似非しまなみ海道物語(19) ― 2018年05月26日 06時37分07秒
宿で荷物を降ろし、ちょっとまとめてから着替えを出して温泉へ行く。
とにかく、夕食の前に汗を流し体をほぐして疲れをできるだけ解消しておきたい。気力のあるうちに行かないと、動けなくなりそうだし。
温泉に行くことを宿で言うと、シャンプー・石鹸は貸してくれる。タオルは小さいのは宿に備え付けのを使い、バスタオルは自前のを持っていく。それと、温泉の割引入浴券もくれるが、これは後で宿代に付けられるので注意(400円)。
アクションカメラとコンパクトカメラは持っていくが、一眼レフは持っていかない。温泉にはコインロッカーはあるだろうが、流石に用心のためとそれが必要なほど撮影することもないだろうから。
宿から温泉までは近い。今まで泊まってた三村峠下の「なぎさ」から多々羅温泉まではそこそこあったけど、こちらはその半分もないだろう。ちなみに、「なぎさ」では温泉券は無料でくれる。
途中、野生の藤が満開の場所があった。
大山祇神社の前にはきれいな藤棚がある公園があるのだけど、今年は全く咲いてなかった。
宿からまずは西、海の際まで走り、あとは海岸沿いに直進から右手に向かう。この写真で左奥に見えるのが温泉。
その温泉は、実はいつも行ってる伯方の塩大三島工場のすぐ横;こちらから言うと手前にある。
ここ、「マーレ・グラッシア大三島」。
今まで何度も前を通り過ぎていたが入る機会がなかった。今回初。
こんな建物。
流石に中は撮影できない。結構広いかな。人は多かった。地元の人が多そうだったけど。
温泉の質は、ナトリウム泉。天然かどうかはわからない。特に肌がすべすべになるとかそういうのはない。
でもここの良さは、いろいろな種類があること。特にジェットバス系が数多く、今日のように疲れた筋肉を解すにはちょうどよい。露天風呂もある。
私は基本カラスの行水なのだけど、今回は長風呂した。内湯で温まってからジェットバスでほぐし、露天にもジェットバスがあるので景色見ながらほぐしという感じで。気がついたら50分位経ってた。
上がって、流石に水分抜けすぎたのでアクエリアス飲んで、お土産もあったのでいくつか買いながら体を少し冷やしてから出発した。
買ったお土産はオレンジのゼリーと手袋なんだけど、まだ写真撮ってないので紹介は後日。
外に出たら夕日が沈むところだった。美しい。
こちらはアクションカメラでの撮影。色合いがだいぶ違う。
あぁ、一眼レフ持ってきとけばよかった。と思ったけど、それはしょうがない。ここまでは予測できなかった。
立ち去り難い美しさだったが、流石にお腹が空いてきたので宿に戻る。
似非しまなみ海道物語(20) ― 2018年05月27日 06時35分58秒
18:45、夕食へ。温泉に長居したので予定より遅くなった。
今日の夕食は豪華になるとわかってたので、日中はあれでも少なめにしたし、そもそもこれだけ体を動かせばお腹は減る。
その私の前に出てきたのがこれだ!
魚の煮付け。メバルかな?聞くの忘れた。
子持ち。
サザエと枝豆。
アワビかトコブシ。
少ないようで、歯ごたえがあるので格好食べ応えはある。
ふきのとうと筍。
これはなんの魚だろうか。揚げて甘辛く味をつけてある。顔がでかい。
流石に海に近いところだけに海産物が多いし、美味しい。
でもこれで全部だと思ったら大間違い。このあと、まだまだ出てきた。
いろいろと書きたいけど、それは次回。
それにしても、写真が軒並みピンぼけで困った。一眼レフ持っていけばよかったなぁ。
GW新潟(5) ― 2018年05月28日 06時10分56秒
椎谷近辺は夕日が綺麗に見える。星空はだいぶ見えなくなったけど、これは変わらない。
夕日の沈む前には、海に炎の道が走る。
実はこの道を写すのは結構難しい。5/1 17:26。
観音堂前からの眺めはいいのだけど、いかんせん電柱が入ってしまう。
今度は場所を変えて雪割草の里温泉の前から。17:44。
ここはテトラポットも少なく(低く)、きれいに見える場所。
あっ、なんか飛行機が飛んでる。
飛行機雲とのツーショット。
よく見ると2本走ってる?
