2020新潟・白馬(2) ― 2021年01月18日 07時29分56秒
さて、新潟での交通手段をどうするか。置きっぱなしに出来る物だ。
ここでの候補は2つ。最初に考えたのはバイク。しかも電動。なぜガソリンバイクではないかというと、ガソリンスタンドがあまりないから。電動なら家でも充電できる。
しかし、新潟で電動バイクを売っている店が見つからない。普通バイクならガソリンスタンドででも少しはメンテしてくれるだろうが、電動はそうはいかないから、ちゃんと扱える店がなければならない。京都で買って持っていくというわけにはいかないのだ。
そもそも電動バイクによさげの物がない。日本は車の電動化は進んでいるけど、バイクは大手メーカーが一般向けにはまだやってないということもあって新興メーカーのしかないし、やはりそう言うのは不安がある。
電動バイクで決めきれないもう1つの原因は航続距離が短いこと。駅前まで出ると片道20キロ、往復40キロは見とかないとだめだし、寺泊に行くとなるとさらに必要。充電は夜間しか出ないだろうから1日1回の充電で余裕を見て80キロは走ってくれないとだめ。カタログスペックではなく実質で。が、これを満たす電動バイクはない。
となると、ちょいと体力はいるが自転車しかない。新潟は海沿いで平地が多いが、それでも駅前に行くにも西山ナルスに行くにも峠越えが必要。となると電動アシスト一択。電動アシストも連続走行距離の問題はあるが、電池が切れたら自分で漕げば良い。
今持っている電動自転車を持って行くという手もあるが京都でもたまに使うし、そもそもママチャリでは長距離走行はかなりしんどい。電動アシストが切れる速度(時速24キロ)になると途端に重くなるからだ。となると、新規にスポーツ型の電動アシスト車を買うしかないか。
無職の折、10万を超える出費は痛いが、Amazonとかにある安い中国品は品質的に怖いので国産品で、予算は15万として探す。いろいろ調べた結果、Panasonicのジェッターというのが最終候補になった。自転車屋にも行って、新潟に送れるかも聞いて、もうほとんどそこで買うことを決めていたのだが、現物がないというのでいったん引き上げた。
ところが別の日、病院に行ったらなんと隣が自転車屋で入ってみると、ブリジストンのTB1eという車種が展示してあった。走行距離がなんと100キロを超える。しかも値段は12万円だ。これは良い。早速聞いてみると、展示している現物しかないという。屋内での展示品なので汚れてないし、良いかと思って「ほぼ」決定する。
「ほぼ」と書いたのは、どうやって新潟に輸送するかが決まってないからだ。実は、前回書いた自分と荷物の移動手段の決定より先にこの自転車の件があったので、この時点ではまだレンタカーで行く可能性があった。大きな車は高いので軽自動車を借りたいが、軽自動車に自転車が乗るかどうか。自動車会社の友人にも聞くと、レンタカーにもあるダイハツのタントなら入るらしい。ならばそれで行こうと思ったが、回送料金が非常に高いことがわかってご破算になったのは先に書いたとおりである。
この自転車屋は全国チェーンなので、新潟の店に同車種の在庫があればそこで買えるのではと思ったが、ないらしい。というよりも、新潟では電動自転車の扱いが多くないみたい。やはりかの県は自動車がないと生活しにくいところだからか。このことは実際に走ってみて実感するのだけど、それもまた後の話。
ならば、この店で買って、店の力で新潟まで送ってもらおうかと持ったが、そういうことはしてないらしい。ジェッターを買おうとしてた店では送ってくれると言ったんだけどなぁ。
ということで、結局自転車はTB1eをここで買って、自分で、先のヤマトのらくらく家財宅急便で送る、ということにした。自転車の配送料はさらに高いのだが、まあ仕方ない。
店から直接送ることは出来ないので、いったん家まで乗って帰る。TB1eは他の電動アシストとは異なり前輪駆動だ。メーカーはそれを、「前輪は電動、後輪は人力駆動の両輪駆動」と書いている。確かに間違いじゃないけど、ちょっと違うんじゃない?という気がしたが、別にそれで楽さが増すわけじゃないし。問題はそれではなく、前輪駆動特有の癖があるというのでそれに慣れるかどうかだ。が、乗ってみると、そんな癖は京都で走る限りではほとんど感じなかった。この癖に関しては実は新潟で散々乗って後々わかってくることになる。その話は、TB1eの紹介の時に書こう。
