Windows10インストールに当たって、最初に設定を聞いてくるけど、ここで絶対にしてはいけないことが1つ。
「OneDriveでのデスクトップなどのバックアップは絶対に設定してはいけない」
これはMicrosoftによる盛大なだましというかものすごく要らぬお節介で、設定してしまうと非常に多くの苦労することになるので、設定してはいけない。
してはいけない理由は以下の通り。
(1)これを設定するとデスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオなどの記録フォルダ位置が変わってしまう。しかも同期を停めるとさらにフォルダが変わる。
(2)OneDriveの無償領域は5GBしかないため、それを超えたときは頑張って要らない物を他に移すか、有償コースを申し込むしかなくなる(後で利用量が減っても自動解約はされない)
(3)Microsoftアカウントでのログインを設定すると、ユーザー名もそのIDから自動設定されてしまうため、せっかくWindows7と同じようにと思っていても出来なくなる
(4)それらのフォルダに更新がかかるとすぐ通信がかかるため、通信やCPUに負荷がかかる
特に(1)(2)は致命的で、せっかくWindows7で設定を保存していてもフォルダ位置が変わったら使えなくなる。逆に、設定戻し時にフォルダのコピーでデスクトップとかを復活させようとしても復活されなくなる。(3)もフォルダ位置が変わるという意味では同じなのだけど、(1)による変化よりまし。
具体的にどう変わるかと言えば、例えばデスクトップなら
C:\Users\ユーザー名\Desktopが
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\Desktop
となる。なので、Windows7からのそれらの復元時もその場所に入れないと出てこない。
それだけならまだしも、後からOneDriveによるバックアップ(同期)を停めると、その中のファイルはほったらかしに上の位置に変更されてしまい、デスクトップが消えた!となる(ショートカットだけ作られる)。これは極めで腐った仕様だ。
さらに、OneDriveは5GBを超えると有償になるため、デスクトップはもちろん例えば動画をたくさん持ってたりするとすぐ超えてしまい困ることになる。で、そのときに同期を停めるとファイルが消えて;正確には直接は見えなくなって「ぎゃー!」となる、いや、なった。
だから、OneDriveでのバックアップは絶対にしてはいけない。インストール時設定がある。もし同期が入った状態でインストールされたら、他の作業を行う前にOFFにする必要がある。
後から変更するのは、
タスクバーからOneDrine>その他>設定>バックアップ>重要なPCのフォルダ>バックアップを管理>フォルダをバックアップで全て外す。
OneDriveは任意のフォルダのバックアップが出来ない。クラウドドライブならGoogleDriveの方が任意フォルダのバックアップが出来るのでよほど使いやすい。そちらを強くおすすめ。
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