似非しまなみ海道物語(30)2018年06月18日 06時21分26秒

船は私を乗せるとすぐ出港した。まだ9:40だ。早めに着いたから早く出港する、というにはあまりに早すぎる。
なので、乗ったはいいが本当に正しい行き先のものに乗ったのか、ひょっとしたら逆方向のに乗ったのではないかとずっと心配だった。私が向かいたいのは岡村島は岡村港だ。

さらに、運賃を払うときに、ここも例のパスで割引になるはずだと思ったら、それが効くのは港の券売所のみで、船の中では無理と言われた。上島町の割引ではいけたのにね。サイクルーズパスはそのあたりが要注意だ。

割引無しで560円だ。1000円札で払ったら、船員さんがそのまま奥に行ってしまい、なかなか戻ってこなかったので心配になった。10分位来なかったのではなかろうか。一応ちゃんとお釣りくれたけど、もっと早くしてね。

その頃になってもまだ行き先があっているか確認できない。船は行き先案内とかしない。乗ってしまった以上、船がどこかに着くまで降りることは出来ないし、降りたとしても逆方向に戻るには、またどえらく時間を待たなければいけないので今日の計画はむちゃくちゃになる。

で、よくよく時刻表を眺めてみるとあることに気がついた。
10:04の船は宗像港発ではなく、どこから来て宗像経由で岡村港へ向かう便だが、その前に宗像港出発の便が9:40にあるようだ。しかし、薄字で書いてあるし宗像のところに書いてないから、これは
わからんぞ。もっとわかりやすく書いてほしい。
いずれにせよ、正しい便に乗ってるようなのでようやく一安心。

今日は昨日よりかは雲があるが、それでも今のところいい天気だ。
しかし、これから崩れてくるらしいので、晴れている内に出来るだけ距離を稼いでおかなければ。

船は途中いくつかの島をかすめて行く。島と島の間は狭い場所もある。

これは多分岡村島手前の島。
よく見ると、右手の岩の上に三角印の看板が見える。

アップにするとこんな感じ。
なんだろう、これ。なんか下の方に小さな字で何か書かれているのだけど、読めない。なんか危ないものだったら、こんな書き方ではわからんと思うのだけど。

そこの港には八重桜と思われる花がたくさん咲いていた。

船内では自転車はこんな感じで固定される。
まあ、紐で結ばれるだけ。海の穏やかな瀬戸内ならこんなもんで十分なのだろう。

10:03岡村港到着。
これからどこへ行くかは次回発表。しまなみ海道でないことだけは確かだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年は西暦何年?(全角で2022)←更新しました

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://otakura.asablo.jp/blog/2018/06/16/8895531/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

(C)おたくら編集局