TB1eはベースとなった同社のクロスバイクTB1の前輪を電動に換えた物だが(それだけではないけど)、元がクロスバイクだけに、電動でないときの走りもそこそこ期待できよう。アシストが切れる速度以上になったときや、万が一電池が切れたとき。
今度は白馬。泊まるのはいつものプチホテル志鷹さんで決定だが、宿泊は10月入ってからなので、第2弾のGoToトラベルが使えるはずだ。で、聞いてみたら、「手続きしているけど今の段階ではうちからGoToトラベル対応できないので楽天トラベル経由で予約してほしい」という返答だったのでそうした。この場合、予約時点で楽天トラベルがGoTo分の割引を入れてくれる。結構大きな額で助かる。なんか現地で使える割引券もくれるらしいが、それはホテルに着いてみなければわからない(予約を入れたのは9月中なので)。
荷物を送る手段、向こうでの交通手段を決めた。車を使わないなら休日に出発する必要も無い(高速道路にはETC休日割引がある)ので、平日出発もありだ。というかその方がすいているだろう。これで日程を再調整した結果が最初に書いた日取りとなった。これで行き帰りは鉄道で確定なので切符を手配。
しかし、白馬に行くとなると、糸魚川から白馬の間は別の交通手段が必要となる。白馬までなら大糸線列車もありだが、ホテルから山の麓までは車が必要だ。ならばレンタカー一択である。
このレンタカーの借り方も一苦労あった。借りるのは糸魚川駅で、となると駅レンタカーか、オリックスレンタカーも近所にあるらしい。しかし、駅レンタカーは空車がないようなのでオリックスで決定。実は私はオリックスの株主なので株主優待で10%引きで借りようかと思っていたのだが(というか、借りられることを電話して確認した)、これも楽天トラベル経由で借りるとさらに安くなることがわかったのでそちらで借りた。
実家からは大型荷物は家財宅急便で送り普通荷物は普通宅急便、京都からは自転車を家財宅急便で、またこちらからも普通宅急便で荷物を送って、すべてが私が新潟に着く日もしくはその翌日に到着するように手配した。面倒だったけど、こういうのは今回だけだからしかたない。
ということで、2回に分けて文章だけで書くほどいろいろ事前準備があったのだけど、ようやく行く当日がやってきた。
2020新潟・白馬(1) ― 2021年01月17日 09時30分00秒
さて、7/25に新潟から帰ってきたわけだが、まだ蔵の中の整理は終わってない。写真でいえば乾板は置いたままだ。逆に、ちょうどこのころから実家の整理も始めていて、そこで使っていた物の一部を新潟で使いたい(京都では使い道はないが、新潟では使えるものがたくさんある)。ということで、9/30からまた2週間近く新潟に行くことにした。
実はこの日取り決定には非常に苦労した。まず8月のお盆は人が多いだろうし、そもそも今年は町内会長なので町内の一大イベントである地蔵盆の段取りがあるため京都にいなければならない。実際にはCOVID-19のために地蔵盆は簡略化し、夜の懇親会は中止にしたのだが、それでも事前準備はいろいろある。
9月の中旬から下順は国勢調査の準備から用紙配布という役目もあった。5年に1度のことだが、町長は調査員の役も担う。幸いなことに今年はCOVID-19こともあって調査用紙の回収作業はない。すべて郵送かインターネット回答だ。しかし、事前準備があるし備品の返却日までには帰ってこなくてはいけない(このあたりのことは臨時公務員扱いで守秘義務があるので書けない)。
さらに、どうせ行くなら白馬も行きたい。白馬なら9月末でも紅葉しているはずなので、一足先に紅葉狩りも出来よう。プチホテル志鷹さんにもそのあたり問い合わせて聞いたりもした。
そういったもろもろの事情を鑑みた結果、9/30~10/15で新潟と白馬に行くことにした。前後の予定から見て、かなりピンポイントの設定であった。
