黒主山。
前にあった黒い板がペンキ塗りたてなのかちょうちんの明かりが反射して、まるで水面に写っているようできれいだった。
ここでは胴飾りなどの説明をいろいろ聞かせてもらった。
この龍は刺繍らしいけど、爪のところは1センチほどの段差ができるほどなんだそうな。それだけ縫込みがすごいってこと。
巡行時はこの見返りは他の飾りの裏になるので見えないのだとか。
上の龍は3つ爪だけど、こちらは5つ。さらにもう1つある龍の見返りは4つ爪。3種類もあるのか。
図柄の中に日輪が描かれているのもここの特徴。
この龍は「登竜門」の話に由来している。ところが、登竜門といえば鯉、その鯉をお祭りしているのは隣の鯉山であったりする。後祭では北観音山と南観音山は同じ祭神を祀っているし、意外と山や鉾通しの縁もあったりする。
ちなみに黒主山は、今年山一番。くじ取らずで場所が決まっている山鉾もあるので行列の先頭ではないのだけど、やはり気合は入るのだそうな。
こちらは浄妙山の飾り。
役行者山は古い建屋に集会所があったけど、ここや黒主山はビルの中にある。今はそういうところの多そうだ。周りはほとんどビルだもんね。ビル建設時にこういう展示場や山鉾を保管する倉庫も一緒に作るのだろう。
ここでは人形2体がいるが、1筋南の橋弁慶山も2体いる。
似ているのでどちらがどちらだった迷うこともある。似ている飾りが多いのも後祭の特徴?
浄妙山の山。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。