夏みかんマーマレード(3)2014年05月01日 21時22分23秒

ちょっと間が開いたけどマーマレードの続き。
湯がいて軽く絞った皮を、実と合わせて再び鍋に入れる。
そこにカップ2杯の水を入れて煮る。多少多くてもいいが、その分最後の煮詰めで調整する。

砂糖は1/3ずつ入れる。まず最初の1/3入れて20分煮る。この間、アクが出てきたらすくい取る。中火。
20分後に1/3で弱火、更に20分後に1/3。その後、かき混ぜながら煮詰めていく。あまり硬くしすぎないくらいで止める。熱いうちは柔らかくても、冷えると硬くなることがあるので。
くだんのHPでは、ここの時間とか火の強さの記述がバラバラでわかりにくいが、上記の通りにすればいい。

別途、入れる瓶を煮沸消毒しておく。蓋も合わせて。15分。

消毒した瓶にマーマーレードを詰めて、最後蓋をして逆さまにする。これで、蓋の消毒にもなる・・・と書いてあるが、蓋も一緒に煮沸消毒してあるから不要だったかも。
入れてからさらに沸騰したお湯で煮て消毒をすると書いてあるけど、そこまではやらなかった。

冷えたら出来上がり。今回は夏みかん2個からこのくらいの瓶で3個とあと少しあまりが出た位できる。

砂糖の量が8割のものだと、常温でも1年持つのだそうな。
まあ、冷蔵庫に入れておくけど。

初めてにしてはなかなかいい味に仕上がったと思う。まあ、基本的におもいっきり甘い物だから、それほど失敗はないのだろうけど。

実はこの後にも、夏みかん+ゆず+レモンで作って、そちらのほうが味としては酸味があって好きなのだけど、そういう使う物の組み合わせで味を変えられるのが楽しい。

しまなみ海道でもみかんを買ってきたからまた作ろうかな。

呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(2)2014年05月02日 21時20分34秒

呉で行きたかったのは「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」。どちらも駅から海側に5分も歩けば着く。先日出したのが「てつのくじら館」にある潜水艦。実はこの2つは道路を挟んで並んでいる。

で、まずは大和ミュージアムの方へ行く。
この日は館の前で何やら出店があったのだが、写真撮るのを忘れてた。

そこそこ人がいると思ったが、一緒に行った友人曰く空いている方だとか。全然並ばずに入れた。この日は特別展もやっていて、それも含めて800円。

入ってまず迎えてくれるのがこの巨体。ここの目玉である戦艦「ヤマト」じゃなくて大和の1/10模型(カタカナは宇宙戦艦のほうね)。なにせ元が大きいだけに1/10でもかなり大きい。

大和といえば2006年に尾道に行った時に見た「男たちの大和」のセットを見たが、あれは甲板から上は実物大・・・かもしれないが、下の方は全くなかった。
また、艦橋などCGで合成される部分は省略されていたが、この模型はその辺りは全て詳細に作られている。その辺りは次回。

蹴上のツツジ(1)2014年05月03日 19時07分34秒

突然ではあるが、蹴上にある蹴上浄水場のツツジの一般公開を見に行った。たまたま開いた市民しんぶんに公開予定が書いてあり、それが今日から6日までだったからだ。
行くのは初めて。

しまなみ海道サイクリングで疲労した体はまだ癒えてない。というか、今回ここまで自転車で行き、また敷地内は当然歩いたのだが、かなりの肉体疲労や筋肉痛があることに気がついた。平日にはそんなことあまり感じなかったのに、こんなに遅れて出てくるとは、歳だなあと思った次第。

いやまあ、そんなことはどうでもよくて、浄水場内には自転車置き場もあるので自転車で行くのも可であるが、一般的には地下鉄東西線蹴上駅で降りてすぐ上なので、それで行くのがいいのであろう。
入場は無料。

で、こんな感じ。ここの浄水場は山の斜面に作られているため、高低差はそこそこある。その斜面につつじやサツキが植えられている。その数約4600本。

見れば分かる通り、今年は一面花だらけ、という感じではない。ここしばらく暖かかったので、咲きそろうかなと思ってたけど、とは職員さんの話だが、ばらついている。まだ蕾の木もあれば、もうしおれている木もあるので、咲きそろいは今年は望めないのかもしれない。

