2020新潟・白馬(1)2021年01月17日 09時30分00秒

さて、7/25に新潟から帰ってきたわけだが、まだ蔵の中の整理は終わってない。写真でいえば乾板は置いたままだ。逆に、ちょうどこのころから実家の整理も始めていて、そこで使っていた物の一部を新潟で使いたい(京都では使い道はないが、新潟では使えるものがたくさんある)。ということで、9/30からまた2週間近く新潟に行くことにした。

実はこの日取り決定には非常に苦労した。まず8月のお盆は人が多いだろうし、そもそも今年は町内会長なので町内の一大イベントである地蔵盆の段取りがあるため京都にいなければならない。実際にはCOVID-19のために地蔵盆は簡略化し、夜の懇親会は中止にしたのだが、それでも事前準備はいろいろある。
9月の中旬から下順は国勢調査の準備から用紙配布という役目もあった。5年に1度のことだが、町長は調査員の役も担う。幸いなことに今年はCOVID-19こともあって調査用紙の回収作業はない。すべて郵送かインターネット回答だ。しかし、事前準備があるし備品の返却日までには帰ってこなくてはいけない(このあたりのことは臨時公務員扱いで守秘義務があるので書けない)。

さらに、どうせ行くなら白馬も行きたい。白馬なら9月末でも紅葉しているはずなので、一足先に紅葉狩りも出来よう。プチホテル志鷹さんにもそのあたり問い合わせて聞いたりもした。

そういったもろもろの事情を鑑みた結果、9/30~10/15で新潟と白馬に行くことにした。前後の予定から見て、かなりピンポイントの設定であった。

次の問題は交通手段をどうするか。
前のシリーズでも書いたとおり、自家用車は新潟から帰ってすぐ売ってしまった。ならばこの期間レンタカーを借りるかであるが、さすがに2週間借りっぱなしにするとかなりの高額になる。軽でも10万は超える。ならば行って乗捨て、帰りにまた借りるというのはどうかと思ったが、実はこの場合回送料金が非常に高くつく。新潟は遠いのだ。片道だけで7万とかかかるので借りっぱなしより高くなる。で、結局どうしたかというと、向こうでの交通手段を別途用意し、行き帰りは電車ということにした。この交通手段については後述。

さらに問題がある。今回は実家の荷物;特に冷蔵庫とか55型TVとか大型物を送る必要がある。普通の段ボールに入る物は普通の宅急便送ることが出来るが、これらは宅配便では送れない。ならば引っ越し便を使おうかと思って見積もりをとったが、HPでの仮見積もりでは3.5万円くらいなのに、実際に電話がかかってきて送る物と場所を言ったら7万から一番高いところでは14万もかかり、しかも日程が限られるという。これではだめだ。ならば、行きだけでもバンみたいな車を借りて乗捨てるのはやむを得ないか?でも冷蔵庫や大型TVを腰の弱い自分で持ち運ぶのは無理だから人足を考えると、実家・新潟双方で最低2万はかかるだろう。う~ん、どうしよう。

先に引っ越し屋について今回学んだ教訓を書いておくと、こうである。
・インターネット見積もりは嘘っぱちなので(「価格何円~」の「~」が曲者)、絶対にそこから契約しない(必ず電話で見積取り直す)
・(大きさは関係なく)少数荷物移動では引越便はどうやっても個別配送より安くならない。
引越便の長距離では翌日配送は無理。他の引越しと合せ技するときは日にちも限定される(というか合せ技したがる)。
・比較サイトに登録すると、しばらく電話ラッシュになるので注意。あれこれ有料・抱き合わせ無料サービスも言ってくるので不要ならちゃんと断ろう。

悩みに悩んでいると、ヤマトに「らくらく家財宅急便」というのがあるのを知った。正確には宅急便のヤマトの子会社なのだが(だからヤマトのカードでの支払いは出来ない)、荷物1つ1つでの支払いになるが合計でも料金も比較的安し、日にちも自由だ。家まで取りに来てくれるし、向こうでも設置まではしてくれる。ということで、荷物はこれで送ることに決定。まあ、これについては後で事件が起こるのだが、それについてはまた後で。

今後基本は車なし移動になると思うので、今回送る荷物は基本的には新潟に置きっぱなしにすることになる。もう今までのような車に頼った大型物毎回移動は出来ない。往復するものは鞄に入れて移動する。多少重くても。その経験が今後のための目安になる。