次の問題は交通手段をどうするか。
前のシリーズでも書いたとおり、自家用車は新潟から帰ってすぐ売ってしまった。ならばこの期間レンタカーを借りるかであるが、さすがに2週間借りっぱなしにするとかなりの高額になる。軽でも10万は超える。ならば行って乗捨て、帰りにまた借りるというのはどうかと思ったが、実はこの場合回送料金が非常に高くつく。新潟は遠いのだ。片道だけで7万とかかかるので借りっぱなしより高くなる。で、結局どうしたかというと、向こうでの交通手段を別途用意し、行き帰りは電車ということにした。この交通手段については後述。
さらに問題がある。今回は実家の荷物;特に冷蔵庫とか55型TVとか大型物を送る必要がある。普通の段ボールに入る物は普通の宅急便送ることが出来るが、これらは宅配便では送れない。ならば引っ越し便を使おうかと思って見積もりをとったが、HPでの仮見積もりでは3.5万円くらいなのに、実際に電話がかかってきて送る物と場所を言ったら7万から一番高いところでは14万もかかり、しかも日程が限られるという。これではだめだ。ならば、行きだけでもバンみたいな車を借りて乗捨てるのはやむを得ないか?でも冷蔵庫や大型TVを腰の弱い自分で持ち運ぶのは無理だから人足を考えると、実家・新潟双方で最低2万はかかるだろう。う~ん、どうしよう。
先に引っ越し屋について今回学んだ教訓を書いておくと、こうである。
・インターネット見積もりは嘘っぱちなので(「価格何円~」の「~」が曲者)、絶対にそこから契約しない(必ず電話で見積取り直す)
・(大きさは関係なく)少数荷物移動では引越便はどうやっても個別配送より安くならない。
・引越便の長距離では翌日配送は無理。他の引越しと合せ技するときは日にちも限定される(というか合せ技したがる)。
・比較サイトに登録すると、しばらく電話ラッシュになるので注意。あれこれ有料・抱き合わせ無料サービスも言ってくるので不要ならちゃんと断ろう。
悩みに悩んでいると、ヤマトに「らくらく家財宅急便」というのがあるのを知った。正確には宅急便のヤマトの子会社なのだが(だからヤマトのカードでの支払いは出来ない)、荷物1つ1つでの支払いになるが合計でも料金も比較的安し、日にちも自由だ。家まで取りに来てくれるし、向こうでも設置まではしてくれる。ということで、荷物はこれで送ることに決定。まあ、これについては後で事件が起こるのだが、それについてはまた後で。
今後基本は車なし移動になると思うので、今回送る荷物は基本的には新潟に置きっぱなしにすることになる。もう今までのような車に頼った大型物毎回移動は出来ない。往復するものは鞄に入れて移動する。多少重くても。その経験が今後のための目安になる。
なんかえらく長くなったので、もう1回文章だけの回が続く。
しばらく更新できません ― 2020年12月30日 08時00分40秒
京都桜2020(31) ― 2020年04月29日 07時00分12秒
念の為書いておくと、私が御苑に行くのは軽く歩いて行ける場所だからであって、決して遠出しているわけではない。これを見たからと言って、遠くの人が来られないように。今年はエア花見で我慢して。
・・・
久しぶりに御苑内を散歩したのだけど、桜は集中している場所の他に、ぽつんと咲いている場所がある。これもその1本。
京都御所南側。ここにも大きな木があるのだけど、今年は見るの忘れてた。そのすぐ横に、八重がぽつんとある。
これは八重じゃなくて多重?
出水の小川の周りの八重ももう満開は過ぎている。でもまだきれい。
こんな時でも連れ立ってきている人がいる。
人が居ないのは、写真を撮るには良い。
所変わって御苑から烏丸通挟んである護王神社さん。境内は人もなくひっそりしてた。
ここも手水は杓持参で。
じゃなくて、「Get the water from the boar mouse directry.」・・・であってる?
巫女さん募集中だそうです。事実上4年制女子大学生の1(~2)回生の方限定のようだけど、興味のある方はどうぞ。
ということで、今度こそ今年の桜シリーズは終わり・・・かな?