夕日の撮影は難しい。直視したらだめなのでライブビュー(液晶に表示する)モードで撮影するか、ファインダー覗かないで適当に撮影する。オートで撮影すると明るくなりすぎるか暗くなりすぎるのでシャッタースピード固定したり絞り固定したりISO感度下げたりいろいろやった。夕日モードというのも使ったし、HDRも使った。でも人の目で見るようには映らない。まあ、人の目はだいぶ補正がかかっているのだけど。
今度は5/3。5/1とは打って変わって激しい風雨のあとだったので海が荒れている。いかにも大きな太陽があるってな感じ。
18:10。
5/5の18:20。この日は日中は晴れて汗ばむ陽気だったけど波はまだ荒かった。全体的に薄雲がかかっていて太陽の形が見える。
ということで、♪「海は広いな大きいな、月は昇るし日は沈む」を思わず口ずさんでしまう光景であった。
(ちなみに、「日は沈む」は日本海。このあたりでは「行ってみたいな他所の国」の歌詞は厳禁・・・かもしれない。理由はわかるよね?)。
似非しまなみ海道物語(21) ― 2018年05月29日 07時49分37秒
次に出てきたのはオコゼと鯛とタコの刺身。
こんな大きいオコゼ見たの初めてかも。身がたっぷり。
ちなみに、わさびも本物。
次はオコゼの唐揚げ。
オコゼの身は刺し身でも天ぷらでも美味しい。レモンは地元産。オコゼも美味しいのだけど、レモンの美味しさには感動した。酸っぱくないんよね。正確には酸味がきつくない。なので魚の旨味と喧嘩せず引き出す。ちょっと感動モノ。
これで終わりかなと思ったら出てきたのがこれ。小イワシと開いてあるのは何だったか忘れた。
実は今日は私の他に男性2人組の泊り客があったのだけど、そちらが日本酒を頼まれていた。その当てにということで作られたようなのだけど、こちらにも出してくれた。
これが出てくる前でもかなりお腹いっぱいだったのに、これが出てきて「食べきれるかな!?」と思った。
「うちは量が多いから、ご飯は用意するけど食べられないかも」と言われてたけど、そう思う。でもご飯に合うおかずなのよね。1杯だけ食べた。もう動けない(^_^;)。
外人さんも結構来るそうで、そういう人も魚をきれいに食べるとのこと。魚の食べ方で負けるわけにはいかん。かつて「猫よりきれいに食べる」と言わしめた私の食べ方を見せてやろう(^_^;)
で、その結果がこれ。オコゼは硬い骨が多いから、食べるのは本当に大変だった。しかし、身は骨にまとわりつく部分までほとんど食べ尽くした。「じゃぶり尽くした」というのがこういうときには的確か。
これが「超猫級」。
刺し身跡のオコゼ。
いかつい顔してるねぇ。ひょっとすると、これが明日の朝の味噌汁の出汁になるのかな?そういう宿が時々ある。
いやぁ、本当にごちそうさまだった。味も良いけどとにかく量が多かった。
これで1泊8600円は安いんじゃないかい?ちょっと調べたら、通販でオコゼを買うと瀬戸内産の300g1匹2500円くらいのようだから、2匹いればそれだけで5000円。まあ、ここは産直だからもと安いのではあろうけど。
正直、食事の量を2/3に減らして値段を下げてくれたほうがいい、とも思った。男性ならともかく女性じゃ食べきらんのでは?まあ、相手に合わせて調整はするんだろうけど。
お酒も飲みたかったんだけど、飲んだら多分食べきれなかっただろうなぁ。
食べ終わっても、お腹がいっぱい過ぎてすぐには動けずゆっくりしていたのだが、ふと隣のテーブルを見えるとなんか違う気が。
なんか真ん中に大きな魚の刺身が出てた!?いやまあ、十分な量あったから別にいいんだけどね。
