しまなみ2019(56)2019年09月01日 07時52分48秒

帰りに渡った交差点。
「ドンドビ」ってどういう意味だろう。住所とはぜんぜん違うみたいだけど。今治銀座(IMABARI GINZA)というのも見える。どこにでもあるよなあ銀座。本当に昔銀座があったのかどうかはわからないけど。全国銀座巡りというのも良いかも。

銀行の窓に掲示されていた新聞。
このとき号外が発行されたのね。号外ってもらったことないなぁ。

その銀行の真裏にあるのが目的のこの店「白楽天」。17:30。
大きな道路の裏手になるので、初めてだとちょっとわかりにくい。

まだ早い時間(ひょっとしたら開店直後?)だからか人は少ない。
頼むのはこれ。
今治名物らしい焼豚玉子丼。去年・その前は重松飯店で食べたけど、今年は店を変えてみたわけだ。セットメニューで揚餃子セットにした。¥1000。

出てきたのがこちら。

ちなみに重松飯店のはこちら。700円ちょっとだったはず。
見た目はほとんど同じだけど、味の傾向はちょっと違うような気もした。白楽天のほうが少し上品かな。思い出しなのではっきりしないが。あと揚餃子が美味しい。これで1000円ならお買い得ではないだろうか。

18時頃に店を出る。この頃からお客がどんどん来始めた。繁盛しているようだ。
急いで駅に戻れば18時台の列車に間に合いそうだ。食後すぐだが、急いで駅へ戻る。

大阪モノレール3000系2019年09月01日 08時33分51秒

阪急系列の大阪モノレールの新型車両3000系。登場したのはちょっと前だけど。
一時期、お披露目のためかいろんな時間帯に走ってたみたい。それで、会社からの帰りに遭遇できた。

4量固定編成。他の編成はほとんどが全面広告がはられているのに対し、この編成だけはまだされてないので、それで側面から見てもわかる。

従来車との最大の違いは内装かな。
座席は最近流行りの端っこに立板があり、途中に立て棒もあり、1人1人の諏訪す幅が明示されたタイプ。
端っこはちょっと窮屈なんだけど、ドア横に立って荷物を押し付けてくる奴らがいるので、その防止のためにはあった方が良い。
いちいち座席幅を指定されないとちゃんと座れない連中が増えたからこその座席幅マークだけど、情けない限りだよなぁ。最近はいい年こいてもだめな連中が多いとホントに思う。足広げる、荷物横に置く、混んでるのに足組むとか、マナーが悪いのも多い。

写真では見えにくいけど連結器部分は広いガラス扉になっている。もともとこのモノレールの編成の中には連結器部分に扉がないものもある。車内が広く見えるけど、冷房効率から見ればあった方がいいので、その間を取ったというところか。

ここのモノレールの最大の欠点は腰に響く揺れが非常に大きいということなのだが、この3000系ではほんの僅かだが改善されているような気がした。従来車種の揺れは本当に腰に来て辛い。普通の鉄道の揺れとは違い、激しい前後の揺れがあるのだ。特に体がまだ固い朝にあの揺れを食らうとぎっくり腰起こしそうになるほど。それもあって今は朝の通勤には使わなくなった。でもまだ足りない。もっと抜本的に直してほしい。前後の揺れということは車両間の制動の連動がおかしいということだから、電動車の配置の変更、制御ソフトにちゃんと車両の重量による慣性も考慮した制御を入れるとかしてほしい。

登場から半年以上経つけど、未だ2度しか乗車できていない。多分まだ1編成しかないんじゃないかな。従来車もまだ廃車にするには早いから追加になるのでそんな一度に大量は導入しないんだろうけど。

しまなみ2019(57)2019年09月02日 06時03分23秒

今治駅到着。1本前の「しおかぜ」に間に合いそうだ。
みどりの窓口で変更することにした。ところがこんなときに限って前の客が列車を決めずに並んで居るようで時間がかかる。ぎりぎり
で、自分の番が来て変更したいと言ったら「出来ない」と。自由席では行けるけど、指定席の変更は不可だと。周遊きっぷはこういう時不便。自由席、空いていると良いんだけど。

