しまなみ海道3「魂は燃えているか」(91)2016年07月11日 05時56分37秒

大久野島

南と西は平坦。

ちょっとだけ海沿い。



北と東はきつい坂の登り降り。

でも距離は短いので変速さえあればなんとかなる。

しかし問題は、うさぎがあちこちにいてその都度止まる=坂の途中で止まると再開がしんどいこと。
それなりの脚力が要求されるかも。
うさぎたちにのいてもらって走り出す勇気というか精神力も必要(^_^;)

あぁぁ、至上の喜び(*^_^*)。

坂を登り切ったら後は下ってまた海岸沿いへ。


ここはウサギ天国なので、とにかくウサギを見て癒やされたいならここへ。

ここだけ行くなら、しまなみ海道からより忠海から行くのが正解。船の本数多いし。


しまなみ海道3「魂は燃えているか」(52)2016年06月01日 05時56分57秒

そういえば、島中で薄茶色の物が転がっているのを見るけど、これはウサギの糞。
うちでは毎週掃除して捨ててるけど、これだけの数が居るとそれはもう無理なので放置してある。ウサギの糞は基本食物繊維の塊なので臭くない。ウサギで臭いのは尿。
水分があればしばらくすると分解されて土になるが、このあたりは雨が少ないのか乾いてころころになっている。
この糞を使っても植物の育ちが良い、と言うことはないので、発酵とかさせない限り肥料にならない感じ。ただ、うちに庭にはミミズは大量にいるので、その成育には良いみたいだけど。だから、間接肥料にはなる。

島1周は、あっという間だった。展望台とか資料館を見ないなら1時間半もあれば十分。

桟橋近くでまたうさぎ見物。
穴にはまっておくつろぎ。

こんな所でもおくつろぎ。

餌くれるまで自転車動かしちゃダメ。

ねぇ、餌はないの?

11時台には盛港に行くフェリーがない。
忠海行きは多いし2系統あるのだが、盛港は先の交通手段に難ありだし、港近くには見るべき場所もないのでさもあらんだけど(夏場なら海水浴場があるけど、それは大久野島内にもある)。

次は12:42と2時間もあるが、それまで時間をつぶすあてがないので10:42で帰ることにする。
先の展望台とか見てないところもあるが、それはいずれまた。次回はうさぎ餌もたくさん持ってこなきゃね。目指せ、うさぎまみれ。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(51)2016年05月31日 06時49分16秒

桟橋跡。

海が綺麗。

その時、餌を配っている人にあった。

キャベツ=生餌中心か。
この子たちは似てるから家族かも。

この時がそうだっただけかもしれないけど、うさぎは生餌ばかりだと糞が柔らかくなりすぎるし、歯が伸びるので硬餌や藁も必要。私が持って行ったのはうちで上げているそう言うの。持っていくのならそういうのを。
パンとかお菓子はあげちゃダメ。油分や糖分は分解できない可能性もある。

しばらくすると、他の子も集まってきた。


これは他の誰も知らないことだけど、うさぎは実はビタミンCが好きだったりする。粉末を水に溶かしてあげるとよく飲む。ただの水とそれを並べておいとくと、圧倒的にそちらを飲む。まあ、ここであげるのは無理だけどね。

ついでに、うさぎは抱っこしちゃダメ。ストレスと、暴れたら骨折もあるので。よほど小さい頃から、普段からだっこしている子以外はなでる以上はだめなのだ。うちもでだっこするのは緊急事態の時のみ。ネズミホイホイにかかってしまったときとか。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(50)2016年05月30日 05時53分33秒

一番高いところには展望台への階段もあったのだが、時間の関係で行けず。
多分脚力的にも無理ではなかったかと。向上寺でも書いたけど、自転車乗りで使う筋肉と歩きで使う筋肉は異なるから、自転車で走り過ぎると歩きは辛いんよね。

位置関係を記録するためにこの方向からも撮影。

毒ガス資料館(有料)もあったが、これも入らず。というか、真ん前を通ったはずなのだが、気がつかなかった。

火薬庫跡。朝鮮戦争の頃には米軍が接収して弾薬庫として使っていたそうな。


米軍使用時の痕跡。「MAG1」とは「Magazine 1」の略。
そういえば、ここはうさぎがほとんどいなかった。というか、なんとか跡にはほとんどいない。そのまわりにはいるけど。やはり人工物は避けるのか?穴掘れないしね。