なんかえらく長くなったので、もう1回文章だけの回が続く。

2020新潟・白馬(2)2021年01月18日 07時29分56秒

さて、新潟での交通手段をどうするか。置きっぱなしに出来る物だ。

ここでの候補は2つ。最初に考えたのはバイク。しかも電動。なぜガソリンバイクではないかというと、ガソリンスタンドがあまりないから。電動なら家でも充電できる。

しかし、新潟で電動バイクを売っている店が見つからない。普通バイクならガソリンスタンドででも少しはメンテしてくれるだろうが、電動はそうはいかないから、ちゃんと扱える店がなければならない。京都で買って持っていくというわけにはいかないのだ。
そもそも電動バイクによさげの物がない。日本は車の電動化は進んでいるけど、バイクは大手メーカーが一般向けにはまだやってないということもあって新興メーカーのしかないし、やはりそう言うのは不安がある。

電動バイクで決めきれないもう1つの原因は航続距離が短いこと。駅前まで出ると片道20キロ、往復40キロは見とかないとだめだし、寺泊に行くとなるとさらに必要。充電は夜間しか出ないだろうから1日1回の充電で余裕を見て80キロは走ってくれないとだめ。カタログスペックではなく実質で。が、これを満たす電動バイクはない。

となると、ちょいと体力はいるが自転車しかない。新潟は海沿いで平地が多いが、それでも駅前に行くにも西山ナルスに行くにも峠越えが必要。となると電動アシスト一択。電動アシストも連続走行距離の問題はあるが、電池が切れたら自分で漕げば良い。

今持っている電動自転車を持って行くという手もあるが京都でもたまに使うし、そもそもママチャリでは長距離走行はかなりしんどい。電動アシストが切れる速度(時速24キロ)になると途端に重くなるからだ。となると、新規にスポーツ型の電動アシスト車を買うしかないか。

無職の折、10万を超える出費は痛いが、Amazonとかにある安い中国品は品質的に怖いので国産品で、予算は15万として探す。いろいろ調べた結果、Panasonicのジェッターというのが最終候補になった。自転車屋にも行って、新潟に送れるかも聞いて、もうほとんどそこで買うことを決めていたのだが、現物がないというのでいったん引き上げた。
ところが別の日、病院に行ったらなんと隣が自転車屋で入ってみると、ブリジストンのTB1eという車種が展示してあった。走行距離がなんと100キロを超える。しかも値段は12万円だ。これは良い。早速聞いてみると、展示している現物しかないという。屋内での展示品なので汚れてないし、良いかと思って「ほぼ」決定する。

「ほぼ」と書いたのは、どうやって新潟に輸送するかが決まってないからだ。実は、前回書いた自分と荷物の移動手段の決定より先にこの自転車の件があったので、この時点ではまだレンタカーで行く可能性があった。大きな車は高いので軽自動車を借りたいが、軽自動車に自転車が乗るかどうか。自動車会社の友人にも聞くと、レンタカーにもあるダイハツのタントなら入るらしい。ならばそれで行こうと思ったが、回送料金が非常に高いことがわかってご破算になったのは先に書いたとおりである。

この自転車屋は全国チェーンなので、新潟の店に同車種の在庫があればそこで買えるのではと思ったが、ないらしい。というよりも、新潟では電動自転車の扱いが多くないみたい。やはりかの県は自動車がないと生活しにくいところだからか。このことは実際に走ってみて実感するのだけど、それもまた後の話。
ならば、この店で買って、店の力で新潟まで送ってもらおうかと持ったが、そういうことはしてないらしい。ジェッターを買おうとしてた店では送ってくれると言ったんだけどなぁ。

ということで、結局自転車はTB1eをここで買って、自分で、先のヤマトのらくらく家財宅急便で送る、ということにした。自転車の配送料はさらに高いのだが、まあ仕方ない。

店から直接送ることは出来ないので、いったん家まで乗って帰る。TB1eは他の電動アシストとは異なり前輪駆動だ。メーカーはそれを、「前輪は電動、後輪は人力駆動の両輪駆動」と書いている。確かに間違いじゃないけど、ちょっと違うんじゃない?という気がしたが、別にそれで楽さが増すわけじゃないし。問題はそれではなく、前輪駆動特有の癖があるというのでそれに慣れるかどうかだ。が、乗ってみると、そんな癖は京都で走る限りではほとんど感じなかった。この癖に関しては実は新潟で散々乗って後々わかってくることになる。その話は、TB1eの紹介の時に書こう。

