お盆新潟・白馬2019(95)2020年05月11日 06時18分02秒

兎平ではこんな事やっているらしい。
一度行くのも良いかも。椎谷でも星空が霞んでしまっている昨今、久しぶりに満天の星空を見てみたい。

ゴンドラはほとんど白なのだけど、

中に黒があるみたい。
どういう違いがあるのだろう?ループのつなぎ目?

なんか上の方は雲の中?

兎平。
星見会ってこのあたりの斜面でするのかな?

リフト1。

下の方はいい天気。
ここから見ると、白馬村は2本の川に挟まれているのか。

リフトの上の駅から。
下に見えているのは黒菱平。そこからならゴンドラに乗らない分安いのだけど、そこに行くまでの道路がけっこうで時間もかかる大変なので今回は使わない。

次のリフトまでの間は湿地。


今日の最終はこの時間らしいけど、今日は昼には降りるので問題ない。

ということで、八方山荘前到着。9:23。
人は結構いる。

やはり池の方は雲の中かなぁ。

雲は多めだけど、下の方はよく見える。

荷物を整えて登り開始。

マーマレード20202020年05月12日 06時28分35秒

今年はしまなみ海道に行けなかった。行ったときは必ず柑橘類を買ってきて、でも食べきれないのでマーマレードを作る、それがここ数年の恒例となっていた。しまなみ海道にはいけないけどあそこの柑橘類は食べたい。ということで、今年は去年泊まった宿に電話して送ってもらった。送料込み4000円で箱いっぱい。
2箱じゃなくて、重ねていると腐敗が早くなるので2箱に分けた所。いろんな種類を入れてくれているけど、一番多いのはデコポン。身の甘さと酸味が絶妙で、また身を包む皮が薄くて食べやすいので好き。

柑橘類はいつ腐るか正直わからない。皮にカビが生えることがあれば中身から腐ってくることもある。腐ると言うか発酵か。なんにせ、1週間位でも危ないときは危ないのでマーマレードづくりはいつ始めるかの見極めが大事だったりする。今回は3週間目で作成。時間と体力が必要なので、いつでも出来るというわけにはいかない。

まずは洗って皮を剥いて、裏側の白いところをスプーンでこそげ取ってから短冊状に切る。
量は700gちょっとになったか。

身の方は別途切っておく。
先に書いたとおりデコポンは身の皮が薄いのでむかなくてもいいけど、甘夏などは皮があつすぎるので剥く。

酸味を付けるためレモンも入れるが、レモンは実の皮が分厚い上に剥きにくい、というか剥けないので圧搾機使って絞った。
この写真は絞る前。
皮が約700g、身との合計重量は約2キロ。

甘夏やレモンは種が多いので取る。種は捨てずに集めて、茶こし袋に入れてとろみを出すために使う。ペクチンという成分が出るそうな。

皮を剥くと、中身が醸されてしまっているものが時々ある。
外側からはわからないんよね。身の間に黒カビが生えているものは切ってしまい、他はマーマーレードに入れない。醸されたものは身の味がおかしいと言うか変わっているし、いくらこの後長時間熱を加えて殺菌されるとはいえ、カビはできるだけ入れたくない。これらは別途食べた。カビの部分は切ったとはいえ、若干は残ってる。少量のカビを食べたくらいで体調壊すような軟さはない。というか、空気中にはカビなんぞいくらでも漂っているのだから、食べ物に付いたカビだけを取り除いても意味はない。

本来は、ここで皮を一晩水につけて苦味を抜くべきである。が、いつも時間をケチってすぐに次の工程に行ってしまう。だからうちのマーマレードは苦い。一応一度圧力鍋にかけてから水を換えてはいるのだけど。

皮の所に身を入れて煮始める。
右上に見える白い袋は、先程の種を入れた茶こし袋ね。途中まで入れておいてとろみを出す。
砂糖の量は実+皮の約7割。今回は1.5キロ使った。1キロ袋まるごとと去年の残り半袋。去年10キロ砂糖を買ったので今年は買う必要がなかった。今年の梅ジャム作りを考えても来年までは大丈夫かな?