これが元のきっぷね。
今治から乗るけど、きっぷの都合で松山から乗車になっている。

コメント聞かれた方があったのでここで再度書いておくと、この「松山広島周遊きっぷ」は「途中下車」は出来ない。降りたら切符は回収される。しかし、行きと帰りの切符は別れているのでそれぞれ1回乗降車出来る。私は行きは途中で降り、帰りは途中から乗っているわけだ。
鉄道用尾で言うところの「途中下車」とは、単純に途中の駅で降りることではなく、途中の駅で降りるけど切符は有効のままという意味だ。いろいろな条件もあるから詳しくは確認してほしいけど、例えば、京都から東京に行く途中名古屋で乗り降りできる。これが途中下車の制度。

18:16。
幸い、自由席はそこそこ詰まっていたがなんとか空きがあった。

岡山着20:18位。
これは反対側の先頭車両ね。

なんか2階建て車両がある列車が来た。マリンライナー。
これで快速か。豪華だなぁ。

しまなみ2019(58)2019年09月03日 06時07分17秒

岡山で新幹線に乗り換え。
日中は暑かったのに、夜は冷える。新幹線待ちのホームが寒くて。
暑いのでジャンバーは荷物で送ってしまったから、寒くて凍えてた。

新幹線も自由席だったがなんとか座れた。
しかしその後からはもうすごい人出になった。岡山発東京行最終だから。新大阪発でも最終かも。


本来の列車の指定席だと新大阪~京都は自由席に移動しないといけなかったので、かえって最初から自由席で座れてよかったのかも。
ただし、新大阪~京都は精算が必要だけど。

京都21:45くらい。
家まではタクシーで。もう体が辛いから。1650円って、いつもより高いような?
京都のタクシーって、同じ区間でも会社によって結構料金が違うんよね。本来距離と混雑具合が同じならほぼおなじになるはずだと思うんだけど。MKが一番安いと思っている人がいるといけないから書いておくと、「そうではない」。

予定より1時間早く帰り着いた。少しでも早く休めば良いものを、帰ってすぐに持つ片付けとかしてしまうから、結局寝るのは遅くなった。なんかそういう性格で(^_^;)。

・・・

というような今年のしまなみ海道自転車旅行だった。1日目は電動で楽したが、2日目はかなりきつかった。

毎年別ルートを探しているが、そろそろ難しくなりつつある。来年はどうしようか。
とりあえず今年から始めた島1周を今後何年かかけてしていきたいと思う。今年は生口島、岩城島、高根島、伯方島を完全1周した。とびしま海道の豊島も1周済みだ。大三島があと西南だけなんだけど、結構ハードな区間らしい。
更にドローンを飛ばしたくなる場所へ行くというのもある。これに関しては毎年行くようなこともあろう。

なんにせよ、また1年掛けて準備である。

終わり
・・・じゃないよ、GPSログ紹介がまだあるから。

しまなみ2019(59)2019年09月04日 06時28分36秒

それでは2日目のGPSログを。
まずは大三島内。
北半分を回った。ボッコ製菓はこんな場所。本筋から少し内陸に入った所。

伯方島と大島は村上海賊博物館。前回と合わせて1周したことになる。
前にも出したけど、開島はこの位置。上り下りした道はこれだが、もっと楽な道が山の左手にあるらしい。
上とこのログでもわかるけど、橋に入る道がいかにぐるぐる回っているかがわかる。

大島から今治。
大島はこの自動車ルートを自転車でも走ったきり。次回は少し大島を攻めてみたいけど遠いんよね。行きに今治に行くには時間がかかりすぎるし、尾道からでもそう。どうしたものか。

今治周辺。
実はバス停は駅の手前にあり、道路というかロータリーを渡らなければならない。
最初に行ったかねと食堂がこの場所で、白楽天がこの場所だから、いかに無駄に歩いたかがわかる。
そういえば、未だ今治城に行ったことがないから一度行っても良いかもしれない。しかしそうなると2泊3日は必要かなぁ。

