(1)は序章ね。
次にやるべきことは、Windows10の導入仕方によって変わる。
(あ)先のバックアップでエラーが出ている場合、もしくはクリーンインストールをする場合
→何がインストールされているかの把握
既存アプリの設定保存とアンインストール
(い)バックアップでエラーが出ておらず上書きインストールする場合
→Windows10インストーラーのダウンロード
(あ)の場合の説明。
バックアップでエラーが出ている場合はクリーンインストールをするしかないので、既存のインストールが必要なソフトは一旦すべて使えなくなる。なので、事前準備が必要となる。
まずは
何がインストールされているかを把握する。コントロールパネルの「プログラムと機能」でインストールされているソフトをすべて書き上げる。フリーウエアの
geek uninstallerというものを使えば、一覧を出力できるので便利。ただし、ここでわかるのはインストーラーを使ってインストールしたものだけなので、それ以外に直接入れ込んだソフトは必要なら別途その位置を記録しておく必要がある。まあインストールが必要ない=ファイルだけで起動可能なのでCドライブ以外に入れている限り問題ないが。
余談だが、インストーラーでインストールするソフトの中にも、実は再インストールしないでも=ファイルさえ存在していれば使えるものも結構ある。でもCドライブに入れている限りインストールしていた場所が移動されてしまうので一旦使えなくなる。うちはCドライブは低容量のSSDなので、高速起動が不要なソフトは大容量のHDDであるDドライブにインストールしている。そうしておくと、こういうときにちょっと手間が省けたりする。これを機会にインストール位置の見直しを図るのもいいと思う。
次にその前に各ソフトの設定を保存し、ライセンスを必要としているソフトに関してはライセンス開放のためアンインストールしておく必要がある。これを忘れると再インストールの際に各メーカーに問い合わせが必要になるなど、どえらく苦労するので忘れないように。最近の有償ソフトはほとんどがオンライン承認なのでネットーワークがつながっているうちにやっておく必要もある。
そして以外に忘れがちなのは設定の保存で、色々とカスタマイズできるソフトではその設定を保存しておかないと再インストールしたときに設定戻すのにどえらく苦労することになる。設定の保存仕方はソフトによって異なるが、ソフト内に設定の保存と復帰があるものはそれを使い、ないものは仕方ないので以下の方法を併用するしかない。
1.各ソフトが手動でのバックアップと言うかPCの更新とか移動とかの方法を書いてくれているのがあるのでサポートページに従って行う。
2.Users\ユーザー名\AppData\の下を全部保存して、該当ソフトのものを再インストール前に戻す。全部戻すと要らない・この際捨てる・前にアンインストールしたソフトのまで入ってしまう。なおこのフォルダは隠しフォルダのためエクスプローラーではそのままでは見えない。見方は適当に調べて。なお、これは忘れても一応自動的に保存されるので大問題ではない。
3.レジストリで該当ソフトの部分を保存する。
標準で入っているregeditというソフトを使う。レジストリという言葉ややり方が分からなければやらないこと。
4.設定画面を開いて各項目の内容を手書きで写しておく
手間はかかるけど、一番安全。
メーラーはデータが多いので時間がかかりがち。鶴亀メールのようにデータ保存位置をシステムドライブ意外にできるものはこういう時比較的楽。
ブラウザ系は最近同期機能があるからそれを使うのがベスト。というか使わないで移行するのはかなり面倒。やりかたは各ブラウザのサポートHP参照。詳しく書いてあるけど、そのとおりにやってもうまく行かないことのほうが多い気がする。
なお、ソフトによってはインストール時のフォルダーの設定そのものが重要なものもあり、そういうのはインストール後に設定を戻すということが出来ないので注意。ゲーム環境のSteamのライブラリフォルダの設定などがこれ。
あと、ファイルに対するアプリの割り付けも消えるので、必要なら、これは手書きし仮称がないけど書き留めておく。まあ、これは再インストールしたら戻る物もあるし、次回起動時に設定すれば良いのでそれほど大きな問題にはならないが。
(い)の場合はおよそソフトはそのまま引き継げるので特に準備は必要ない。が、この際設定を保存しておくのは良いことである。PCはいつ飛ぶかわからないから。
ここまでやって、いよいよWindows10のインストーラーを取りに行く。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。