マーマレード作り20182018年05月23日 05時49分50秒

今年はしまなみ海道に行けた。行くと必ず大量の柑橘類を買う。で、全部を一人で食べきれないので一部はマーマレードにする。それが出来るのも、しまなみ海道で売られている柑橘類が基本無農薬だからである。

今年使ったのはこういう種類。

これは不知火(デコポンは登録商標)。

これはレモンのように見えるけど違う。グレープフルーツに近い味かな。苦味はないけど。

これはレモン。無農薬だから安心。
このレモンは酸味を付けるために入れたけど、他の量に対して少なすぎた。出来上がったものは全く酸味を感じない。この量なら最低2個は必要か。

それらの皮を剥いて、肉厚の皮は裏側の白い部分をスプーンでこそげ取って短冊状に切る。1mmとか細かく切るように書いてあるHPもあるが、私は皮の感じを残したいので1センチ幅くらい。

身は別途取って皮を向いておく。取れない種類はそのまま。
皮と身で約1.2キロもある。
写真には撮ってなかったけど、種は別途取って茶こし袋に入れていっそに煮る。そうするととろみが出るそうな。

ちなみに、皮を入れるのがマーマレードで、入れないのがジャム。

こちらは使う砂糖。700gだとこれくらいの量になる。
一気に食べたら寝込みそうな量。

まずは皮だけ圧力鍋に入れて低圧で煮る。
これで一気に皮を柔らかくする。

次に身を入れて更に圧力をかけて煮る。

圧力が抜けたら、砂糖を20分毎、3回に分けて入れていく。
これで60分。

後はかき混ぜながら水分が飛んでとろみが適当になるまで弱火で煮詰める。
冷えると粘度が高くなるので、ちょっと柔らかめと思うくらいでいい。砂糖入れはじめから2時間は必要だと思う。

ちょうどよい粘度になったら、別途煮沸洗浄(沸騰したお湯の中で10分)した瓶入れていく。
入れたら逆さまにする。それは、蓋を熱消毒するため。もっとも、蓋も一緒に煮沸消毒してあるんだけどね。

ここまでで実に6時間かかった。マーマレード作りはきらいじゃないけど、時間がかかるのは辛いかな。特に今の私は腰が非常に悪いので。

冷えたら正立させて、外に付いたジャムを洗い流して常温で暗所に保管。
今回は11本できた。多分来年までは余裕で持つ。まだ他のもあるので。

今年はちょっととろみが足りない&皮の苦味が強いのに甘さが強すぎる感じ。煮詰めが少ない分色は鮮やかだけどね。

まだ柑橘類はたくさんあるから、もう1セットくらい作れそう。万が一食べ切るようなことがあったら作ろうかな。
人にあげてもいいのだけど、あげる人いないし、それ以上に瓶が貴重なので食べ終わったら瓶を返してくれる、もしくは代わりの瓶をくれる人でないとね。

そういうことで、たまには料理らしい料理もする私であった。
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