京都の桜2019(2)2019年03月25日 06時09分46秒

今度は京都御苑内北にある近衛邸跡の糸桜。

この木はすでに7割咲きくらいか。
20日くらいから咲いているのがはっきりしてきて、翌日にはもうこの状態。糸桜は変化が早いのでこまめの監視が必要。
ここには2本の木があったのだけど、台風21号で手前のが倒れてしまい、残ったこの木も半分が折れてなくなった。
これが去年の様子。
だいぶ寂しくなったけど、今年も咲いてくれたのは良かった。

反対側から。

アップで。

池の畔の桜も開花した。3割程度か。
実はこの手前にももう1本あったのだけど、台風21号で折れてしまった。しかし、折れた幹から細い枝が出て蕾を付けている。自然は強い。「頑張れ」と応援したくなる。

桜の開花は去年よりだいぶ遅れている感じ。これが去年のほぼ同日の様子。
1本の木しか写ってないようだけど、実は手前に低い木がある。それが折れた木。
2017年は記録がないのだけど、2016年と比べても遅い感じ。23日からは京都府庁で観桜祭も始まるけど中の桜はどうだろうか。


3本の糸桜も開花し始めた。この角度からより裏側から見たほうが咲いている。でも今回は省略。

このあたりにはたくさんの桜があったのだけど、半分以上が台風で倒れてしまった。これは数少ない残った木の1本。これも糸桜か、もうだいぶ咲いてる。
予想以上に花はあるように見えるけど、去年までを知っていると寂しい。

おまけ。
こちらは横にある児童公園の桃。桃は今が満開。
京都御苑内は今、梅・桃・桜が咲いている状態。後1週間位で梅は終わってしまうかな。

そういえば、歩いていると時々「これは梅?桃?桜?」というのを聞くのだけど、そんなにわかりにくいだろうか。一部の梅と桃に花が似ているのがあるけど、この3種、更に同属のボケも含めても識別は簡単だと思うのだけど。特に御苑内に植わっているものでは。

簡単に書けば、花が丸っこくって大きめなのが桃、香りがあれば梅、その他が桜。特に桃ははっきり形でわかるので後は咲く時期で梅と桜を分ければいいかと。
色で言えば、真っ赤、黄色は梅。真っ白、ピンクなら梅か桃。桃のピンクは桜のピンクとは透明感が違う。

あまりにざっくりしすぎているけど、御苑内ではこれでわかる。まあ、場所で分かるんだけど、それは言わないということで。
よく見て観察しようね。花の同定には観察眼がまず第一。

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