京都桜2020(30) ― 2020年04月28日 06時02分40秒
私の職場;実は今日28日で終了なのだけど、こんな状況なのに(社員は在宅勤務許すのに派遣は)普通に出てこいという鬼畜な会社なので、自己防衛のために週2日は事実上自腹切って休んでる。23~26日も4連休にしたのだけど、家の中にずっといると体が痛くなってくるので御苑を散歩した。すると桜がまだ咲いていたので終わったつもりのこのシリーズも再開。
中立休憩所は現在封鎖中。
前にあるテーブルも距離を稼ぐため半数が利用禁止。
これは日曜日だけど、平日朝は大体埋まっている。御苑内の平日朝の人出はそれほど変わってない。
宮内省事務所の八重はもう終わり。
八重は咲き始めが一番色が浅く、どんどん濃くなっていく。
雀のちょっと違った鳴き声が聞こえると思ったら、餌をやっているスズメの親子が居た。
可愛らしいんだけど、地面に居るというのは大丈夫なのだろうか。この子供、巣から落ちたのでは?雀の巣って、めったに見られないけど屋根の隙間とかにある。高い場所だから、飛べないと戻れない。心配だけど手は出せない。
近衛邸跡糸しだれの下は、今この黄色い花が一面咲いている。
周りでは体力持て余した子供が暴れまわっている。いや、本当に「暴れる」というのがふさわしい走り回りっぷり。わからんではないが、近寄るのはやめて。せっかく人とはできるだけすれ違わないようなコースどりしてるんだから。
御苑内にはところどころ、変種と思われる桜がある。これは迎賓館北で見つけた山桜系だと思う木。
2本並んでいるのだけど、今頃満開。
写真では見えないけど、大量のクマンバチが居た。
児童公園前にも1本遅咲きの木がある。そちらは1週間前に終わってた。でも普通山桜よりかはずっと遅い。
花は普通に見えるんだけど、なんか違うんだろうなぁ。
御苑の東北には鳥の水飲み場がある。そこは普段でもカメラ担いだ連中が集まる場所だが、今でも状況は変わってなかった。
年寄り多いし長居するしマスクしていないのも居るし、こんなところで集団罹患が起こるんじゃないかと心配。怖いから近づかないけど。こういう連中がいるから、ここにはライブカメラを設置して周囲は立入禁止にすれば良いんじゃないか、と思ったり。
京都府庁旧本館中庭は封鎖 ― 2020年04月16日 12時30分45秒
京都府庁旧本館中庭は封鎖されました。
もちろんアレのせいで。
見に行こうかと思ってた方はご注意を。
せっかく満開なのになぁ。
2020/04/10追記:
京都御所、迎賓館も閉鎖になりました。
2020/04/16追記:
京都平安ホテルも休業。
ブライトンホテルも休業。
周辺の店では、YWCAうららかふぇがランチ提供中止、晃庵は時間短縮で開業中(でも客はほんとうに少ない!)、シャラモンさんも営業中ですが臨時休業するかもなのでfacebookを見て。
地下鉄四条駅前の店は、薬屋とパンの志津屋以外閉店。
御苑内;閑院宮邸跡展示室は封鎖。
庭は多分OK。
2020/04/18追記:
烏丸二条パン屋「ブランジェリーもりもり」休業。
丸太町丸太町上がる つゆしゃぶ「ちりり本店」休業。
「本田味噌」開いてる
(ちりめん山椒)「ことじ」開いてる
飲食店は閉まっている店が多いけど、販売店は開いてるところが多い。喫茶店もだいたい開いてる。
ただし、時間は変更されていると思うので要確認。
今後分かり次第追記するかも。
台所リフォーム ― 2019年11月16日 07時16分43秒
台所のリフォームをした。
入居してから25年近く、流石に台所や洗面台がぼろぼろになってきたのできれいにしたいと思ってた。だけど、自分があと何年ここで生活できるのかとか考えて躊躇してた。それでももうどうにもならないと思えるほど汚れてきたので思い切って置き換えることにした。
