2019祇園祭後祭宵山風景(3)2019年07月29日 05時46分20秒

浄妙山。

飾りの展示のマンションのフロアで。
今はこの辺りもマンションが増えており、建て替えのときに山や鉾、もちろんこういう装飾品も収納できる場所をもったビルにするみたいだ。もう昔ながらの収納蔵を持った町はあまりないのだろうと思う。

浄妙山と後の橋弁慶山の御神体は似ていると思うのだけど、失礼?
一応縁起は全く違うのだけど。

鯉山。
鯉山はこの写真だけ。後祭は年々人が減って最初はあった通行規制もなくなったのだけど、ここだけはいつも人が多い。去年ほどではないにせよ、並ばなきゃいけなかったので入らなかった。
まだ明るい、あんまり早い時間に行っても情緒がないしなぁ。難しいところ。

その近くでも屏風の展示があった。
日本三大仇討ちに数えられる「曽我兄弟の仇討」を題材にした「曽我物語」を題材にした屏風らしい。

左右で違う場面だけど、同じ1枚の中に場面の変遷が入っているので説明を読まないとよくわからない。漫画の全ページを1枚に貼り付けたといえばいいかな。

ちょうどこの時、隣りにいたおじさんは落語の師匠らしかった。上の写真の右下の人。いかんせん私がその方面にはとんと疎いので名前を聞いてもわからなかったのだが、どこかのお座敷の後に、せっかくだからと後祭に来たそうな。周りのお付きの人が話してた。


(C)おたくら編集局