シャラモンさんでの昼食(1)2012年12月23日 22時00分59秒

前菜
先日、X-BASIC for iOS完成記念に、久しぶりにシャラモンさんへ行った。半年以上ぶり。
その時の料理の写真を。

まずは前菜。え~と、「たこのマリネ」だったと思う。

こういうものは、その核となる食材の味がだめだと、
その上に如何に味付けをしてもどうにもならない。

この場合たこの味だが、噛めば噛むほどに味が出てくる。
たこは、というかタンパク質は、一般的に加熱すると弾力がなくなるから、歯ごたえを楽しむには刺身かマリネのような非加熱に限る。

そして、非加熱と言うことは味付けもそれほど出来ないと言うことだから、素材の持つ味が大切になる。
たこの味の基本は海水の味である。だから海の良さも重要となる。

シャラモンさんが偉いのは、いつもながらに海産物の味が非常に良いこと。私は漁港に魚を買いに行くくらいだから、海産物の味にはうるさい。その舌をして合格だから間違いない(などと自画自賛してみる^_^;)。
素材の選び方が絶品なのだ。

ここより高い店でも、海産物で私に合格点を出させる店は少ない。そこいらの居酒屋ではまず無理。肉は味付けがしやすいからごまかしもききやすいが、海産物はそうはいかない。

たこを絶賛したが、野菜もいい。みずみずしく、味も濃い。
だから、全てをよく噛んで食べようと思う。
「よく噛んで食べなさい」とはよく言うことだが、やはりまずい物はさっさとの見込みたくなるのだ。本当においしい物は噛みたくなる。
そういうものだ。

で、噛めばたこから味がしみ出してきて、それをよく味わえば、海の味だとわかるわけである。あぁ、もっともこれは、それなりに海で泳いだことがある人にしかわからないかもしれないが。

ということで、前菜から満足してメインを待ち望むのである。

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