最初はシンクの置き換えだけのつもりが、洗面台や換気扇も一緒に帰ることになって「リフォーム」と呼ばれるレベルになってしまった。業者さんに「リフォーム」と言われたときには、そんな大げさなと思ったんだけど。
これが前の。
生活感出まくり。ガスコンロだけは2代目。
工事前にすべての物を取っ払うとこんな感じになる。
今回、配管の関係で背面の壁も張り替える。上の棚はこのまま。換気扇も取り替える。というか、最初は換気扇だけ換えるつもりだったんだけど、話ししているうちにキッチン、更についでにと思い切って洗面台までとなった。
ステンレス流し台のはずだけど、サビだらけ。汚れももう落ちない。
ステンレスは錆びないというのは勘違いで、「錆びにくい」が正解。
洗面台は、鏡周りはいいのだけど、
水回りがこのとおり、ホーローが禿げてそこに付いた汚れや黒カビが取れない。
蛇口も(レバーは換えたけど)回すタイプでちょいと使いにくい。
しかして、工事してこうなった。
流石にきれいだ。
システムキッチンはクリナップの「ラクエラ」。
高さは85センチにしてもらった。今までは80センチ。日本人の平均身長が上がったので85センチが今の標準らしい。これに決定する前にこれと他候補のノーリツのもショールームで見て回ったのだけど、そこで高さ調整できるところがあって90センチではちょと高すぎであった。
ラクエラにしたのは、ノーリツのよりこちらのほうが細かい所の出来が良かったから。特に引き出しの中が。値段はこちらの方が高いのだけどその価値はあると思った。
引き出しの取っ手はこの通り棒タイプで。内側にえぐれて引っ掛けるタイプ(見れば一発なんだけど言葉にするとわかりにくい?)もあるけど、私は指が長いので、それでは指があたって痛いのでやめた。このほうが、取っ手部分に袋をかけられて便利でもある(今はS字フックで袋をかけてゴミを入れている)。
流しは幅85センチにした。前のは多分65センチ位。
水栓の横に洗剤置き場もあるのでより広く、洗い物と切った食材と三角コーナーを置ける。ものすごく便利。幅はだいぶ迷ったけど幅広いのにしてよかった。
下の引き出しは水平2段で収納力大幅アップ。外にあふれていたものが殆ど入った。今までは1段で低かったので使いづらかったけど、2段だと上の段は立ったまま取り出せるのでとても楽。腰を痛めていると余計にそう感じる。
各引き出しの幅は、シンクを中心に左右をだいぶ考えて前のと似た感じにした。皿置き棚とか置くものを考えると今までと大きく換えることは出来ないので。
水栓部分はごく普通で、出口部分がネジで交換できるものにした。これは、浄水器を使うため。ビルトイン浄水器で提案されたが、家で使っている浄水器はちょいと高級機なのでそこらへんのと交換する気はない。なので、それが取り付けられるものを探した。意外にこの手のものは種類がなくて、結局一番安いものであった。
引き出し中。
一部は内部でさらに2段になっている。
流し下の一番広い所。包丁&まな板立てが付いてる。
奥行きは65センチで今回5センチ広くしたのだが、65センチ以上でないとこの部分が付かない。5センチ台所の有効幅が狭くなったわけだが、実用上は全くそれを感じない。
大きな引き出しだけど、軽く開けることが出来る。また、閉まる直前には減速するので指を挟むこともない。そのあたりもこれに決めた理由。
下の段。上の段は上記のとおりだけど、下の段はどこもこんな感じ。
ガスコンロはビルトインタイプになった。
今回選んだ流し台には、普通のというか今まで使ってたガスコンロを置けるようなタイプはないのでこれにするしかなかった。大阪ガスの210-H523というもの。