それでも上の方に行けばそれなりに咲いていて見事であった。
ゆっくり見て回っても1時間ほど。

近所には琵琶湖疏水記念館、蹴上のインクラインとか動物園とか平安神宮とか南禅寺とか、観光場所には事欠かないので、時間が許す人は行くと良いと思う。

明日ももう少し紹介。

蹴上のツツジ(2)2014年05月04日 14時47分56秒

さて、一番高いところまで登ると、太陽光発電パネルの周りには真っ赤なツツジが植えられている。
ここにはハチもいたりするので、ちょいと注意。まあ、刺さない種類だと思うけど。

ここに到着した時にはちょいと雲が出てきてて発電状況は芳しくなかった。

ここから1段降りて奥に行くと展望できる場所があり、そこには黄色いツツジが植えられている。

本州・四国・九州の亜高山帯に自生するレンゲツツジの一種だそうな。初めて見た。まだ植えられて年数は経ってないようだが、増えるといいね。

ここからは疎水記念館や動物園の方向が一望できる。
どこに見えるのが何なのかはわからないけどね。

蹴上のツツジ(3)2014年05月05日 07時09分05秒

先ほどの黄色ツツジを見たあと、横手にある階段を降りて行く。まず目にするのがこの建物。「第一高区配水池」というもので、濾過池で濾過したあと塩素で消毒した水を貯める場所。夜にためておき、昼は高低差を利用して自然流下で水を送るのだそうで。明治45年に建てられたもので、ここにある建物の中で最古。近日建て替えるが、その際にはこの建物は移動して保存するのだとか。

更に下るとこれがある。「ツツジのトンネル」。

中はあまり花は見えないんだけどね。
ということで、蹴上浄水場のツツジであった。

おまけ。帰り、御苑の出水の桜を見に行ったら、まだ少し残ってた。残っているというか、しぼんだ花がまだ付いているという感じか。遠目に見ると花が少し残っているように見える。
御衣黄とかはもう花はなかったけどね。
おしまい。

呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(3)2014年05月06日 09時26分34秒

さて、大和の写真は少し置いといて、他の展示を。

これちらは零式戦闘機と回天一型。ここにある展示は基本的には全て本物である。海底などから引き上げられたものを復元している。戦争やそのための道具を美化してはいけないが、これだけのものを作ることができた技術が戦後ほとんど放棄させられたことは惜しいとも思える。まあ、その技術の幾つかが他の方面に生かされ戦後ニッポンの復活の原動力になったのも確かであるが。新幹線とか。


ここの展示も上から見ることができる。
コックピット内まで再現されている。
技術はともかく、特攻など、(特に若い)命を犠牲にしなければ勝てない、もしくは防げないと思った時点でもはやその戦いは負けている。戦争を進めたクソ老人どもが生き残り、未来の日本を背負う若者の命が多く失われたのだから、日本の失った物は非常に大きかった。クソ老人どもは戦後多くが粛清されはしたが、失われたものを贖えるはずもなく、また、それは連合国に対する罪によるもので、日本国民に対する罪としてではない。「日本は負けねばならなかった」とは思うが、代償としてはあまりに大きい。二度と愚かな戦争はしてはいけない。

一方で、ここは空襲の多かった呉であり、広島のそばだから書かねばなるまいが、アメリカの成した罪もまた断罪されなければならない。空襲、特に日本の木造家屋を狙い撃ちした焼夷弾、原爆で失われた命は一体どれほどあるか。第二次大戦でアメリカが殺した人数、その残虐さナチスや日本とどれほどの差があるか。勝ったからといって無罪放免なのはおかしい。未だ原爆を肯定しているアメリカ人がいることがおぞましい。アメリカの罪を糾弾する展示、いや、今さら一国を責めても仕方ないし、どうせ奴らはそんなもの見ても一切反省しないのだから無駄だが、戦争の愚かしさ、そこにおける狂気の沙汰、そこに至らないための知恵をまとめた展示も必要なのではないかと、思うのであった。

今日は真面目。
合掌。

呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(4)2014年05月07日 21時58分27秒

館内をひと通り見終わって、外に出る。友人とお子さんは、もうすでに出ている。まあ、子供には大和ミュージアムは退屈であろう。それよりも、建屋前にある池でラジコンの船を動かしている人たちがいて、そちらに興味津々であったようだ。

