似非しまなみ海道物語(6)2018年05月01日 05時05分54秒

ソメイヨシノは当然もう散っていたけど、八重が満開。山頂までまだ1.6キロ。

地面には雑草も多く花を咲かせていた。これはなにかの白い花。
他では見たことがない。

この白い花はさっきの自転車の休憩場所の下にだけあった。
ごま系で、これの紫の花のはよく見かけるけど、白は初めて。

・・・

唐突に山頂したの駐車場に到着。

この間、一眼レフはしんどくて撮影できなかったのだけど、実はアクションカメラも映像がない。どうやらSDカードの容量いっぱいで切れてしまってた様子。まあ、同じルートを下りも通るとはいえ、惜しいことをした。SDカードの交換タイミングは難しい。前のアクションカメラと同じ32GBで大体4時間で交換だと思っていたら、新しいものは画質が言い分時間が短くなっているようだ。3時間15分位。それでもまだ大丈夫だと思ってたんだけど。今後も欠けているところがあるかもしれない。整理する段になって気がついてもなぁ。

自転車はここに置いて、残り少しの坂は歩いて登る。
降りてきている人は、今回唯一すれ違った自転車。ちなみに、唯一すれ違った自動車は、老人会かなんかのワンボックスだった。

最後、展望台までの少しの間はこの坂を登る。
右手は全部桜だから、咲いている頃にはさぞかし見事だったろう。

登りきったところに石碑と八重桜がある。
この前に立って記念撮影でもしたかったところだが、三脚は持って行ってないし、カメラを置く台もないのでこれで。よく見ると桜の奥に多々羅大橋が写っている。肉眼で見ると視野が広いのでもっときれいに見えていた。このあたりが写真の限界。

そしてこれが展望台。
最後の力を振り絞って階段を登る。

・・・

GW中、しばらく田舎に帰るのでここの更新はお休みします。通信関係が一切ない環境なので。

似非しまなみ海道物語(7)2018年05月07日 05時56分35秒

到着!!11:48。空が青くて広いぜ!!!
港を出たのが10:30ぐらいだから、1時間20分かかったことになる。遅いか早いかわからない。よく頑張った。

377.6m。これだけ見れば高く感じないかもしれないけど、海抜0mからの自転車での登坂だったわけだから、我ながらすごい。よく途中で音を上げなかったことだ。

ほんと360度の眺望が望める。最初正面に見たのがこれ。もうこれだけで疲れが吹っ飛ぶ。

360度パノラマ写真。

2つ上の写真の島はこの中央。
広い視野を無理やり2枚に入れ込んだからちょっと解像度が低くなっているので美しさがどれだけ伝わるか。これは現地で見てほしい。本当に素晴らしい景色。これは頑張って登る価値がある。

生口島全景。右の生口橋から左の多々羅大橋まではっきり見える。
今日この後走るのはこの正面の海岸沿い。

この方向は上島町。

前回走ったゆめしま街道の橋2本がよく見える。
手前が生名橋、奥が弓削大橋。

自撮り。今回カメラにはあるものを付けていたのだが、そのために水平が取りづらく斜めになってしまった。
私の写真は極めて少ないので貴重?

似非しまなみ海道物語(8)2018年05月08日 06時37分31秒

名残惜しいが出発することにする。12:08。
20分ほどいたのか。もっと長く居た気がした。

次の目的地は右手に見える多々羅大橋の横の多々羅しまなみ公園。
あっ、その前に昼食に行かなきゃ。岩城港。

展望台2階はこんな感じ。晴れている日にわざわざ入る必要はないと思うけど。

もう一度石碑の前で撮影。今度は生口橋がよく見える・・・かな?