お土産はだいたい紹介しちゃったから省略、次回は装備編。

しまなみ2019(60);装備編(1)2019年09月05日 06時05分22秒

それではしまなみ海道に持っていった装備を紹介しよう。
まずは新しいアクションカメラであるところのGoPro社HERO7 BLACK。同社の最新・最上位機種。それにちょっと細工してある。
4K撮影できるアクションカメラは安いのを持ってたけど、どうにも写りが悪かった。沖縄で撮影したときにそれを実感したので、しまなみ海道行きに合わせて買ったのだ。
このカメラを選択したときに重視したのは写りだけでなく手ブレ補正。今までのでは後処理でソフトで手ブレ補正をしてたけど、あまりに時間がかかりすぎるし、画質の劣化が大きい。そう思っているときに発売されたのがこの機種で、とにかく強力な手ブレ補正が売りらしい。
手ブレ補正といっても色々あって、本当に人の手で写しているときのようなブレにしか効かないようなもの(ビデオや普通カメラに内蔵の手ブレ補正はせいぜいこの程度)から、アクションカメラのような激しい動きにも効くものまである。最近カメラやスマホ用手ブレ補正装置として売れているジンバルというのは後者のもので、最初はアクションカメラをジンバルに付けようと思っていた。しかし、三脚というか自転車にアクションカメラをつける土台に接続できるそれがなく困っていた所にこれが発売された。しまなみ海道にぎりぎり間にあったというかまさにジャストタイミングだった(花見には間にあったけど)。

実際の所、この機種HERO7 BLACKの売りであるすごい手ブレ補正「HyperSmooth」がどれほど効くかは紹介記事だけではわからない。ここはかけになるが買って自分で調べるしかない。
そして実際に買って自転車につけて走ってみると、自転車特有の道路からくる細かい揺れはある程度残ってしまうが、酔うような大きな揺れはかなり抑えられている。わかりやすく言えば、従来機種では手ブレ補正処理をしないではとても見続けられないのだが、この機種で撮った映像はそのままで見ることが出来る。これは非常に強力だ。

さらに、画質が素晴らしい。今までの機種が曇ったような色合いで「アクションカメラってこの程度課」と思いながら我慢して使うしかなかった。だから、ここぞというときには必ずカメラで別に撮影する必要があったけど、これは本当にきれいな画質なので、少々のところならもうこれに任せられれる。後で切り出せばそれで写真代わりにできる。
まあ、画角を広く取ってあるため湾曲があるので完全な代わりにはならないのだけど、それでも見られないほどひどくはない。
この切り出し画像は湾曲がよく分かる(画面が暗いのは曇りだから)。

このような風景では湾曲もほとんど気にならならず、画角に広さが効果的だ。
色合いも自然で、安物アクションカメラのような青だけきついとか全体的に色が鈍い感じがない。

明暗差にも強い。画角が広いということは太陽が入る可能性が高いということだが、それにもある程度考慮されているように思う。

音も良い。集音性能が他のアクションカメラでは比べ物にならず、良く音を拾ってくれる。

その他音声コントロールなど機能も豊富だが、使ってないので省略。私は基本的に音声コントロールものがだめで。Amazon Alexaなども買ったけど今は使ってない。

値段は5万円を超えて高かかったけど(今は切っている模様)、それなりの価値はある。超おすすめ。

なお、HERO7シリーズには3機種ほどあるが、この強力手ブレ補正があるのは最上位機種のBLACKのみである。間違えないように。

この機種は他のアクションカメラと同様にUSBでの外部給電録画に対応している。
ただしそのためには側面のカバーを外してしまう必要がある。この部分にはもともとカバーがあったが、端子接続のために外した。外すのは、コツは必要だけど難しくはない。もともと外せるようになっている。ただし、この機種は単体で防水機能があるが、カバーを外すと当然それは効かなくなる。自転車の場合、雨天運転には注意ということだ。まあ、そんなときに録画する必要は殆ど無いだろうけど。