TB1eはベースとなった同社のクロスバイクTB1の前輪を電動に換えた物だが(それだけではないけど)、元がクロスバイクだけに、電動でないときの走りもそこそこ期待できよう。アシストが切れる速度以上になったときや、万が一電池が切れたとき。

今度は白馬。泊まるのはいつものプチホテル志鷹さんで決定だが、宿泊は10月入ってからなので、第2弾のGoToトラベルが使えるはずだ。で、聞いてみたら、「手続きしているけど今の段階ではうちからGoToトラベル対応できないので楽天トラベル経由で予約してほしい」という返答だったのでそうした。この場合、予約時点で楽天トラベルがGoTo分の割引を入れてくれる。結構大きな額で助かる。なんか現地で使える割引券もくれるらしいが、それはホテルに着いてみなければわからない(予約を入れたのは9月中なので)。

荷物を送る手段、向こうでの交通手段を決めた。車を使わないなら休日に出発する必要も無い(高速道路にはETC休日割引がある)ので、平日出発もありだ。というかその方がすいているだろう。これで日程を再調整した結果が最初に書いた日取りとなった。これで行き帰りは鉄道で確定なので切符を手配。

しかし、白馬に行くとなると、糸魚川から白馬の間は別の交通手段が必要となる。白馬までなら大糸線列車もありだが、ホテルから山の麓までは車が必要だ。ならばレンタカー一択である。

このレンタカーの借り方も一苦労あった。借りるのは糸魚川駅で、となると駅レンタカーか、オリックスレンタカーも近所にあるらしい。しかし、駅レンタカーは空車がないようなのでオリックスで決定。実は私はオリックスの株主なので株主優待で10%引きで借りようかと思っていたのだが(というか、借りられることを電話して確認した)、これも楽天トラベル経由で借りるとさらに安くなることがわかったのでそちらで借りた。

実家からは大型荷物は家財宅急便で送り普通荷物は普通宅急便、京都からは自転車を家財宅急便で、またこちらからも普通宅急便で荷物を送って、すべてが私が新潟に着く日もしくはその翌日に到着するように手配した。面倒だったけど、こういうのは今回だけだからしかたない。

ということで、2回に分けて文章だけで書くほどいろいろ事前準備があったのだけど、ようやく行く当日がやってきた。

2020新潟・白馬(3)2021年01月19日 08時08分08秒

・・・9/30・・・

ということで、いろいろあったけど出発当日。

朝食は電車の中で食べるのでヨーグルトのみ。
6:20過ぎタクシーが来たので出発。晴。絶好のお出かけ日より。

6時半過ぎには駅到着。ここまで1860円もかかった。予約料があるとはいえなんか高くないかい?最近、タクシーの初乗りは下がったけど、ある程度乗ったときの料金はむしろ上がったような。

京都駅前に羅城門の模型がある。
こういうことらしい。
2016年からあるらしいけど、あったっけ?全然気がつかなかった。

日のあるうちに京都タワー見るのも久しぶり。
青空に映えて美しい。

乗るのはサンダーバード1号。それが来る京都駅0号線は特急がよく来るホームだ。このときもこの車両が止まっていた。
智頭急行の「スーパーはくと」だ。京都発鳥取行き。親戚が鳥取にいるうちに行っておきたかったなぁ。今は大阪帰って来てるけどね。

これが乗るサンダーバード1号。6:59。
サンダーバード1号は敦賀・福井・金沢しか止まらない最速列車だ。京都から2時間14分。

お弁当で朝食。実は7月の新潟行きの時に作ったおにぎりを冷凍してあったもの。水分が抜けてちょっとパサついてるけど食べられにことはない。でもおかずも含めて2個だけしか食べられなかった。残り3個はお昼で。

カートの荷物がものすごく重いので要注意。PCの他、自転車バッテリー、ドローン一式も入っている。配送ではバッテリーは送ってくれないから、自分で持っていくしかない。バッテリーの小型軽量化の課題は世の中の喫緊の課題である。全個体電池とかいろいろな候補があるみたいだけど、一般市場に出回るまでにはまだ時間がかかりそう。隣の席が100%空いていると分かっているなら座席前に置くんだけど。無理して網棚に置くのは非常に辛い。