食べ終わったら19:45。ちょうど1時間かかったか。
コース料理だと出てくるのに時間がかかって1時間位かかることはざらにあるけど、殆どが予め出ている状態での1時間は結構かかったと言える。しかも一人で黙々と食べ続けてたからね。
こりゃすぐには寝られそうにない。部屋でゆっくり明日の計画を練ろうか。
GW新潟(6) ― 2018年05月30日 06時09分41秒
海岸の風景。
風の強い日には風紋が出来ることがある。
広い浜ならまだしも椎谷のような狭い浜で出来るのはそうは多くない。風紋が出来るほど強い風の時は波も荒くて潮をかぶってしまい砂が固まるからだ。
砂浜には足跡が残っていることが多い。これは浜千鳥(と呼んでいる)。
犬だろうか。でも飼い主=人間の足跡がない。野良犬が居る?見たことないけど。
夏場にはカニの足跡もよく見られるが、この5月にはなかった。
今回の浜でよく見かけられたのがこれ。
何か柔らかそうな球体。
たくさんある。
7~8月には見たことがない。海藻だろうけど。
ここの浜にはクルミがよく落ちている。
たくさんあるけど、実は割れていることの方が多い。
割れてないのは中身も入っているので食べられる。なので見極めて拾いたいのだけど、いちいち拾って確認していたら面倒。ではこれはどっち?
答えは空。
見極める方法は、2つ上の写真のように、殻の接合部が見えていたら入ってる。1つ上のように丸く見えてたら殻。そう、半分になると横になれないのだ。なので、丸く見えるのがあったら無視して良い。
お盆の頃はそれほど多くないけど、今回はかなりたくさん収穫できた。まだ食べてないけど。
それにしても一体どこから来るんだろう?この辺りはオニグルミが自生しているところがそこそこあるけど、それが落ちて雨で流されてくるのだろうか。謎。
似非しまなみ海道物語(22) ― 2018年05月31日 06時25分19秒
後は部屋に帰って明日の確認をして、おなかがこなれた頃に早めに寝た。やっぱり宿は布団が好き。狭いベッドは寝られなくて。だからビジネスホテルではいつもほぼ徹夜になってしまう。志鷹さんくらい広ければ大丈夫だけど。
・・・
ということで、今日後半;洲江港から紺玉、マーレ・グラッシアまでのGPSログ。
高速道路がえらく山側を走っていることや生口島の南側の道路はほとんどが海際なのがよく分かる。例の会社のあたりだけ少し山側に入っているが、ここだけが少し坂になっている。それでも最高地点で標高20mちょっとくらい。
これで生口島は、入り口の生口橋から洲江港の間以外は一周したことになる。次回はそこを走って1周完成するかな?ここは全周ほぼ平坦で非常に走りやすい島だ。はじめての人にはおすすめ。
多々羅大橋付近。
橋を渡るためにはいったん橋の真下を行き過ぎて大分遠回りして入るのがわかる。そこの坂がきつい。
鳴き龍は2本の支柱どちらでも聞ける。今回撮影と録音したのは生口島側(右側)。
多々羅しまなみ公園から紺玉、さらには温泉まで。
中央が三村峠。最高地点で標高72m位。だから、積善山の360m越えに比べれば遙かに低い。
温泉が海沿いにあるのもよくわかる。
今日の走行距離はちょうど50キロ。距離的にはたいしたことはないけど、坂がきつかったから、体力的にはその倍以上走った感じかも。
でもどんなに疲れていても枕が変わるとぐっすり寝られないんよね。明日に疲れが出なけりゃ良いんだけど。
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