椎谷越後名勝絵葉書(改) ― 2020年10月03日 06時15分46秒
お寺さんに行って、確認出来たので修正。
・・・
絵葉書の中には、椎谷の風景を写したものもあった。
作ったのはうちの菩提寺である華蔵院さん。当時はこんなこともされていたのね。
保存状態があまり良くなくてかすれてるけど、説明文から大体の場所がわかる。観音堂の近くから米山を写したものだ。
これが現在の写真。
ほぼ同じ?まあ、当時はテトラポットなんかなかったはずだけど。
不動の滝。
他の写真から察するに昔は納涼の場所だったみたい。
私に言わせれば椎谷自体が避暑地みたいなもんだけどね。
今は正面の水はほとんど流れておらず、横手からわずかに落ちているのみ。上と比べると大分奥まっているように見えるが、それは崩れたから。
横に見える不動尊のほこらは今もある。同じ位置から撮影したものがないので振り返って1枚。
観音岬に沈む夕陽。
これは残念ながら同じ位置からの撮影がなかったのでよく似た写真で。
今は観音岬の下は行きにくいんよね。
観音堂、じゃなくて隣にある香取神社。
今の写真はどっかにあるはずだけどちょっと出てこないので後日。
ちなみに150年前の姿はこう。
その隣にあるのが観音堂。
観音堂は今も昔も茅葺きなのだそうな。ちなみに来年はご本尊のご開帳が予定されている。本当は今年だったんだけどコロナの影響で延期。
仁王門。
これも今も同じ位置にあるけど、こちらも屋根が違う。昔は茅葺きのように見えるけど今は瓦。
手前にある歌碑などは同じ。上の写真にはわらじが見えるけど今もあって、来年までに大わらじを含め掛け替えられるべく準備されている(7月にはは華蔵院さんに行くと見ることが出来たけど、先日はなかったような気がするもう交換されたのかも)。
四が抜けているけど、どこだったのかねぇ。陣屋跡か馬市?
時代がわからないけど、建物の状況や撮影者の名前から推測できそうなので、今度行ったときに住職に聞いてみよう。
第2集ということで、第1集も見つかれば良かったんだけど残念ながらなかった。お寺さんにも数枚あるらしいけど、それが第1集なのかどうかはわからないそう。他に椎谷を写した物はあるにはあり、それもおいおい紹介したいけど、保存状態が悪くて。
彼岸花 ― 2020年10月03日 16時18分05秒
千里万博;資料編(1) ― 2020年10月04日 08時44分36秒
諸般の事情により岩内絵はがきネタは後日に延期。あしからず。
・・・
新潟と実家の整理から見つかった千里万博の資料。その数は非常に多くてまだほとんど整理できてない。写真集、ガイドブック、スタンプ帳、記念メダル、記念コップ、トーテムポールの貯金箱、各館のパンフレットなどなどある。
前に記念メダルは出したけど、今度は入場券。大人11枚子供1枚が出てきた。
うちに親戚中が泊まって行ったから、自分たちで行ったものの他もらったものもあるかもしれない。
入場券を入れる袋の中には交通網が書かれているがこれが当時を知る良い資料になる。
大阪市営地下鉄が「大阪市営高速鉄道」と書かれていたり(何号線という呼び名は今でも正式名称)、万国博西口駅が地図上は「仮設駅」と書かれている(文章内では「西口」。北大阪急行は上新田で曲がって会場に向かっているが、この上新田という駅は今はない。インターネットで調べても全く引っかかってこないが、聞いたところによると旧千里中央駅のことらしい。現在の駅より少し南、おそらく中国縦貫道路と交わる付近ではなかろうか。万博に関しては写真も大量にあるけど、この旧千里中央駅のはなかった。残念。
新幹線は新大阪までしかない。中国縦貫自動車道がすでに書かれているが、中国縦貫道は上下のどちらかだけすでに開通していてそこを対面通行で使い、万博が終わってから北急路線跡を道路にして対面通行を解除したらしい。
千里万博は本当にいろいろ紹介するものがあるので徐々に。
千里万博;資料編(2) ― 2020年10月05日 08時39分05秒
千里万博;資料編(3) ― 2020年10月06日 07時02分16秒
千里万博;資料編(4) ― 2020年10月07日 06時38分26秒
千里万博では記念切手も発行された。
うちにある物を調べていたら、3種類のシートが出てきた。
表面には万博のマークが描かれているが、これには銀色と金色の2種類あるらしい。うちにあったのは一番上のが銀色で、後は金色。
今このシートがいくら位するのかなと思って調べてみたら、意外にも額面割れすることもあるくらいなのだそうな。理由は発行部数がとても多いから。どれも一千万枚近く発行されたらしい。もちろんすでに使われシートになっている物は減っているとはいえそこそこ残っているはずだから、そんなことになるのだ。私は記念で持っておきたいので売る気はないけど、ちょっと残念。
ところで、この千里万博のシンボルマークはシンプルで覚えやすく極めて美しいと思う。子供でも容易に覚え描ける。それにくらべて2025年の大阪万博とか東京オリンピックのデザインは複雑すぎて。奇をてらってるだけにしか見えないのだけど。虚飾を排しその催しに込められるべき思いの核を表す、そんなデザインは出来ないもんかねぇ。
家系図 ― 2020年10月08日 07時23分02秒
今家系図を作っている。正確には、一度作り上げたがまた新しい資料が出てきたので増補修正中である。