GPSが京都駅を出て警告音が鳴る。なんと電池がないと。おかしいなぁ、満充電のエネループ入れたはずなんだが。予備はあるので入れ替えたが、高速移動中は衛星を掴みにくい。結局掴めないと出てしまった。でも、一旦電源切って再起動したらあっさり繋がった。しかし一部区間は抜けた。こういうことがあるので重要な経路ではGPSの多重携行が必須。今回も3台稼働しているので補完可能。

琵琶湖は広い。敦賀までで1時間もかかる。湖西線上でサンダーバードは130キロ近いスピードを出す。この路線は直線の多い全線高架の高規格路線だから160キロ走行もできるんじゃないかと思うのだけど、どうだろう。車両の速度をはじめ各種走行試験にも使われるところだし。

列車内は空いている。また、座られている所も間が空くようになっているようだ。今までの予約では他の席が空いているにもかかわらず同じ降車の人間を隣同士に座らせていると思われたので、変更したのだろう。コロナ問題が収束してもこのままにしてほしい。清掃とか座席チェックの面ではまとめた方が効率的なんだろうけど。

特急電車の中でマスクをしておくべきかどうかは考えどころ。人の座っている距離は離れているし換気はされている。だから不要だとは思うけど、マナーかな。

座席配列は山:AB CD:琵琶湖である。朝早くは朝日が眩しいので山側が正解。私はD。GPSのため窓側は必須。

敦賀駅。8時ちょうど。駅は新幹線に合わせて建て直しされるようだ。奥にその駅舎が見える。
新幹線は2022年開業だっけ?(この後延期が決定されたようだけど)。

福井。8時半。
福井駅は既に新しくなっている。新幹線の工事はかなり進んでいるがまだ高架の一部が切れている部分がある。多分道路と交差する部分。現地施工ではなくプレハブではめ込むのだろうか。

福井で数名乗ってきた。多分一群。
福井から先結構揺れる。それでも130キロ出ている時もある。GPSは速度計にもなる。

金沢9:13。

サンダーバードのロゴ。
ブレインズファミリーではないのだ・・・とか言っても、もうわかる人は少ないのかも。サンダーバード号デビュー当時のCMね。

隣には普通車両が止まっている。そう、新幹線は隣ではないのだ。

新幹線に乗り換えるには、いったん下のフロアに降りてまた上る必要がある。
将来的にここでの特急からの乗り継ぎはほぼなくなるとはいえ、この面倒さななんとかした方が良いと思う。特に今日みたいに荷物が重い日にはそう思う。

ここから先は北陸新幹線。
9:21発、各駅停車のはくたか号で。

人はサンダーバードよりかは多い。しかも隣は座らないけど前後は詰めている。座席の幅はサンダーバードと同じ。でもまあ一列5席だけど。揺れは少ないけどないわけじゃない。最高速度は260キロ。

新幹線は海:ABC DE:山。乗るなら景色的には海側だけど、乗り降りはDEの方が楽という罠。ただ、ここはトンネルと目隠しが多いので景色はあまり見えない。まして山側は日差しが入るので余計。私はGPSのためE。

荷物はもう隣の席に置いてた。この人数なら隣の席が埋まることはないだろうし。
あっ、カートは未使用のものだからね。タイヤもきれい。

北陸新幹線は駅間が短い。なので上越妙高までもあっという間に着く気がする。
約1時間;10:24に上越妙高駅に到着。
ここからは在来線・・・じゃなくてえちごトキめき鉄道に乗り換える。

2020新潟・白馬(4)2021年01月20日 07時47分30秒

上越妙高で乗り換え。
特急しらゆきはここから柏崎まで直通するが、直江津まではえちごときめき鉄道なので、一旦駅を出てその上越妙高駅から入る。今時手動というか人力改札である。


ここもあまり時間がない。途中駅だし。
列車は4両編成。前から4号車で先頭2両が自由席。
距離も短いのでここは自由席で。今までで一番人が多い。
この列車に乗るのは初めて。北陸新幹線で乗ってきたことはあるけど、糸魚川か上越妙高でレンタカー借りてたからね。

車両はJR東日本E653系。一応北越の後継のような列車だが、485系ではない。座席はここまでの列車に比べ少し狭い。乗り心地は悪くない。485系よりかはいい。なんかシートも車内の作りもそこはかとなくチャチだけど。それがJR東日本のポリシー?

