函谷鉾の稚児さん2011年08月01日 09時47分31秒

函谷鉾の稚児さん
鉾には稚児さんが乗っている。

ただ、生稚児さん、すなわち人間の稚児さんが乗っているのは長刀鉾だけで、他の鉾は稚児人形を載せている。それがこの写真。

でも、遠目に見たら人間にしか見えないほどよく出来ている。
まあ、頭部以外はあまり見えないが。

油天神山2011年08月02日 06時36分07秒

油天神山
油天神山。

名前の通り天神さんを祀っている、天神社や梅の花がある。

祇園祭は一応八坂神社の祭礼だけど、
宗教的意味、というか色合いは薄いので、見ていて窮屈なところはない。

京都市内の祭りは、葵祭、祇園祭、時代祭どれをとっても練り歩きが中心で、基本的には静かだ。そうでありながら、見目は豪華にと言うのが気質なのだろう。

公家が関わっているのは葵祭だけだけど、洛中全体にその意気が伝わっているのが面白い。

四条傘鉾2011年08月03日 06時21分28秒

四条傘鉾
四条傘鉾。

「鉾」ではあるが、乗り物型ではない。
むしろ見目は山に近い。
祇園囃子を奏でる人は鉾の前を歩いている。

私自身、初めて見るかもしれない。
毎年、巡行の最初から最後まで見ているわけではないので。

食べ方2011年08月04日 07時11分28秒

食べ方
うちの朝顔城にはいろいろな虫が居る。
そのうち葉っぱを食べるのはこの2種。

おんぶバッタは葉の一部を穴を開けて食べる。
1匹ならたいした被害はないが、今年はたくさん居るので
至る所穴だらけ。ではあるが、1枚の葉を食べ尽くすことはない。

ニジュウヤホシテントウは朝顔ではなく、(名前は知らない)
なす科の植物の葉だけを食べる。
「テントウムシ」=「アブラムシを食べる益虫」というイメージがあるが、
この種類に関しては例外。葉を食べる害虫なのだ。
こいつは葉をこそげ取って食べ、筋だけを残して食べきる。
こうなると葉は枯れたのと同様になってしまう。

だから、おんぶバッタは退治しないけど、ニジュウヤホシテントウは退治する。写真はないけど、茎に群がるカメムシも退治対象。

人間の中にも同じようなのが居るよなぁ。
等と思ったり。

保昌山2011年08月05日 07時44分04秒

保昌山
保昌山。

宵山の時、この山は他の山鉾からだいぶ離れている
(というか、今の家からは一番遠い)ので、一度しか訪れたことがない。
行ったのももう20年以上前の話だから、覚えてない。

飾りを含めまじまじと見るのは初めてかもしれない。

写真ではご神体は、なんか大きな木の枝を持っているようにも見えるが、
それは画角のいたずらで、実際には紅葉のような木だけが持ち物。

月鉾2011年08月06日 09時39分04秒

月鉾
月鉾。

鉾は山ほどぱっと見の違いは顕著ではないが(四条傘鉾は除く)、
よく見ると飾りは全部異なる。

「動く美術館」と言われるほど豪華な装飾、欄干の彫刻の違いなどは
巡行を生で見ても、移動が早いのと太陽光がきついのでよくわからないが、写真で見るとはっきりする。

もっとも、写真でも1方向からの撮影では見えない部分もあるので十分ではない。今度誰かと組んで多方向から撮影してみたい・・・とか。

月鉾の見返り2011年08月07日 07時16分25秒

月鉾の見返り
月鉾の見返り、すなわち後ろ側の装飾品。

山鉾の周りに飾られる布(?)は、元が絨毯だったり、陣羽織だったり、また日本製だけでなく、ペルシャや中国などいろいろの由来があるそうだが、最近新調された物以外は古い歴史を持っている。

この見返りも色合いからしてかなり古そう。
描かれている鳥はサギに鴨で日本風だけど。

太子山2011年08月07日 07時21分21秒

太子山
太子山。名の通り聖徳太子を祀っている。

でも、前掛けの絵は中国皇帝のような感じ。
胴かけはペイズリー柄の一種?

とにかく、各山鉾ごとに趣向があって面白い。

太子山の見返り2011年08月08日 12時15分15秒

太子山の見返り
太子山の見返り。

四つ爪の昇り龍。

実は黒主山は五爪の龍だったりする。

いずれにせよ、夏の日に映えて美しい。

占出山2011年08月08日 12時17分23秒

占出山
占出山。

やっぱり何らかの「占い」に関係するのだろうか。

胴回り上部は百人一首の歌人の様に思われる。
その下にトビウオが居て、右側面一番大きいのが天橋立、
正面は安芸の宮島だろうか。と言うことは、反対側は見えないけど松島だったら、日本三景となる。
ちなみに、見返りはたくさんの鳥の描かれた物である。
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