似非しまなみ海道物語(41)2018年07月07日 06時20分45秒

トンネルを抜けるとそこは下り坂だった。
なだらかではあるが長く続く坂道を下る。

で、下ったと思ったら今度はまた登る。
雨はだんだん強くなる。

どうしたものか、先に進むか引き返すか。その前に昼食はどうしようか。でもとりあえずその判断をするには現在地を確認しないとと思っていたら先に建屋が見えてきた。

蒲刈町ウォーキングセンターとある。このあたりにハイキングコースがあるみたいだ。
とりあえず、中に入って休憩と雨宿りしたいと思ったら、なんと見回りに出ているらしく開いてなかった。がってむ。

仕方ないので案内図の前で休憩だけ。開いてないのであれだが、ここでは食事の提供はしてないようなのでどのみち食事はなんとかしなければならない。

今日の昼食はこの先にあるらしいうどん屋に行こうと思っていた。
もうそんなに離れてはないはずだが、あとどれくらいかはわからない。しかし、この先もう坂道を登る気力がまったくない。

疲労とエネルギー切れで全然頭が回っていなかったのか、GPSを見て確認、という考えに至らなかった。それを見ていれば、本当にあと少しでうどん屋だと気がついたのだろうが、このときは「もうこれ以上先に進むのは無理」と判断しここで引き返すことにした。
大体13時。だいたい折り返し予定時間でもあるし。

でもお腹になにか入れないともう動けない。チョコレート6個と塩キャラメル1個を一気に食べて引き返し始めた。
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