ほぼ10月だけど日差しはまだ夏。あたっていると手が痛い。
新井、上越妙高、高田、直江津、柿崎、柏崎に停車。
途中、犀潟駅か直江津駅でほくほく線の列車とすれ違う。

途中ちょっと見えたこの車両は・・・
後で調べたら「雪月花」という観光列車らしい。新幹線が出来て切り離された路線には基本的には特急は走ってないと思ってたので、この車両は何だと思ったのだが、そういう物だった。

11:16柏崎到着。

しらゆきを見送る。

越後線ホームにも車両がある。越後線といえば古い車両だと思ってたけど、知らない間に新しくなってたんだ。

列車でここまで来るのも久しぶり。

柏崎ではバス乗り換え。ここも時間的余裕がない。6分ほど。

バスで椎谷へ。30年以上ぶりではなかろうか。
なんか途中の経路も変わって刈羽村の中を大きく回るようになってる。

予定時刻より少し遅れて到着。12:10.元々時刻表が間違っているのかも。途中混むことはないので遅延の原因は考えられない。
450円。バス代は安くなった?
京都の家を出てから6時間経ってない。さすがに早い。今回は荷物が多すぎてあれだけど、これで荷物も少なかった非常に楽だ。金銭面での苦労がなければしょっちゅう来たいところ。

2020新潟・白馬(5)2021年01月21日 07時56分20秒

到着してすぐガスの開栓が来た。
ところが、どこかでガス漏れしているらしい。北陸ガスの人も呼んで調査した結果、居間に来ているガス管が錆びて漏れているらしい。ここは冬に来ない限り使わないところなので切断して回避。鉄管なので保温材の隙間から塩が入って錆びてた。

ここはこれでもいいが、台所や給湯器に至る管も錆が見えているのでいずれ同じことになるだろう。全面的に置き換えるために業者に来てもらって見積もり作ってもらう。居てる間に工事まで出来ればいいのだが。

それが直ったと思ったら、今度は給湯器が動かなくなった。夏の時と違ってリモコンが動かない。仕方ないので、今度はそのメーカーであるリンナイの人に来てもらう。

その間にPCの設定。WiFi設定。次に新潟に置いてあるプリンターに接続。一度すんなり出来たのにデバイス名を変えたりしたらつながらなくなってドライバー導入からやり直し。

BDプレイヤーのファームアップは出来なかった。しかもDVDはリージョンフリーになってたけどBDはなってなかったようなので、この際、今回持って行ったSONYのプレイヤーに変更。前ののは2階へ。

大阪からのTVは2階に置こうと思ってたけど1階に変更。1階のは2階へ移動。プリンターの置き場所がなくなるけど、どこに置こう。TVと冷蔵庫の到着は明日。

新潟は涼しい。

蚊が多すぎる。1噴霧で14時間蚊を退治するというアースノーマットを使って対処。

お昼食べたけど少なかったからおなかすいた。買いに行きたいけど自転車が来ないので行けない。来てもおなかがすいてて行けない、ということにならないように。

ガス配管の下見に来た。早い。

リンナイの人が来て調査。
メイン基板を差し替えたらリモコンは動くようになったが、動いてすぐエラー611で止まる。夏にも発生したやつだ。結局やっぱりファンもおかしいということで修理断念。修理したら7万ほどかかるが、もう15年ほど経過しているのでその先他のところが壊れる可能性があるし、買い換えれば25万。そんなに来ない場所にそれは出せない。
どうするべ?
それはそれとして、直せなかったが来てもらった以上出張費がかかるらしい。無駄な出費じゃ。ガスの開栓の人は無料なんだけど。

結局17時過ぎまでかかった。せっかく昼に着いたのに1日無駄になった。

自転車も届く。これで買い物に行ける・・・と思ったのに。

で、真っ暗になってから買い物に行く。いきなり夜間走行とは。
行こうと思って少し走ったら何かおかしい。見ると、前輪がパンクしてる!しかもハンドルも曲がってる!!この時間からはもうバスもないので食事抜き!?