で、2時間煮詰めてここまで来た。
今回は水を入れすぎて煮詰めるのに時間がかかった。実から大量の水が出るのでそんなに入れなくても良い。

別途瓶を煮沸消毒。
去年瓶も多く買ったのでそれを使う。去年はマーマレードもジャムも作りすぎて大量の瓶が必要になったので買ったのだ。もう1つの理由は、それまで瓶はいろんな食品のものをかき集めて使っていたが、ごちゃまぜにしたため瓶と蓋が合わなくなっており、一見閉まっているように見えても実はきっちり閉まらないものが大量に出たため、すべての瓶を統一すべく空き瓶を買ったのだ。でも、実は去年作ったマーマレードがまだ残ってる=そこで使われているものがあって今年の分を入れるのには足りない。なので、一部は他のが混じっている=瓶と蓋があっていない可能性がある。この先梅ジャムも作るのでまた瓶を買っても良いのだけど。

で出来上がり。今年は15.5瓶分で来た。去年より色が濃い。煮詰めがよく出来たからか。去年は煮詰めが甘かったような。
逆さまにしているのは熱さで蓋の部分を消毒するためね。まあ、蓋も煮沸消毒してるからあまり必要ないのかも知れないけど。

9時位から作業開始して19時前までかかった。煮詰めている間は休憩もできるけど、最初の身と皮の処理中;約4時間はとにかく立ちっぱなして辛い。マーマレードづくりは1日仕事なので「今日はやる!」と決めてやらないとだめなのだ。

さらにこの後冷めてから、瓶の周りに付いたものを取る作業も必要となる。外についたマーマレードをそのままにしておくとべとつく・・・というよりそこからカビてくるから。意外と取れにくいので1時間近く瓶を水に浸してからの作業となる。結局そこまで終わったらもう23時。

一人で食べるとこれで1年は軽く保つ。誰かにあげても良いのだけど、そんな人居ないし(^_^;)。

次は梅ジャムづくり。その前に収穫が必要だけどね。いや、今年はジャムより梅酒と梅干し作るか?梅干しは5年ほど前に作ったものがまだ食べきれてないけど。

お盆新潟・白馬2019(96)2020年05月13日 06時16分10秒

登るのはいつものちょっかりコース;山荘の裏手から登るコースね。
きついけど短い。いつも「ちょっかり」と言ってるけどどういう意味だろう?調べたら「直下り」で、本来はスキーで「直滑降の下り」の略らしい。まあ、意味合い的には最短コースと言う感じで使ってる。

八方は花はそこそこあるが、傾向は去年とは大幅に違う感じ。
これはハクサンシャジンの蕾?

これは咲いたハクサンシャジン。

ミヤマダイモンジソウ。

ホツツジ。

ミヤマアキノキリンソウ。

タカネマツムシソウ。

途中から下を望む。
日差しはあるが、雲は多め。

お盆新潟・白馬2019(97)2020年05月14日 06時23分42秒

ミヤマコゴメグサ。
日本固有種だそうで。

タムラソウ。
アザミのようでアザミじゃない。どちらも同じキク科だけど属が違う。

ハッポウタカネセンブリ。
センブリというのはリンドウの仲間だそうで。そういえば、花の形がちょっとにているような。

イワショウブ。

オヤマソバ。
花がそばに似ているかららしいけど、そばとは関係ない。

蝶が居た。ベニヒカゲかな。

これは別の場所に居た蝶。私の脚に停まってくれた。
ベニヒカゲとは違うが、名前不明。八方は蝶の個体数が多い。種類は多くはないけど。

お盆新潟・白馬2019(98)2020年05月15日 06時27分35秒

直下りコースと八方山荘を上から。
右手が自然探求路。緩やかだけど長い。直下りがいかに直線かがよくわかる。

登っている途中、セスナが眼下を飛んでるのが見えた。写真には撮れなかったけど。ヘリも往復してた。これも眼下というか真横。何かあったのだろうか。

ミヤマママコナ。

ちょっかりコースは下の方は岩だけど、上の方は木道になっている。
確か去年は工事中だったと思う。きれいに整備された。ところが、これが妙に登りづらくてきつかった。岩のほうが歩幅に合わせられるから楽。

クモマミミナグサ。

八方山ケルンに到着。9:52。

お盆新潟・白馬2019(99)2020年05月16日 06時42分19秒

八方山荘のほうが雲に覆われてきた。
雲の動きが早い。

一報、池の方はよく見える。でもこの雲の感じでは周りの山々は見えないかも。

これもタムラソウ。

ミヤマコゴメグサ。

オヤマリンドウ。

イワショウブ。

息ケルンに到着。10:11。

お盆新潟・白馬2019(100)2020年05月17日 06時56分24秒

ウメバチソウ。
八方や栂池で一番数多いと思う花。ところが、今年はかなり少なかった。

今日はかなり人が多い。

私呼んで「顔ケルン」。正式名称は八方ケルン。
ここまでくれば池はもうすぐ。

ここは陽があたっているけど、雲は多い。稜線が見えるかどうか。

ここから下の方を見ると、なだらかな坂に見えるんだけどそうではないんだろうなぁ。



お盆新潟・白馬2019(101)2020年05月18日 06時36分32秒

顔ケルンからのきつい坂を登りきると、後は池までなだらかになる。
池が遠方に見えた。前方の稜線はわずかに見えるが、右手はほぼ雲の中だ。この写真はα6000のパノラマモード。

今度は複数の写真をつないでパノラマ。
写っている範囲はそれほど差はないのに随分と狭く感じるのは上下の写りが広いからか。パノラマモードは解像度がかなり低くなるので、大雑把に見るには良いけど、細かいところまで見たいなら合成のほうが良い。まあ、それでも重なった部分は解像度落ちるので一番は超広角レンズを使うことだけど、α用は持ってない。

もう少し近づく。
池の周りは人が多いなぁ。

葉っぱはイブキジャコウソウに似ているのだけど、花は違う。
何だろう?