普通の家系図というのは誰と誰が結婚して子供が出来てと言うようなのを線でつなぐだけだが、私の作っているのはそれ以外に誰がどの年代を生きたか、その人の写真付きで作っている。
親子・親戚関係がわかってもそれらの人が年代的にどれほど一緒に過ごしたかというのはこれを見なければわからない。子供が祖父母を知っているかなどがこれでわかる。
さて、家系図を作るのに絶対必要なのは戸籍謄本。自分のだけでなく、ご先祖の分までとれればなお良い。親戚のもあればいいが、昔と違って今は個人情報保護のため関係者以外はとりにくくなっているので難しいかもしれない。
これに加えて、過去帳もあればなお良い。戸籍が出来たのは明治以降なので、それ以前を知るにはこれが必須だ。過去帳は菩提寺に行けばあるはずだ。うちの菩提寺は少なくとも1700年代からは今の場所にあるので、うちのご先祖もそこまでたどることが出来た。
過去帳を使うときの注意は、過去帳では数え年で記載されること。戸籍は実年齢なので食い違いが出る。さらに、戸籍名と過去帳上の名前がなぜか違うこともある(戒名と俗名という意味ではない)。
うちの場合、さらに日付とともに写された人物写真があったのでそれも活用している。
昭和戦後以降の戸籍謄本は比較的読みやすいが、明治・大正の物は手書き手写しなので読みにくい上に旧漢字や今はほとんどないであろう家族制度が出てきたりするので、その読解はなかなかに難しい。
幸いにして、うちでは昔にとられた戸籍謄本が出てきたのでそれを使っている(明治年間の!)。たとえばこれ。
明治の戸籍謄本には身分が書かれている。ここでは「平民」と。少なくとも明治30年代までは書かれているようだ。さらに、「私生」という言葉も見える。正妻以外との間に出来、認知前の子供だ。「伯父」「養父母」というのも見られることがある。生まれが江戸時代でも、明治以降に生きていればこのように戸籍が作られている。
戸籍からは抹消されるのは今は結婚と死亡(相当)だけだが、昔は分家しても抹消された。また、出戻りすると前の続きではなく新規に戸籍に追記される。出戻りとは離婚して戻るだけでなく、分家解消というのもある。
今回作ってみて、まともな家系図を作る作業がいかに大変かがよくわかった。うちはまだ縁戚関係が簡単なのでなんとかなったが、お手欄のを少し見せてもらったらすごい人数で、これを書き上げるには1年くらいかかるんじゃないかと思われた。うちのこれですら第1版を書き上げるのに2ヶ月はかかったから。これから新資料を元に第2版の作成にかかるけど、また1ヶ月はかかろうかと。
家系図を作るのは意外に大変な作業だとわかった。一方で今回のことでやり方は大分わかったので、これを仕事にしようかなどと考えたりしている。需要があれば。
戸籍謄本と過去帳が入手可能で(個人情報保護条例のためこちらで入手出来ないので)、それが江戸・明治・大正・昭和戦前以前にもかかっていて(昭和戦後以降なら簡単)、家系図を作って欲しい方はお問い合わせを。量にも依りますけど、最低一ヶ月はかかるのでお値段もそれなりにさせていただきます。
かまきり ― 2020年10月09日 09時16分55秒
グランドプリンスホテル京都 ― 2020年10月10日 07時42分01秒
唐突に、ホテルに泊まりに行った。京都市営地下鉄は国際会館駅から歩いていける距離にある「グランドプリンスホテル京都」。
ツインの部屋を1人で泊まると朝夕食事付きで2万円ちょっと。普通の自分では絶対に選ばない価格なんだけど、とある抽選で宿泊補助券2万円分もらったので実負担がなんと1000円未満で済む。とあらば行かないわけはない。
本当はもっと早くに新潟なり別の場所で泊まりに行こうと思っていたのだけど、そう思っているうちに新型コロナで行けなくなって、でも期限が9月末までなので急ぎ行ったのがここ。この日はすいてたけど、連休中は稼働率100%だったらしい。
食事は夜はフランスフルコース。
朝は選択できるのだけど、私は和定食を選んだ。
どちらもさすが高級ホテルだけあっていい素材を使った美味しいものだった。特に朝の和定食は柔らかさ、味付けともに感動した。
1つ残念だったのは、ホテルにではなく、私が枕が変わると寝られない質であること。白馬に行ったときでもなかなか寝付けないが、あそこでは山登りで疲れているからまだ寝てしまうのだけど、ここでは昼間全く疲れてないので貫徹に近い感じになってしまった。ホテルで寝られるようになるほど泊まりに行けるような身分になれればいいのに(^_^;)。
とはいえ、さすがは高級ホテル。良かった。もう二度と行けないかもしれないけど。
財政に余裕がある人にはおすすめ。連れて行ってもらえるとありがたいかと(^_^;)
かまきり2 ― 2020年10月11日 06時55分22秒
昨日も自転車乗っていると多数のカマキリに遭遇した。
前に「どこからでもにらんでいるように見える」と書いたけど、そうではなかった。気がついてないときはあちらの方を向いているので、ターゲットロックオン状態になると追尾が鋭い、ということみたい。
こちらは子カマキリ。道路に対して保護色に近いから轢いてしまいそうになって危ない。
SONY α6000の標準レンズだけど、被写界深度が思いのほか浅くて胴体にピントが合ってしまうと顔がぼやける。顔にピンポイントでAFを合わせて胴体をぼかした方が良さげ。それが上の写真。小さいし、地面すれすれなので液晶での確認だけでは難しい。意外と逃げないので時間的余裕はあるんだけど。
最近のコメント