とりあえず空気を入れ直してみたら、なんとか大丈夫そう。パンクじゃなくて空気漏れだけだったのか、パンク防止剤入れてあるからそれで小さな穴は塞がったか。いずれにしてもタイヤは走行に支障なさそう。
ハンドルは曲がっているがなんとか走行できそう。ということで買い物に行く。行かないと今晩はもちろん明日の朝の食糧もない。

ライトを使うためには前かごは使えない。純正ではないのでライトを遮るからだ。なのでリュック背負って行く。

TB1e、なんか電動アシスト力が弱いんですけど。京都ではそんなこと感じなかったはずなのだが。これも空気漏れと同じ「何か」が原因?壊された?

街灯もほとんどない道路を走るのでそれなりに怖い。滅多に車も来ないけどガードレールもなく道路をそれると即田んぼへGo!または崖から転落。ライトの光軸もずれていると判明。上向いてるから道路を照らしてくれない。ヤマトの運送だめすぎ。明日は自転車屋探して修理しに行かなくちゃ。

峠を越えるのは真っ暗坂道間借りで怖かったが、そちらの方が大分距離を稼げるので行く。

なんか前輪が1回転するごとにガタガタする。おかしいけど何がどうおかしいのかが見てもわからない。前輪部分に対して何かしら強烈な力がかかったと思われる。

途中、子供だろうか、他の自転車に会ったら挨拶してくれた。やっぱり田舎はいいなぁ。

ナルスはもう商品が少ない。特に食料品系。弁当もない。ご飯は食べたいので冷凍のピラフを買う。

帰ってすぐ食事。ピラフ、ちょっと多かったかも

21時には寝ることにする。さすがに今日は疲れた。

台所の蛇口が水漏れしてる。てきてきと水が出たままになる。
ここは実家の蛇口を外して持ってくるか。水道蛇口回りって結構高いからね。

うぉっ、電動歯ブラシも動かない。何かの呪いか?

2020新潟・白馬(6)2021年01月22日 07時26分16秒

実は、ここから先は日記を書いたファイルを入れていたHDDが吹っ飛んだため記録がない。写真や動画も入っていたのだが、それらはツールを駆使してなんとかすべて救出できた。しかしhtmlファイルであるところの日記だけはどうやっても見つけられなかった。書いてたPCの中には自動バックアップファイルが残っているかもしれないが、それが確認できるのは次回新潟行ったときである。ということで、これから先は写真と記憶のみによるところとなるので不正確だったり、重要イベントなのに記憶がないということも多いと思う。

・・・10/1・・・

今日の一番優先の仕事は自転車の修理である。とにもかくにも今の状態ではまともに乗ることが出来ない。
前回ハンドルが曲がっていると書いたが、どれくらいかというと
タイヤをまっすぐにするとハンドルがこんなにも斜めになっている状態だ。タイヤそのものも心なしかゆがんでいるように見える。1周するたびにガタガタ揺れるのだから、何か変になっているのはたしかだが、ぱっと見にはどうなっているかわからない。いずれにしても私の技量では直せそうにない。

インターネットで近所の自転車屋を探すが、京都のように1キロ圏内でも数軒ある、というような状況ではない。捜索範囲を10キロにしてようやく1件、駅前まで含めてさらに2件という感じ。どこも東電より先なので一山超えなければならない。

頑張って走り始める。
走ってすぐわかったのは「ここいらの道は自転車が通ることを配慮してない」と言うことだ。歩道がない部分も多いのだが、あっても草ボウボウ、亀裂が入ってボコボコで非常に走りにくい。というか走れない場所も多い。自転車だけじゃなく、歩くだけでも大変だ。これはここいらが基本移動は自動車の社会だからである。

自転車や歩きは夏場はまだ良いが冬場は使えない。私が自転車を買ったのは冬場は来ることがないからであって、冬場も来るなら自動車は手放さなかったか、こちら用に是が非でも買っただろう。都会では老人の運転する自動車が事故を多発して免許強制返還論も出るくらいだが、田舎では自動車がなければ生きていけない。それが厳然たる事実だ。だからそういう論議は人が多く公共交通機関が発達した都会だけでしていただきたい。田舎専用免許を作っても良いと思う。人口何人以下の処でしか乗ったらだめという物。

いきなり話がそれたが、走りにくい道を、走りにくい自転車でなんとか進んでいく。で、1軒目のあたりに到着するが店が見つからない。GoogleMapで探して来たのだが、GoogleMapの情報は意外に古いことがあるので、もう店がないのかもしれない。