下り坂は、階段はあるのだけどほどんど見えない。

最後のこの上りは、疲れ切った体には結構きつかったね。
そうそう、ここにも書いてあるけど、展望台のところにはトイレはない。この駐車場か、その下はこの看板のとおりちょっと離れている。要注意。

土手にはたくさんのすみれが咲いていた。

まさしく群生。

ちょっと下ると脇道があった。
登ると見晴らしのいい場所があった。

この方向だけなら展望よりこちらのほうがより近くに見える。

自転車とともに1枚。
ちょっと画角が良くなかったか。
これから先はしばらく下り一方だから楽なはずだけど、この自転車は一番重い段が抜ける。抜けない段を探しながら下っていく。

似非しまなみ海道物語(9)2018年05月09日 20時30分00秒

下りは余裕があるから桜にも目が行く。
残っているのは八重で、山全体から見ると一部だけなのだけど、それでもきれい。

ツツジも多く咲いている。

ひたすら下りで気持ちいい。スピードが出すぎるので気をつける。
登ってくる車や自転車はないと思うけど、気を抜いたらだめ。

さて、今日のお昼は、島の一番南にある岩城港の横にある食堂でレモンポーク丼というものを食べる予定である。

行きに見た、休憩した分かれ道で岩城港方面に向かうわけだ。ここ。
ところが、調子に乗って降りているうちに通り過ぎてしまった。気がついたのは例の鳥居の横を過ぎたあたり。でももう引き返して登るのは絶対に嫌なのでまずは降りきることにした。

ということで、一番下の休憩所に到着。12:36くらい。
上の写真と同じように見えるけど、それは建屋が同じデザインだから。

さてどうしよう、お昼。
ここで案内本を開いて検討する。島の西岸を走って岩城港まで行くか、それとも小漕港から生口島に渡ってどっか探すか。
散々悩んで下した結論は「生口島に行く」。その南岸にバス食堂というのがあるらしい。それもなかなかそそられるのでそちらにしよう。小漕港は近い。

小漕港は最初に登山道に向かって曲がったところを真っすぐ行って杉を北に走るようだ。

ところが、いくら走っても北に行く道が出てこない。

結構長く走って気がついた。「どっかで行き過ぎた」。

地図を見るに、もう岩城港に行くのも小漕港に行くのも大差ない所まで来ている。実際には岩城港なら往復が必要なのだが、ここまで来たらもう行ってしまえということで、岩城港まで行くことにした。

後で調べてわかったのだが、小漕港への分かれ道はここ。
登山道へ曲がるところから50mも走らないところですぐ右折すべきだったのだ。道路標識が反対しかないのでわからなかった。実は岩城島の標識は一方しか向いてないところが多かった。さっきの坂道途中の分かれ道もそのせいで行き過ぎた。島の人にお願い。「両方向から見えるようにして!」ほんと、方向音痴からの切実な願い。

しかし、この自転車のギアが抜けること抜けること。岩城港までの道は平坦なところが多いので、重いギアを使いたいのに使えない。だいぶ走行効率が悪かった。

今日は快晴で空も青いし海も青い。景色もいいし、気温も低くなく高すぎずで本当に自転車走行にはもってこいだ。
港らしくなってきた。向こうに見えるのが岩城港かな?

あった、到着。13時ちょうど。

振り返ると建屋があって、どうやらこの中に目的の店があるようだ。

それにしても「青いレモン」とはどういう意味だろう?そういう種類があるのだろうか。見かけなかったけど。

似非しまなみ海道物語(10)2018年05月10日 05時53分07秒

これがリモーネプラザという所らしい。
その中にあるレモンハートというお店が目的地。入って右手ね。

そしてこれがレモンポーク丼630円。
簡単に書けば御飯の上にキャベツ、ベーコンのような豚肉、さらにその上に目玉焼きを載せた丼。
味付けにレモンと醤油がかかっている。美味しいよ。これでこの値段なら文句のつけようがない。

食後に中の売店でお土産を買う。いわぎ物産センター売店。あぁ「いわき」じゃなくて「いわぎ」だったのね。
岩城島といえば芋けんぴ。これは外せない。
しまなみ海道のあちこちで売っているから何度も買っているが、初めてその原産地に来たわけだ。いや、来たかったというべき。写真はだいぶ食べてから思い出して撮影したので少ないが、元々は袋いっぱい入っている。これで360円とお買い得。美味しい。今まで食べた芋けんぴの中では一番。

もう1つ買ったのがこれ。
ちゃんと地元産。
酸っぱさと甘さが絶妙。酸味のほうが強い。310円。これは初めて見た。ここでしか売ってないのかも。超オススメ。

再び小漕港へ向けて走る。
途中にあった源平の、これは桃?