他のアクションカメラはほとんどが設定すれば外部からの給電開始と同時に録画が開始されたが、これは給電開始だけでは録画スタンバイ状態になるだけなので、再度録画ボタンを押す必要がある。これが曲者で、ボタン押すの忘れてて何度録画をし忘れたことか。いまは「録画ボタン押せ」とシールを張っている。極めて要注意だ。

これからはこの機種の欠点について述べておこう。
手ブレ補正や画質については素晴らしい機種だが、残念ながら、いくつか欠点がある。しかも1つは長時間録画において致命的とも言える「欠陥」である。

まず録画可能時間について。今までのアクションカメラの録画時間は4Kの最高画質で4GBで約15分だった。だから32GBのマイクロSDカードで15*8=4時間録画できた。ところが、この機種では4GBで8分しか録画できない。約半分になるわけだ。32GBでも2時間未満。だから同じ時間録画しようと思ったら倍の容量が必要となる。最初この事に気が付かないで録画していたら切れていた。新潟行きの自動車運転では大体SA1つ飛ばしで運転するから、1回の運転は1時間半から2時間になることが多い。この間途切れなく撮影出来、さらにSA毎の交換も面倒なので避けたい。そういう録画時間が必須なのだ。

今までのアクションカメラはh.264という圧縮方式だったが、これはHEVC(h.265)という最新のiPhone等でも使われている圧縮方式を使っている。同じ画質なら、264の半分の容量で済むというのが売りだ。それを知ってたから、ひょっとしたら従来の倍の時間、いや、高画質にしているとしても同じ時間は録画できるだろうと思ってたらこれだったので、相当高画質に振っているようである。まあ、その甲斐はあると思うので、ここはきらめて大容量SDカードを買うことにした。この機種では256GBまで対応しているのでその目いっぱいで。これなら理論上8時間記録できるので、新潟の行き全体が1枚で録画可能になる。マイクロSDも256GBになるとそこそこ高いので、本体の値段と合わせると痛かったけどね。

さてもう1つの問題。これは問題というより「欠陥」に近い。

このHERO7 BLACKは非常に発熱が大きい。しかも困ったことに、温度が上がると自動的に録画を止める安全機能が入っている。内部電池で使うなら録画可能時間はせいぜい1時間らしいのでまだ被害は少なかろうが、せっかく外部給電で長時間録画を可能にしているのに発熱で止められては意味がない。

幸いなことに、このしまなみ海道の録画では熱で止まることはなかった。外気温が25度ちょっとで、自転車で走っていると直射日光はあたっていても空冷状態なのでそこそこ冷却されるのだろう。だから、この欠陥に気がついたのはこの時ではなく、後の新潟行きの自動車の中だった。

自動車の車内はエアコンを入れれば27度くらいだろうが日光はあっている。その状態では1時間も経たないうちに録画が止まってしまうこともある。
更に困ったことに、温度異常で止まった場合はファイルを壊す。次回電源投入時に補正して治すシステムになっているので、そのままメディアを抜いたら破壊されたまま読めなくなってしまう。それを知ったのも後で、壊れて読めないファイルが出来て気がついた。欠陥である。

今まで使っていたアクションカメラでは車内で長時間録画していてもこんな事になったことはなかった。このHERO7 BLACK特有の問題だ。

さて、なんとか温度問題を回避する方法はないものか。お盆の新潟行きまでにはその方策を見つけられなかったので車内録画においては従来機種を使ったが、せっかく高画質のこれがあるのにもったいない。

インターネットで色々と情報を探ったら、どうやらこの問題はGoProの従来機種でも起こっているものらしい。しかし、なかなかこれはという解決策は見つからなかった。でも熱が原因なら解決策はある程度絞られてくる。熱を逃せば良いのだ。

先に書いておくと、発熱がひどいのは4Kの最高画質のときだけで、2Kにするとか画質を落とせば停止するほどの高温にはならないらしい取説にも高画質では温度が上がるので画質落とせと一応書いてあるが、でも熱を気にして画質と解像度を落としていてはせっかくの性能がもったいない。まあ、自動車での録画はドライブレコーダー代わりなので最高画質はほぼいらないとは言えるが。