ならばと2軒目に向かう。が、もうお昼になので&近所にいたと言うこともあって、とみ家に入ることにした。
自転車だから止める場所には困らない、と言いたいところだけど、いかんせんこのあたりは車社会なのでかえって自転車を止める場所がない。まあ、それでも適当な空いている場所に停めたけど。
店は混んでる。待たされそう。

2020新潟・白馬(7)2021年01月23日 09時21分55秒

とみ家。7月に来たときにはまだ12時になる前に店に入ったので待ち時間もほとんどなしで座れたけど、今回は12時回ってて人が急激に増えて大分待たされた。で頼んだのはこれ。海鮮丼(上)。

アップ。
前回隣の人が頼んでたのを探したんだけど、どうにも見つけられなくて。季節限定物だったのだろうか。まあ、これもおいしかったけどね。やっぱり海鮮物は海沿いで食べるに限る。

おなかを満足させてから自転車屋2軒目へ。
しかし、これも見つからない。そもそもGoogleMapの示した交差点名が現場に行ったら別の場所にあったりしたが、それらしい場所に行っても店がない。かなりぐるぐる回っていたが、とうとう見つけられず。マスクしないであたりを何度もうろうろしている自転車やろう、怪しまれないか心配だった。
家で調べてあったのはこの2軒だが、昨日駅から家までの間のバスの車窓から見つけた1軒がある。これは確実に場所を覚えているのでそこに行く。駅前商店街の中だ。

で、行ったらあった。さすが自分の記憶。
私は今回の自転車の故障はヤマトの輸送が悪いと思っているけど、店の人に状況を話したら、ハンドル曲がるなんて通常あり得ないので、そもそも買った店での組み上げが悪いんじゃない?と言われた。けど京都では全く問題なく乗れていたし、少なくともパンクとかランプの光軸がずれているのとか、写真が回転毎にガタガタするのはヤマトのせいである。買った店に言って修理させたらとも言われたが、わざわざ京都で買ってこちらに運んできたのだから、そんなことは不可能だ。修理費がいくらか聞いたら3000円くらいらしいので、それならやってもらうことにする。領収書でヤマトに請求するだけだ。そうそう、回転毎にガタガタするのはチューブがずれているのだそうな。これは後々に気がついたのだが、タイヤの空気入れ部分のキャップもなくなってる。一体どんな雑な扱いしたんだ?

先に他の修理もあるようで、3時間くらいかかるとのこと。その間どうしよう。駅前に映画館でもあれば良いんだけど、そんなものはここにはない。家に戻るわけにも行かず、喫茶店で3時間も潰せない。ということで、越の蔵まで行ってみようと思い立った。

その前に、珈琲屋でコーヒーを買う。いつものコーヒーNo.1。
コーヒーは自分でも飲むけど、母親の墓前にあげるというのが第一義。このあたりではここのが一番おいしいと思っているのだけど、駅前だから、これからはそうそう買いに来られない。でも今回は図らずも来たので。

イトーヨーカドー丸大のあった場所に行く。閉店したのはおととしだったか。しかし未だに跡地には店が出来てない。

広かった敷地の、ここから見て奥の方にはドラッグストアが出来たようだけど、駅前通りに面したこちら側はまだ何もない。
普通なら駅前のこんな処一等地だろうに、柏崎ではそうはならないのだ。さらに言えば、もっと駅に近い美野屋の跡地ですら未だそのままだ。今の柏崎の繁盛している場所は駅前ではなく国道8号線沿いだ。ここに店が出来る日は来るのだろうか。

新野屋で網代焼きを買う。お米で作った魚の形のおかきにみりんべーすのタレをかけた物、と言えば大体あっていると思う。
昔はこちらに来てお菓子と言えばこれだったんだけど、最近はとんとご無沙汰してた。でもなんか急に食べたくなって。店に入ったら、今は何種類か味が出来ているようだった。それをいくつかと、半端物が安かったのでそれも買う。

駅前へ。
越の蔵の最寄りの駅;鯨波かもしくはその次の駅まで列車で行こうと思ったが、「ない」。13時台は直江津方面行きの列車が全くないのだ。
列車減ってきてると思ってたけど、ここまでないとは。
バス停にも行ってみたけど、バスもない。と言うことで、これはもう歩いて行くしかない。