色々と機能満載のものではなく、今どきのビルトインの中では普通のもの。でもガス台は3つあるし(奥の1つは小さいので火力も弱いけど)、タイマーとか過熱防止機能とかある。タイマーは便利。私は時々火にかけたまま忘れてしまうことがあるので。あと、前のガスコンロは魚焼きグリルが温度調整がしづらくすぐ焦げて非常に使いにくかったけど、これはタイマー掛けてほっとけばきれいに焼けるのでものすごく楽になった。サンマ焼くのが楽しくなる。
天板はガラストップでほぼフラットになったけど、電磁調理器と違ってガスはどうしてもガスの出る部分と五徳があるのでそれほど清掃が楽になった感じはない。
今回は大阪ガスの販売店で工事したんだけど、大阪ガスの商品はこれだけ。流石に1つも入れずにはないのね。
換気扇は今どきのこんなタイプ。
FUJIOH社のAirPROというもの。最初は10年手入れいらずのものにしようと思ったんだけど、全体の価格の調整の関係で普通のにした。最初はここだけ換えるつもりだったんだけど。ガスコンロとの連動もない。でも風量調整やタイマー、照明は付いている。それより一番良かったのは、前のは換気扇部分が頭にあたって作業しにくかったのだけど、これは高いのそういうこともなく、コンロというか鍋を上から覗くことも出来る。照明もいい。
洗面台はこんな感じになった。こちらはノーリツのシャンピーヌ。
洗面台をノーリツにしたのはクリナップのよりこちらのほうがデザインが良かったから。クリナップは高級品はともかく、値段の安いクラスはとたんにデザインがだめになる。もう少しなんとかしたほうがいいと思うのだけど。
3面鏡になって裏側にも収納できるようになったし(でも意外に収納力は多くない)、蛇口がシャワのレバー栓になった。時代だから電灯も白熱球からLEDになった。洗面部分はシャワーが出来るほど広いので家庭ドライクリーニングもここで出来る。もともとそれを考えてこれにしたんだけど。腰を痛めてお風呂に入れなかったときはここで頭洗った。
高さは前と同じだけど、もう5センチ位上げればと今にして思う。たしかこれで高さ80センチ。
予算の関係上いくつか妥協した部分はあるけど事前の調査もかなりしたので総じて良好。きれいになったのはもちろん、とても使いやすくなった。その洗面台の高さといい後でこうしたほうが良かったと思う部分は少しはあるけど、それはまあ仕方ない。
今回はショールームめぐりもした。京都では竹田という所に各社のショールームが集まっている。なのでめぐるには都合が良い。集まっているとは言えそこそこ離れては言えるから歩く距離はあるけど。
今どきの台所周りは昔と違って色々改良されているというのがよくわかった。なお、ショールームは予約しなければいけない。業者経由で予約したけど、特にクリナップのほうは混んでた。じっくり見るにはリンナイのほうが良かったけど。
工事は9月中旬だった。消費税アップ前に引き渡ししてもらうため。
お値段?iPad mini5が20台以上買えてしまうくらい。これくらいになると2%のアップはそれなりの価格差になるから。しばらくは生活切り詰めないと。
最初は工事に3日かかるかもと言われてたけど、結局1日で済んだ。台所と洗面台の2箇所だし、壁も張り替えるで時間がかかると思われたけど、手際良い作業だった。
一番苦労されたのは換気扇の部分みたい。2枚目の写真にちょっと写ってるけど、うちの換気扇の部分はステンレスでここ用に手作りで作られたものらしく、それを取り除いて新しいのに換えると、ダクトの部分とのつなぎが難しかったようだ。単純に着ると重量で落ちてくるので支えが必要など。うまくやってくれたようだ。
今回の業者は、事前の近所への挨拶回りといい工事の手際、工事直後に水の出が悪くなったので見てもらったときのサポートいい、非常に好印象だ。決して安くはないけど、ここまでしてくれれば安心だし、次回も何かあれば頼みたいと思った。
大阪ガスの販売会社だけど、京都市内で水回りリフォームを考えているう人がいれば紹介しまっせ。紹介すると特典あるかな?