実際、筐体表面にありったけの放熱フィンを取り付けたら2時間以上は録画できたという記事があった。それでも良かったのだけど、更に調べると興味深い記事があった。「電池を抜けば長時間録画できた」というものだ。

実はHEROシリーズの熱停止は電池の異常高温対策のためにあるらしい。HEROシリーズは寒冷地=スキー場で使えるようにするため、電池に対し加熱機能があるらしい。電池は冷えると能力が極端に落ちるから。かつてはヒーターまで付いてたともいうが、HERO7ではそこまではなくて、内部の熱を使って温度が落ちないようにしているように思える。熱が内部に溜まるようになっているのだ。これが仇となって外気温が高いところでは異常高温になってしまうのだ。防水機能のために密閉されているというのも放熱を悪くしている原因だろう。

ここで、外部給電中は内部電池を外しても問題ないと判明。なら電池を外せば温度異常で止まることはなくなるのではないか。

早速実験してみたが、結果はだめ。正確には、内部の電池を抜いても電池蓋を締めた状態では外気温30度くらいで1~2時間で止まってしまった。27度なら若干伸びるかもしれないが、止まることに違いはなかろう。

では電池蓋も開ければどうか。この状態だ。

結果は大成功。電池蓋も開ければ30度の室内で6時間連続録画できた。2回実験して2回とも成功したので間違いなかろう。実は先に外部電池が切れかけたのでそこで止めたが、もっと行けたように思える。これなら新潟行きでも十分使える。

ただし、実験後の筐体は素手では触っていられないほど熱くなってた。それなりに筐体には負荷がかかるわけでだから、あまり何度も行うべきではないと思うが、回避策が見つかったのは良かった。

でもこの方法には問題がある。固定できないのだ。
これを自転車に付けるときは以下の装置を付ける。
蓋を開けたままではこの一番上のケースに入れられない。他会社の製品にアルミ筐体で極力本体と接触する部分を少なくしたケースが売られていたが、それでも蓋は開けられない。

ケースを自作したいところなんだが、残念ながら私にその才がないので今付けているのが上の写真に見えている、結束バンドで締め付けてくっつけているものだ。
他のアクションカメラに付属していた、三脚穴を持ったプレートを切り、これまたそれらに付属していた強力両面テープで筐体上面に付け、更に外れないように結束バンドで押さえつけているわけだ。

もし、これを読んだどこかのメーカーが対応ケースを作ってくれるなら、アイディアはくれてやるから、製品を送ってくれ。

これでの問題は、筐体が逆さまになること。ということは録画画像も上下逆になるのではと思うかもしれなが、この機種は実によく出来ていて、上下逆にすると記録画像上も逆にしてくれてちゃんと正立で記録される。モニター表示上も正常。

ということで、とりあえず解決策は見つかった。でもまだ実地テストはしてないので、この付け方で振動に耐えられるかとかはわからない。その辺りはまた追って報告を。

しまなみ2019(61);装備編(2)2019年09月06日 22時31分13秒

次は手袋。長距離自転車運転では手袋は必須。素手では確実に手の皮が剝けるから。
前回から引き続いて今回も使ったのはこの上新手袋。
上新でエアコンを買った時に設置業者の人から余ったのをもらった(エアコン2台買って、1台毎に作業用手袋が支給されるらしく、1台分は使わなかったのでもらった)。これが非常に使い勝手が良い。掌面の私募による滑り止めも適度だし、縫い目がないので擦れていたくなることがない。手袋は親指付近はハンドルを握るとしわができて、それが長時間運転では痛くなるのだけど、そのシワも少ないので痛みが少ないのだ。