それはそうと、ちょうどお昼(とはいえ13時は回ってたけど)なので、隣にあるレストラン、というかシーサイドカフェ「BEACON」で昼食。

メニューはいくつかあるのだけど、結構高いのと時間がかかるようだったので、手早く&一番安い「水平の海軍カレー」というものにした。1000円。簡単にいえば、サラダ付きカレー。もう1つ上に「士官の海軍カレー」1450円というのがあって、それにはタンが入る。でも違いはそれだけみたいだったから、これで十分。はっきり書けばとろみの強い普通のカレー。これといって特徴はない。これで1000円というのはやっぱり高いと思うんだけどなぁ。大和ミュージアムは券があれば1日何度でも出入りできるようだから、近所のスーパーに食べに行ったほうがいいんじゃないかと思う。

お店の前には潜水艦「しんかい」が展示してある。こちらは外から見るだけで中には入れない。

なんか、ふぐというか、これ自体が爆弾に見えるというか、そんな感じ。、

呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(5)2014年05月08日 06時55分46秒

それでは大和の写真いっぱい。

ここの展示物は、特別展を除き、基本撮影自由である。極めて太っ腹。隣のてつのくじら館もそうであった。まあ、鉄のものはフラッシュとか当てても劣化しないからかもしれないけど。





建物は3階建てで、大和や先の零戦の場所は吹き抜けで上から見ることができる=上に行くほど全景が見えるようになる。

1/10サイズだけど、写真ではその大きさがわかりにくい。でも、人の大きさと比べるとわかると思う。
↑前から、↓後ろから。

でも念のため実物大のも出しておこう。2006年の「男たちのヤマト」のセット模型1:1。
いや、さすがに本物スケールはでかい。細部を見ると模型と違うところがあるね。まあ、やまとも何度も偽装を変更されているだろうし、そもそも設計図も残されていないのだから致し方ないところ。

しかし、模型といえども甲板の板の貼り方なども実物を忠実に再現しているのだそうな。微妙な角度なども。ただし、素材は本物と同じのを使うとこのサイズではうまくいかないらしいので、らしく見える別の素材に変えたとか。そこまで考えて作られているのがすごい。

呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(6)2014年05月09日 06時56分34秒

大和ミュージアムの前には池がある。そこにラジコンの船を浮かべて遊んでいる人がたくさんいる。正確にはラジコンだったり、水中マブチモーターをつけただけのものだったりするけど、まあ、色々浮かんでる。
お父さんが家族連れで来て自分だけ遊んでるとか、「ブログ立ててます」とか、自分の模型を見てもらうのが好きだったり、いろいろな方がいらっしゃるようで。

みんな運転がうまいので(本当に)衝突はない。これだけ近づいてもうまくすり抜ける。

方向を変えるときに一緒に砲台が動くものだったり、スクリューじゃなくてジェット水力で動くものはこういうふうに水を逆に出したりいろいろ凝っている。

友人の子供さんはこれが殊の外お気に入りになったらしく、あっちこっち追いかけて行ったり、しまいには建屋中の売店で売られていた船の模型(水中マブチモーター)を買ってもらって浮かべて遊んでいた。勢い余って水に入ってしまったりで、見ている側はハラハラだけど、まあ楽しんいるならOK。来てよかったね。

そういえばその船。アメリカの空母エンタープライズの模型だったんだけど、おそらく中国製。アメリカの空母の模型が中国で作られ日本で売られているっていいんかいね?などとちょっと思った次第。まあ、外観以外は再現されているわけじゃないんだけどね(外観もいい加減だろうけど)。

呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(7)2014年05月10日 07時12分04秒

さて、次に行ったのが隣にある「てつのくじら館」。
ここのメインはなんと言っても本物の潜水艦「あきしお」の展示。自衛隊の潜水艦が現役を退いたあと、ここに展示したものである。大和は1/10模型だったが、こちらは1/1実物なので、その迫力は違う。
入館は無料。自衛隊は税金で運営されているとはいえ、実にあっぱれである。

建物の名前は、「てつのくじら館」と呼んでたけど、

実は門扉には「海上自衛隊呉資料館」とある。
以前はそうだったところに潜水艦が来たので愛称を追加した、というところだろうか。確かに呉の資料もあるけど、実はそれに関しては大和ミュージアムのほうが多かったような気がする。要するに、合わせて見るといいよ、ということ。

ちなみ、友人はお子さんが池;そこの模型にへばりついて離れないので、私一人で行くことにした。なので、一旦ここで、お別れ。実は後で入ってきて、追い抜かれたんだけどね。


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