越後線には、旧来の車両が止まっていた。
やっぱりまだこのタイプも残っているのね。
おっと、寄り道している場合じゃないぜ。

2020新潟・白馬(8)2021年01月24日 08時07分31秒

越の蔵までの道は知っている。何度も自動車で走っている道だ。でもここを歩くのは全くの初めてだ。
車では気がつかない、もしくはあるのは知ってても横目で見るだけのものをゆっくり見ていくことが出来る。
おっきな神社があった。「御嶽山神社」、「おんたけさん」でいいのかな。残念ながら、ちょっと離れてたので行かず。自転車があれば行ったかも。

柏崎県庁跡があった。
前のシリーズだったか、その前だったかで書いた「柏崎県」のやつだ。椎谷県は1年以内でなくなったが、柏崎県だって3年くらいしかなかったはず。それでもこういう物が残っていた。

住宅地内、道路から少し入ったところにあるからわかりにくいかな。自動車では絶対見逃す。

その近くに彼岸花がきれいに咲いている場所があった。
そういえばもうそんな季節か。なんか彼岸花って、もっと秋になってから咲くような気がしていたが、9月の終わり頃からポツポツ咲き始める。

京都御苑内にもまばらにあるけど、ここは結構密集して咲いているので見事だ。

こちらの(≠京都の)家1軒分くらいの空き地にかなりの数が咲いていた。
越の蔵まではまだまだ遠い。

2020新潟・白馬(9)2021年01月25日 07時27分59秒

番神堂に到着。その前に、その横手から柏崎港が眼下に見える。

番神堂は、日蓮上人が赦免で佐渡から戻ってくる際に嵐に遭って流れ着いた場所らしい。元々は真言宗のお寺だったが、それを縁に日蓮宗に改宗したんじゃなかったかな。
横から。なぜか鐘楼が下に置いてある。
ここには左甚五郎作の帳の彫り物がある。お堂の左手奥だが、なんか工事をしてて行くことが出来なかった。
2008年に撮影した写真があった。こんな感じ。
この写真にも蝶は写っているかもしれないが、ガラスの反射で見えないかな。あっ、と言うことはここに来たのはその時以来か。12年ぶり。

ここでジュースを買う。急に歩くことを決めたので水筒とか持ってきてなくて、しかもこの日は暑かったので脱水に近い状態になっていたからだ。トイレもあったので出す方も出す。尿意と脱水は関係ないようだ。
もう一度港方向をパノラマ撮影。
良い景色じゃ。

そういえば、昔はこの番神堂の横手にも社があったような。行ってみたら社はあったのだけど、「だんこんいわ」がなくなってる。「男の根」の形に似た岩があり、子宝祈願の岩になっていたと思うのだが。中越沖地震(2007年)で潰れたのかなぁ。2008年に来たときには見なかったのでわからない。

次の目標は御野岬だ。

2020新潟・白馬(10)2021年01月26日 08時05分15秒

あっ蝶がいた。シジミチョウ。

御野立岬。番神堂から1キロほど先に歩いたところだろうか。駐車場があって、そこ横手から土手を上がっていくとある。

休憩所。

名前の由来が看板に書いてあった。
椎谷の絶景坂と同じで、明治天皇が北陸巡幸の際に命名されたらしい。その横にある「かしわざき岬めぐり」というのが気になるなぁ。どこだろう。行ってみたい。

さっきの休憩所から少し先の下、海に近い所に展望所がある。

ここから鯨波海岸が一望できる。素晴らしい景色だ。
ここに来るのは初めてかもしれない。手前は何度となく走っているのに。

そこから海側には降りられないので、横手に降りて駐車場に戻ることになる。というか、多分駐車場からはこちらが正規のルート。
中央奥上に見えている屋根がさっきいた場所。

更に歩みをすすめる。今度はカマキリがいた。
今回の新潟ではとにかく数多くのかつ多種のカマキリを見た。しかも路上で。なんだろう、産卵前に餌や伴侶を求めての移動の季節だったのだろうか。

そして鯨波駅に到着。
駅はもっと海沿いにあると思ってた。
柏崎の1つ大阪寄りの駅だ。もちろん特急では通過の駅なのでここに来るのは全くの初めて。なれば中を見学せざるを得ない。
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