一方こちらはマーレグラッシア大三島内で売っていた「しまなみ海道手袋」。
去年も買ったのだけどサイズを間違って入らず、今年正しいサイズで買い直して早速使った。私の掌は大きめなのだけど普通はMで入るけどこれはだめ。Lが必要だった。
でも、使い勝手はいまいち。上新のと似ているようで親指のところのシワが大きく擦れていたくなる。他の作業用では十分だが、自転車乗りとしてはだめだ。だからお勧めしない。

手袋選びは意外と難しい。私は本格的チャリダーじゃないので自転車だけの用品にあまりお金は掛けない。だから余計。専用品には良いのがあるかもしれないけど。

これは日焼け止め腕カバー。
今年のしまなみ海道は気温が想像しにくかったので、服は半袖にして、上からジャンパー着たり(でも暑かった)、それを脱いだ後はこの腕カバーで温度調節した。もともとは車の運転時に腕の日焼けを防止するためのカバーだ。でも袖口がゴムなのでまくるのが至極楽で、長袖の袖をまくるより温度調節しやすいのだ。「通販生活」で買ったと思うのだけど、今はもう扱いがないみたい。かなり長く使っていて正直ちょっとほつれ等がでているがまだ使える。同様のものはAmazonとかでも売っているけど、生地はどうかなぁ。どこのかはともかく、腕カバーは4月の運転でもあった方がいいと思う。

サングラスはこれ。4月であろうと日差しは強いし、ましてしまなみ海道は海沿いなので海面からの反射もきつい。だからサングラスは必須。
これは日本のブランドである鯖江で作られたもの、だと思う。北陸道は尼御前SAで売られていたのを買った。
これの良いところ、まずはレンズと言うかフィルターが単なる色フィルターではなく偏光フィルターなとこ。
反射光は偏光するので、それをカットすると反射が消えてとても見やすくなるのだ。自動車でもフロントガラス内での反射が消えてとてもスッキリ見える。
ついでに書くと、iPadの画面の画面の反射もこれを通せばある程度抑えて見やすくなる。ただ、液晶はそもそも影なので直射光に弱いので有機EL画面ほどまでにはならないのだけど。

これの良いところ2。側面もカバーされていること。横からの日差しも防げて目への負担がより少ない。
(後ろに写っているのはアクションカメラを付けるための土台。支えるために使っているだけ。)

更に良いところは、前のフィルターが跳ね上げられること。
というか、これが一番重要。トンネルの中とかでは暗くなりすぎるので不要なんだけど、その都度外してたら面倒すぎる。特に北陸道の長大トンネル連続区間ではそんなことしてたら危なすぎる。だからこのようにフィルターだけの上げ下げで済むのはとても便利。

加えておけば、軽量だしバンドもきつくなくて長時間掛けていても苦にならない。というか掛けていること忘れてしまうことがあるほど。

さすが国産、非常によく考えられている。値段は忘れたけど5000円ちょっとだったような。
残念ながら尼御前SA以外で見たことがない。福井県下のSA(賤ヶ岳とか南条)にもあるんじゃないかと思うのだけど。

しまなみ2019(62);装備編(3)2019年09月07日 06時44分38秒

今度は新カメラ。何度も書いているようにSONYのミラーレス一眼;α6000だ。
すでに上位機種のα6400も出ているのにこちらを買ったのは、動画はそれほど必要ない(連続記録はHero7に任せるし)のでそれが強化された高い6400よりも、値段がこなれているこちらを選んだわけだ。ちょうどキャッシュバックもあったので、実質的に45000円ほどで買えた。(奇しくもこれを書いているときにαシリーズの新機種6600/6100が発表された。)

写りに関してはすでに何度も書いたが、Nikon D7500に比べて記憶色バリバリ。特に緑が強い。嫌な発色ではないが、ちょっと作り過ぎな気はする。解像度は高い。

D7500に比べて小型で軽量なことは、首から下げて長時間行動するしまなみ海道や登山では極めて重要。その意味ではこの機種は大正解。ニコンのD90以降の一眼レフはとにかく重いので、首がこるし、ストラップで首の後の皮が擦れて痛くなるのだが、それがほぼない。これだけでも買った価値はある。