あっ、蝶がいる。ルリタテハに近い種類か。

その先、坂は一気に下って眼下にはもう港が見える。坂を下り切ると発電所跡と桟橋跡がある。まずは発電所跡。
廃墟になった病院みたい。ちょっと不気味。


ここも弾薬庫にされていたようで、「MAG2」の文字が残っている。

この辺りまで来るともう海の間際で、山間部は終わり。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(49)2016年05月29日 07時08分38秒

散歩している人が居る。散歩と言うよりウォーキングといった方がいいのか。
おそらく、定期的にこの島に渡ってきて島1周をしているのだろう。
歩けば2時間はかかるのではなかろうか。アップ・ダウンもあるし、これは良い運動になる。いいねぇ。

島全体が要塞であった痕跡があちこちにある。ここらは砲台。


「ねぇ、餌はくれないの?」

こちらも砲台跡。




「ねぇねぇ、餌を待ってるんだけど」
「うたぎ」「うさた」はあちこちにいる。

北側・東側は木が多く海は殆ど見えないけど、ごく僅かに見える場所がある。
北から東側に移り南下し始めてちょっとの場所。この辺りが最高地点。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(47)2016年05月27日 06時15分30秒

そうそう、うさぎのオスメスの簡単な見分け方。
胸のところに膨らみというかたるみがあったらメス、なければオス。
うちもそう。
例えば写真では右がメス、中央もメス、左はオス、だと思う。

ウサギ餌には脂肪分なんてないと思うけど、何かが溜まるんだね。おっぱいではない。それはおなかの方だから。ただし、大人のみの判別法。子供の時はわかりにくいんだそうで。

うさぎのつがいは非常に仲がいい。時々こうやって相手の胸の下に頭をうずめてゴロゴロしてる。
一方の調子が悪いと他方も調子が悪いとかもある。毛づくろいの仕方とか、うさぎのつがいには理想の夫婦のあり方を教えられる。

灯台の場所からちょっと戻って右手に入ると「休暇村 大久野島」;島内唯一の宿泊施設がある。
送迎バスに乗る人はここで降りる。港から歩いてもしれてるし、うさぎと戯れながら歩いたほうが楽しいけどね。

その前には広い庭、と言うか広場というかがあるが、ここもうさぎだらけ、穴だらけ。

セクシーヒップを見せている子もいるなぁ(^_^;)

浅く穴を掘ってその中に入って寝そべっている子も多数いる。
日傘しているので、ひなたぼっこしている。
うさぎはひなたぼっこが好き。うちの子も。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(46)2016年05月26日 06時43分59秒

島内では老夫婦、おばちゃん連れや大学生の一群と思われる人が目立つ。「ふっ、ウサギとのふれあい方がなってないな」と、一人ほくそ笑む私が居たり。

天敵は居ないがカラスはいる。傷があるうさぎもいるので、カラスが襲うのかもしれない。それともイタチくらいはいるのか。
穴の間近にいて、カラスが来ると穴に逃げ込もうとする子もいる。
人が餌をくれるとは言え、生活上は野生なのだ。
うちでも危険が迫ったら穴の中に逃げ込んで、地面を蹴ってだんだんならしてるけどね。

うさぎ同士がせっている時に鳴く子も居た。うさぎは喉を鳴らすが、それとは違う高い声でなくことがある。めったに聞けない。うちでも1回しか聞いたことがないが、こんなところでまた聞けるとは。
アクションカメラは録音もできるが、今回は録音しててもしょうがないのでOFFにしてた。なのでこの鳴き声も録音されていない。それは残念。

本当にあっちこっちからうさぎが駆け寄ってくる。
それがもう可愛くて可愛くて。

左に進んで海水浴場の端っこに灯台がある。

その手前には綺麗な海岸があった。

水が澄んでいる。
柏崎の海ではありえない綺麗さ。やっぱり荒れにくい海だからか。


自転車では灯台前までは行けない。
森の中をちょっと歩くようだが、今回は時間がないので行かない。

こんな感じ。
次回にチャレンジ。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(45)2016年05月25日 05時52分01秒