海向こうに生口島が見える。海が青く海岸もきれい。

お土産はとりあえず袋に入れてもらってこんな感じでハンドルに掛ける。
本当はもっと買いたかったんだけど、これ以上増えると持って帰るのが大変だから。お土産のことは毎回課題になっているが、まだ未だいい解決策がない。自分の自転車ならかごとか付けるんだけど。とりあえず今日の宿で少しリュックを片付けて入れられるようにしないと。

こういう海岸沿いの道を走っていく。
走ってみたいでしょ?さあ、アタナも来年はご一緒に(^_^;)

そして先の曲がる場所をちゃんと曲がって小漕港へ。ちょうど14時。

船は14:30なので、ちょっと時間がある。遠回りをしたけど時間は予定通り。

似非しまなみ海道物語(11)2018年05月11日 06時04分54秒

それでは岩城島のGPSログを。
まずは全体図と港の位置関係を。
土生港から真向かいにあるのが去年行った生名島。それを北に迂回して岩城島に行く。そこから島の中の方に坂を登って行って、小漕港からの道と交わるちょっと手前で島中央の方に曲がると積善山に向かう。

これを見ても分かる通り、登山道入り口から小漕港へ行く分かれ道は本当にすぐ近くである。長江港から登山道入り口までが約1キロ。ここもゆるいがほぼ上り坂。
そしてぐねぐねと曲がりながら山頂までのひたすらの坂道を登って行く。GoogleEarthで距離を測ってみると約3.6キロ。港から合わせて5キロもなかったけど、それでもほぼ全体が上り坂だから大変なことには違いない。

で、岩城港への行き道だけど、山途中の分岐を正しく曲がっていれば黄色い線の道、相当短かったことがわかる(黄色線は適当に引いたので正確ではない)。
実際に走った道;西の海岸沿いは最後の峠超え以外はほぼ平坦で走りやすいとはいえ、3倍ほども遠回りだ。これから行く人は間違わないように。

レモンポーク丼の店で小漕港に行くには西・東、どちらを進んだほうがいいか聞いたところ、西=私が来た道の方がいいとのことだった。距離はほぼ同じだけど、東のほうが坂がきつそうだ。GoogleEarthでどアップにして見てもそう思う。

積善山、しんどいけど景色は抜群にいいから、将来また行ってもいいかな。まだ登る体力があるうちに(^_^;)。

最後にいわき島に渡る船でもらった島の地図をば。島の宣伝だからいいよね。

岩城港近くはこんな感じ。ここは道が曲がっていてわかりにくい。

似非しまなみ海道物語(12)2018年05月12日 06時43分49秒

港の横を見ると大きなタンカーが見える。

なんの船だろう。なんか甲板を折り曲げて開けているような気がする。

対岸に見えるあの船が多分連絡船。

来た。ここも上島町のフェリーなので例の割引券が効く。

壁には絵が、2階には何やら飾り付けが。
桜まつりの飾りのよう。

これ。
15日までが祭りの期間のようだけど、8日にイベントが有った様子。でもなんにもなかったけどね。山の上も港も。

船のトイレ。岩城島は愛媛県だけど、生口島は広島県だからやっぱりこれ?

女性の方はこれ。カープ女子?

スタッフのはレモン。

錨があった。
大きいのか小さいのかわからない。

14:30に出発して生口島は洲ノ江港到着は14:35。5分の船旅。
船を利用するといろいろ行き方に幅が広がるから、どんどん使っていこうと思う。せっかく割引もしてくれることだしね。それは今回の旅行でも遺憾なく発揮されることとなるのだが、それは翌日の話。

GW新潟(1)2018年05月13日 06時56分37秒

しまなみ海道のネタを書いている真っ最中だけど、GWには法事のため新潟に帰ってた。そこでもいろいろあったので、しまなみ海道のネタに挟んで出していこうかと。しまなみ海道の終わりを待ってたら先になりすぎるからね。
こちらは日時順じゃなくて、ネタごとにまとめて。
・・・
まずは桜の話。
京都では八重も含めてとうに散ってしまった桜だが、新潟ではまだ八重が結構咲いていた。
これはうちの裏庭にある桜だけど、椎谷近辺では結構あちこちでまだ花が残っていた。ただ、5/3~4に台風かと思うようなきつい風雨があったので、それで一気に殆ど散ってしまった。残念。