優秀なのがオートフォーカス。標準レンズである限り、ほとんど外さないし、物体認識も正確だ。速度も十分速い。AF精度で言うならD7500より数段上にも感じる。多々羅大橋を写すときなんぞ、その支柱まで正確認識してたのには驚いた。D7500は認識できなかったのに。

ただし、「標準レンズである限り」と注意したように、他のレンズだとAF精度が極端に落ちることがある。後日SONY純正のマクロレンズ 「30mm F3.5 Macro SEL30M35」を買ったのだけど、白馬で花を近接撮影したらこれがまた100%AFが外れていた。一部ではない、全部ピンぼけ。だからこの但し書き。故障かもしれないけど。

最初の方で書いたが、背面液晶に加え電子ファインダーを持つが、炎天下ではファインダーは全く見えない。液晶を炎天下モードにする必要がある。

液晶は可動式なので高い位置及び低い位置でも撮影しやすい。これで低いところや高いところの花が撮影しやすかった。
この写真では上向きにしているが、下向きにも出来る。左右は振れないが、そんな撮影はしないので問題ない。D7500も液晶が可動だが、可動は便利。

全体的にはよく出来た機種だけど、これも書いたとおり、とにかく電池の保ちが悪い。私の撮影仕方では1本で1日中写すのは無理。予備電池が必須。電池+高速充電器「アクセサリーキット ACC-TRW C2」が売値で8000円ちょっとで売られているが高い。ほぼ必須の品なので安く提供してほしい。電池は小さいので予備の持ち運びは苦にならないけど、やはり持続時間はなんとかしてほしいなぁ。

ということで、買ったかいはあり、実はこの後D7500の出番が思いっきり減っている。はっきり言えば気に入っている。SONYに鞍替えしそう。まあ、SONYは耐久性が気になるけど。カメラは元ミノルタだから問題ない?

しまなみ2019(63);装備編(4)2019年09月08日 06時18分03秒

最後にドローンの紹介。最初に使ったのは沖縄時だけど、書いてなかったからね。

私のドローンはDJI社のMavic AIR。前に紹介したトイドローンのTelloの製造会社。
起動時にはこの様に明かりがつく。

Telloに比べ姿勢制御や撮影性能が格段に上っている。上下左右回転の操縦は当然必要だけど、少なくとも安定飛行に関する操作は全く必要ない。少々の風でも映像は極めて安定している。だから本当なら被写体を撮ることに専念できるはずなんだけど、センスがいい撮影というか操縦は難しい。それはまた別の技量。

GPSも搭載していて飛行した場所のログを持っている他、自動帰還のためにも使われている。自動帰還モードにするだけでなく、万が一電波が途切れた時に自動的に離陸地点に戻る機能も付いている。墜落させたり電池切れにさせない限りとりあえず戻ってきてくれるのだ。交渉では電波は見通しのいいろ頃では2キロ届くらしいが、実際には人の視野内でももっと短い距離で途切れることがある。経験から言えば、携帯電話の電波塔があるとだめなので、自動帰還は必須だと言える。

4K撮影もできる。静止画撮影もできるけど、動画で撮って後で切り出せばいいから殆ど使わない。動画が全く使い物にならないTelloとは違うのだ。値段も10倍違うけど。

プロペラは可倒式で折りたたむとここまで小さくなる。
こうしてケースに入れて持ち運ぶ。

正面から。カメラは前にあり、上下にだけ動く。左右は機体を回転させる。ズームはない。

下面から。左がカメラ、右に見える穴は衝突防止&離陸地点認識用のセンサー。センサーは前後にもある(上の写真でカメラの上、両端にあるのがそう)。
このセンサーが極めて重要。画像はリモコン側で見るけど、高速移動すると少し遅れることもあるし、トイドローンと違い遠く離れることもあって見えにくい障害物もあるので。何度もこれに助けられた。