クモマミミナグサ。登山道途中のは花が1輪2輪くらいしか咲いてなかったけど、池の近くはもう少し花が多い。

蝶が居た。しじみ系。

お盆新潟・白馬2019(102)2020年05月19日 06時11分00秒

池の上にある唐松ケルン(第3ケルン)。

このあたりからは下に池が見える。池の全景を撮影するならこの位置が一番。

コメツガとその実。
松の一種だから、その実も松ぼっくりと言える。超小型の。

ここでドローンを飛ばす。人が多いので池の上を飛ばすようなことはしない。直上に上げて360度撮影のみ。ここも平地は少ないけど、白馬乗鞍山頂に比べればマシ。

思いの外写真が多いので次回紹介。

・・・、編集の都合で先のその後の話を少し。

やっぱり前方は雲の中。残念。

反対側の斜面を見る。
日があったたり雲の中だったりで動きが激しい。

中央屋や左手遠方にも池が見えた。
でも行けないんだろうなぁ。あぁ、ダジャレじゃないよ。

お盆新潟・白馬2019(103)2020年05月20日 06時29分50秒

先に言い訳しておくと、ここでドローン飛ばしていいかどうかの問い合わせは事前にメールで行った。行く1ヶ月以上前の話だ。が、返答がなかったので飛ばすことにした。ここは航空法上の飛行禁止区域ではない。
ドローンの飛行条件として、第三者から30m以上離して飛ばすというのがあり、ここでは水平移動させるとそれは維持できないので決して水平移動はさせない。自分の真上のみで360度パノラマ撮影だけにする。本来これすらだめなのかも知れない。

最初にこの1枚。ここに写っている子供がドローンが飛ぶのをものすごく期待してた。
しかし飛ばそうにもとにかく雲が多くて飛ばすタイミングが来ない。雲の動きは早いのだけど、一瞬晴れてもすぐ雲が来る。唐松岳に向かって左手の下から雲が上がってきて右手に抜けていく感じ。
以降の写真を見れば分かる通り、上げたら即雲の中に入るような状況なので、飛んでいるドローンはほとんど見えなかったと思う。そもそも飛ばすと明るい中に小さい点になって見えにくいのだけどね。

だいぶ待って一瞬切れ間が出たので飛ばす。
ちょっと上から。

30m位上から。
池周辺の全貌を捉えたのは初めて。池の青さがよく分かる。右側にある池は泥色なのにね。深さが違うんだろうか。

GoogleEarthでほぼ同じ位置から見るとこうなる。
色合いと解像度はともかく、GoogleEarthがあれば苦労してドローン担いで飛ばして静止画撮影する意味なんてなくね?などと思わなくもなかったり。すごいソフトよね。

ところが。雲が切れていたのはほんの僅かな間でまた雲が来た。そうなるともう殆ど見なくなる。

視界なし。

正面の雪渓が僅かに見えた。でもドローンはズームはないし、遠景は少々上から見ても地上からと大差ない。

雲の切れ間から池。

ケルン周辺。
このあたりの地盤が真っ白なのがよく分かる。白馬大橋から見た山の山頂が白なのはこれと同じなのだろう。

また雲。

もう池もあまり見えない。

もう飛ばしててもしょうがないので着陸。結局飛んでいたのは4分くらいだけ。

着陸寸前の正面画像。
高い木越しに写したように見えるけど、実際にはこの木自体が高さ50センチくらいしかないのでかなり低い位置からの撮影。

終わって片付けていると、「ここは飛行禁止」と言われた。が、それが本当かどうかはわからない。世の中には何処で飛ばしても文句言う人がいるから。もうお盆の時期に飛ばすことは二度とないけど、それ以外の季節に行けて人が少ない時だとして、飛ばしていいかどうか、今度はちゃんと白馬村の公式見解を得ておこう。というか、ちゃんと問い合わせのメイル出したのだから、答えて欲しい。ドローンの件だけじゃなくて、いろんな問い合わせがメイルで来ても無視してるんじゃないか、という気がする。

(C)おたくら編集局