さて、そんな中、勝山城跡というところに行ったら、こんな桜に出会った。

ラッパのような形で、雄しべの先の丸さが特徴的。花は中央がやや恋が全体的に薄いピンク色。
蕾も多く、まだこれから咲くような感じだった。

こんな桜は今までに見たことがない。本数はそれほど多くなかったけど、満開になったらさぞかし美しいだろう。可愛いというべきか。
蕾の形は他の桜とはぜんぜん違う。でも葉っぱは桜。でも枝は違うかな?桜じゃないかもしれないけど、桜でいいじゃないか。「エセザクラ」?

嵐の後で八重が散って残念なところに見つけた花だったので嬉しくなった。さらに、この季節は海で泳ぐわけにも行かず、暇なので適当に脇道に入って探検している途中に見つけたので余計にこの発見は嬉しくて、結構たくさん撮影した。風が強くてなかなかピタッとピントが合わなかったのだけど。

勝山城跡。
ミニチュアの城がある。

おまけ。ボケのような花もまだ咲いていた。
やはり新潟は京都より2週間ばかし季節がゆっくりか。
予定では来年もこの時期来るはずだから、また会えるかな。

似非しまなみ海道物語(14)2018年05月14日 06時13分19秒

しまなみ海道沿いはキジがとても多い。でも、鳴き声はよく聞くが、姿はごくごくまれにしか見られない。このときも鳴き声がしたので見ると一瞬姿が見えた。
わかるかなぁ、木の陰にオスが1羽いる。別の場所で目の前を横切る姿も見たのだけど、それがアクションカメラに写っているかどうか。長い録画の中からその一瞬を探すのは至難の業。せめてその日時をメモしておけばよかった。

高速を降りるあたりにあった看板。
自転車は、生口島は基本北回りだけど高速道路は山の中腹を走り、出口は南側にある。

南はほとんど海岸沿いの平坦な道。
なんか前方にお堂が見える。11面観音堂という所だと思うが、多分入れなかった。

なんか海に突き出した橋の半分のようなものを発見。15:10。
GPSログから察するに尾道産業(株)瀬戸田工場らしい。船の備品を作っているようだ。
地図で見るとこれと前のお堂の位置関係がおかしいように思うかもしれないけど、これは振り返って撮影したから。

眼前に多々羅大橋が見えてきた。あと少し。空と海との間にある橋が美しい。
でも、多々羅大橋へ向かう坂の入り口はまだ遠かった。

似非しまなみ海道物語(13)2018年05月15日 05時50分31秒

間違って先に14出したっちゃ。こちらが前の話。

・・・

到着した船はすぐに次の乗客を乗せて戻っていく。

岩城島の方を望む。中央に見えるのが出港した港。

生口島は南の海岸沿いをひたすら走る。港からは左手。
ここを走るのは初めて。

これが例のバス食堂。
すごく入ってみたい、という気にはならなかった。まあ機会があれば行ってみよう。

実は港からずっとトイレに行きたかったのだけど、見つからない。バス食堂の横に簡易トイレがあったのだけど食べもしないのに使うのはちょっと気が引けたので使わなかった。
こりゃひょっとしたら多々羅しまなみ公園まで行けないかも、と思ってたら、こんな場所にあった。
廃校のようで、そこにトイレがあった。多分学校のじゃなくて後から作られたものだとは思う。でも助かった。
少子化で学校がどんどん減ってる。京都市内でも2~3校が統合して1校になるのはザラだし、椎谷のような田舎では廃校になる。子供が減る国は滅ぶしかない。東京にだけ人がいてもしょうがないんだよ。むしろ、東京圏の税金を上げて、地方は減らしたらどうだ。少々ではなく大きく120:80くらいで。そうしたらお役人が大好きな税収もぐっと増えるし地方に住む人・企業が増えるかも。そして地元にお年寄りに子供の世話をしてもらう施設を作る。そうすればいろいろと丸く収まるような気がするんだけど。
口先だけで何もできてないABEとか、口を開けば下品さが露呈するASOとか、国会を空転させて喜んでいる野党なんか一掃して、真実国を導ける政治家に出てきてほしい。
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