リモコンはこれ。これも折りたたみできる。
手前に出している手みたいな部分に操作用のスマホ等を付ける。

沖縄の時はiPod touch6を付けたけど、画面が小さいので今回は新型iPad mini5を買った。ところが、タブレットでは大きすぎてここには収まらないのでこういうものも買った。タブレット台だ。
これも分解して小型化出来る。なので全体的にかなりコンパクトに出来るので、自転車でも山でもなんとか持っていけるわけだ。重量は全備合わせてD7500+レンズくらいかな。感覚的に。

それを使ってリモコンに付けるとこうなる。
この画面を見ながら操作することになる。

前回飛ばした場所から大きく離れると等、時々コンパスの補正を行う必要がある。これがなかなか難しく一発で終わった試しがない。水平方向は良いんだけど、縦方向回転が難しいよね。いい方法ないかしら。

リモコンの手前にタブレットが来る。
だから、レバーを見ずに操作できるようになる必要がある。

ドローンからの映像については今回はほとんど360度撮影のみなので静止画で切り出したけど、やっはり醍醐味は動画。それは次の新潟の話の中で。

操作上の注意は、兎にも角にも録画開始を忘れないこと。これで何度か画像記録なし飛行をしてしまった。しかもに二度と飛ばせない・なかなか飛ばせない場所で。ガッテム。

画像は内蔵メモリにも記録できるけど、あまり容量がないので、基本は中に入れるマイクロSDに記録することになる。4Kではだいたい4GBで5分ほどしか撮影できない。Hero7より容量がでかい。ただ、あちらは外部給電で数時間連続記録ができるが、こちらは電池1本で最大15分、余裕を見れば10分までなので、仮に予備電池3本持って出かけたとしても録画可能なのは30分ほどなので(30/5)*4=24GBもあれば十分=32GBあれば余裕と言える。

1つ注意は、MavicAIRはSDカードの不具合を認識せず記録するため、記録ミスが有ってもエラーが検出されない。そのために沖縄でもそうだったけど新潟でも重要な撮影動画がSDの不良で抜き出せなかったことがあった。使うSDが正常かどうかを簡単にする方法はないので、買ってきたら、一度PC上で容量全部にファイルを書き込んで、エラーが出ないことを確認したほうが良い。もしくは、MavicAIRで試し録画するか。録画するだけならリモコンとさえつながればいいから飛ばす必要はないので家の中でも出来る。重要な撮影に行く前には必須だ。録画成功の実績のあるSDカードを使うのが定石と言えよう。

録画状態で飛行した場合、リモコンに付けたスマホ側にも1K相当の解像度でキャッシュ動画が残ることがある。「ことがある」と書いたのは、残らないことがあるからで、長い録画の場合、ファイルは4GB頃に分割されるのだが、この最後のファイル相当分しか残らないようだ。沖縄や新潟の記録失敗時はこのキャッシュ機能のおかげでかろうじて動画を取り出せたが、過信は禁物。やはりSDカードの確認が需要だ。

ということで、長く続いたしまなみ海道2019もおしまい。最後に紹介した製品群はそのままこれ以降の新潟・白馬行きでも使われており、そこではもう紹介しないので覚えておいてね。

おしまい。

天神祭花火2019年09月09日 05時57分48秒

7/25は天神祭の船渡御だった。その花火を某所から見られる機会を得たので行った。
虹が出てる。見えるかな?

でもその場所からの写真は都合により公開できないので、別の場所で撮影したものを。
で、その写真を見たらこんな事になってた。
大爆発?

露出時間が長すぎたか。それがピッタリ合うとこうなる。

別の1枚。
花火の写真を撮るのは難しい。シャッタースピードが早すぎると暗いし、長すぎると爆発になる。人の目には残像があるから長く光っているように見えるけど、物理的には極めて短い時間の発光なのだ。この時の撮影でも何度も設定を変えた。それでもうまく撮れたのは2000枚の内50枚もない。練習すると言っても花火大会探して行くしかないのかなぁ。

・・・

このネタ、実は出すのためらってた。例の京都アニメーションの事件があったから。でも四十九日を過ぎたのでもう良いかなって。悲しいからと言って全てを封じるのは違うと思うし。でも合掌。
(C)おたくら編集局