきそうだし、早い桜もちらほら咲くかもしれない。今年の京都御苑はおそらく梅・桃・桜の揃い咲きが見られるのではないかと。



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