うさぎの数が余りに多いので、自転車でひかないよう、足で蹴らないように進むのが大変。本当に。

島内では休暇村までの間に送迎ガスが走っているが、あくまでうさぎ優先なので、うさぎがいると停車する。

基本的に島内は車禁止。あるのはそのバスなど業務車両のみ。道路内とか建物出入り口前でのウサギの戯れは禁止になってるけど、それは危ないから。でも戯れようとしてなくてもちょっと止まっただけで寄ってくるのでどうしようもないこともある。

暫く行くと海が見えるようになる。木道があった。

遠くに灯台が見えるので、まずはそこを目指す。

どでかい送電用鉄塔がある。
GoogleEarthで見ると、島に2本あるようだ。風光明媚な景色に溶け込まないもの。

周りを見ると、そこら中穴だらけ。アナウサギの習性。
うちでも庭に深くて長い穴を掘っている。硬い土でも平気で掘り進む。テニスコートも穴だらけだったけど、使えるの?消える魔球になるのかも(^_^;)

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(44)2016年05月24日 06時26分46秒

種類を見ると、多くがミニウサギと呼ばれる雑種で、ネザーランドドワーフ系もいる。だから、うちの子とそっくり。よく学校で見かける、白色で赤い目の種類は多くはない。長毛種もいないみたい。

ウサギたちは私の餌を食べ終わったら、次に来た人の音を聞きつけてさっさと走って行ってしまった。
ウサギにとっては人間は餌をくれる物に過ぎない。現実的というか世知辛いというか。

名残惜しい気もするけど、島一周を開始する。

ここでは右回りの決まりがあるので左手へ。
ところで「右回り」って、「右から回る」のか「右方向に回る」のかどっちだろう?後者で行ったけど。

自転車で進むと、うさぎたちがわらわら寄ってくる。
かなり遠くからでも。

ここのうさぎたちは人を恐れないどころか、足元まで寄ってくる
この島のうさぎたちにとって、人は怖がる対象ではなく、餌をくれるありがたいものなのだ。

かなり遠くからでも来るので、ウサギの耳の良さはかなりのものだ。
うちで飼っているとそんな遠くの音が聞こえても無意味だし、長い距離も作れないのでこういう特性は発揮されない。

ピーターしている子もいる。
ピーターラビットの表紙に描かれている、二本足で立っている構図。
かわいい。

うちの子のほうが可愛いけどな^_^;(←親ばか)

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(43)2016年05月23日 05時53分17秒

ちなみにウサギの数え方は「羽」と言うこともあるが、実はこれは「食べることを目的としたときの数え方」である。
仏教では肉食は禁忌とされているが、例外的に鳥肉が許されることがある。「羽」で数えるのは、ウサギ肉を鳥肉と見立てて食べる時の数え方。おそらくは、長い耳を羽に見立てて、と言うことなのだろう。なので、食べないなら「匹」で数える方が「優しい」、と思う。



実際の所、ウサギ肉を常習的に食べる風習は今の日本にはないと思うけど、どうだろう。フランス料理でテリーヌにさえることがあるくらいか。食べたことはあるけど、味は覚えてない。

餌をやる時の注意は、ウサギは余り目が良くないから、手を噛まれないようにすること。餌の食べ具合を見ながら指を動かす。そのあたりは実際家で飼ってるから解っている。一番良いのは耳なので、音をたててやるのが一番(鼻が2番)。

餌を食べ終わると一気に波が引いていった。
ここのうさぎはあっさりしてる。


この辺りは写真では再現しきれない。本当にすごいから。

ベンチの上なんて当たり前、リュックの上まで登ってくる子もいる。
普通のポリ袋軽く1杯くらいにカリカリ餌とわらを入れて行ってたけど、これだけいるとあっという間になくなってしまった。いや、本当にすぐ。もっと餌を持って来るべきだった。まさかこんなに居る&食べるとはね。

アクションカメラで撮影すればよかったのだけど、そう気がついたのは帰ってから。自転車はこの位置でハンドルは向こう側を向いていたので、餌をめがけて近寄ってくる子たちは写っていても食べている子は写ってなかった。玉になって群れる様子は動画の方が迫力があったろうに。今回は全体に、停車時の向きについては考慮できてなかった。これは次回への課題。

食べ終わった子の一部は毛づくろいをしながらおくつろぎ。
かわいい。
(C)おたくら編集局