呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(41)2014年06月12日 06時49分55秒

普段ホテルではあまり寝られないのだが、さすがに昨日は爆睡してた。
それでも5時過ぎには目が覚めたので、そのまま起き出して、向島まで散歩することにする。

起きた時にはまだ雨が降っていたが、外に出たとき(6時過ぎ)にはもう止んでいた。雨は止んでいるがまだ日は出てないし、風があって、寒い。ちょいと薄着だったか。

ホテルの真ん前には船着き場がある。
左端に見えるのが向島への船乗り場。

散歩と言っても渡船に乗ってである。尾道~向島の渡船は3本ほどあるらしいが、ここから出るものは朝6時頃から動き始める。大人100円、自転車・原付きは+10円。6分ほどの旅程。

しまなみ海道の看板も当然のごとくある。
待っていると、これから橋を渡って今治まで(実際にはそこからさらに列車に乗って先まで)行くという人に声をかけられた。
私が昨日渡ってきたと言ったら、「風がきつくないかねぇ」と心配されていた。が、風はともかくママチャリでは相当にきつい道のりである、ということをお知らせしたほうが良かったのかもしれない。
自転車で行こうという判断をした時点で、実はベテランさんかもしれないので言えなかったけど。

船を待っていると、のりばの真ん前で漁船が操業している。何が獲れているのかと思ったら、鯛だと教えてもらった(その自転車の人に)。

網に大きな鯛がかかっているのがわかる。こんな近くでこんな大物が獲れるのだから、尾道の海は豊かなわけだ。

後でシャラモンさんで聞いた話だと、夜、海辺で車のライトを照らすとトビウオが一斉に飛び上がることがあるそうな。釣り人がそれを網ですくうのだとか。毎年それを見ると「あぁまたこの季節がきたか」と思うと。今はもう海辺に車は止められないそうだけど。

いずれにしても、それもこの海が豊かな証拠。透明度は向島や因島の方がずっと高いようだけど、魚がいるという面においては。
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