・・・と、ここまでで終わればよかったんだけど。
この工事のために荷物の出し入れをした。出したときからちょっと腰に違和感があったのだけど、後の荷物入れ込みで大ぎっくり腰をしてしまい救急車で運ばれてしまったのは前に書いたとおり。
せっかくきれいになったのにその後一ヶ月、まともに使えなかった。その間は水を出しただけ。料理も出来ずカップものばかり食べてたから。リフォームにはそういう問題もあるので、よく考えて計画を立てたほうがいい。自分で荷物を移動できないなら、便利屋に頼むとかね。
ということで、リフォームの情報ってそんなにないんじゃないかなと思って書いた。
砂糖菓子の使い方 ― 2019年10月27日 05時36分45秒
京都には地蔵盆という行事がある。
だいたい普通のお盆の1週間後、町内に鎮座するお地蔵さんを祭る行事だが、その時にこのような砂糖菓子をお下がりで頂いていた。
砂糖の塊であるが、意外に固くてスプーンなどで突き崩そうとしてもだめで使おうにも使えない。また、こんな量をいっぺんに使うなんぞ、マーマレード作りのときくらいしかない(と、今気づいた)。
そんなわけで実に10年分も溜まっていたのだが、先日ふとある方法を思いついてやってみたらうまく行った。
使うのはこれ。
家庭用かき氷作り器。これに砂糖菓子を入れて掻く。
するとこのとおり。
簡単に見事な砂砂糖になった。「粉」ではない。普通の砂糖。
10年分は伊達じゃなく多い。半分の5年分くらいで、直径12センチ高さ20センチほどの容器がいっぱいになった。。
刃こぼれするか?砂糖菓子は氷よりかは柔らかいだろう。事実欠けたような感じはない。まあ、保証はしないけど。
ということで、砂糖菓子の使い道で困っている人はどうぞ。
新潟の地震について ― 2019年06月22日 08時24分42秒
先日の山形や新潟北部の地震ですが、幸いにも柏崎・椎谷付近は大した揺れではなかったようです。
特に椎谷では物も倒れずなんともなかったとのこと。
柏崎市はTVでは震度5とか言ってましたが、柏崎も広いので場所にもよるのでしょうけど、市内は3程度で避難している人も居なかったと。
津波は、宮川付近で見ていた人によればさざなみ程度であったとのこと。宮川や椎谷は海岸線が一段下がっているので上から見られますが、津波はくるぶし付近まででも人の力では絶対に抗えないので近づいちゃだめです。一度波さらわれて危なかった経験から、強く注意しておきます。
ということで、一部の方から問い合わせをいただきましたが、そんな状況なので、ご安心ください。
台風21号被害;御苑編(6) ― 2018年09月11日 07時03分35秒
その他の被害も紹介して、今回の台風の情報を閉めるとしよう。
この赤松は隣の木に寄りかかったおかげでかろうじて倒れてなかったが、根本は片側が裂け、反対側が潰れている。
こんな状態でも復活可能だろうか。
こちらの赤松は枝で支えて完全に横倒しにならずに済んでいる。しかし根本が裂けている。
これは戻るか。
この木は根っこ周りの土というか草も含めて盛大にめくれあげている
根っこが倒れないように引いているように見えるが、足りなかった。
トンボ池も倒木している。これは通路。
こちらは池の横の林。明るすぎると思ったら木が倒れていた。
動植物の植生が変わるかも知れない。
仙洞御所の外側では重機が出て作業していた。
御所に直接関わるところは早急に処理されるようだ。
御苑内では、通路がいたるところで通行止めになっている。
私が撮影した後に立ち入り禁止になった部分もある。くれぐれも同じ写真を撮ろうとして無謀をしないように。危険。
土曜日も人は結構居たが、このような有様なので、歩けない場所があるということは覚悟しておかなければならない。
なお、京都御所、大宮・仙洞御所、迎賓館の一般公開は普通通り行われているようであった。流石に人は少なかったけど。
今回の台風の件では御苑内だけで550枚を超える撮影をしたけど、撮ってない部分にも数多くの被害があった。一日も早く、できるだけ元通りになることを祈るだけである。
それと、今回の台風にはある意味「神」を感じた。神の力の前には人は為す術がないし、その行いには人に対する配慮など微塵もない。ただそこにあり、力を示すのみ。どこその宗教の定義する神のように、人を似姿に作ったような「神」ではなく、日本古来の自然崇拝の「神」の力をまざまざと見せつけられた気がした。
人は時として「神に愛された」とか言ってその存在を特別視しようとするけど、それは思い上がりだ。大自然の中では配慮に値しない矮小な存在に過ぎない。そのことを思い知らなければならない。
合掌。
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