しまなみ海道リターンズ(32)2015年06月05日 06時43分31秒

ということで出発。まずは大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)へ行く。
峠越えの道は去年も越えた道。なので勝手はわかっているが、かなりしんどい坂である。

今回のしまなみ海道では花は少なかったが、鳥は先の紹介のキジを始め、多種、非常に沢山鳴いていた。特にホトトギスが多かった。この時も道端から誰かのきれいな声が聞こえてきた。遠くて肉眼では見えないので、写真で目一杯アップにして撮影してみる。するとこんな子がいた。

もう1羽。文様が異なるので雌雄かもしれない。ホトトギスではない。

道端にはれんげの一種と思われる花が咲いていた。今回の数少ない花の1つ。

峠道は、自転車道は長いが坂は楽に、車道沿いはきついが短い様になっている。去年は全て自動車沿いに走ったが今年は自転車道を選択。だいぶ楽。この看板が一番高いところ。
水色の先は自転車道の印。

ここを越えると長い下り坂。結構なスピードが出る。きつくはないけどカーブもあるし要注意。

しまなみ海道リターンズ(33)2015年06月05日 07時08分00秒

大山祇神社に到着。8:35。宿を出たのが8:07なので30分位かかってる。やはり峠越えはきつかった。
自転車置き場が鳥居の手前から右奥手にあるのでそこで駐めてからお参り。



乎知命(おちのみこと)御手植といわれる楠の大木。もちろんご神木。樹齢2600年といわれ天然記念物である。大きすぎて近寄りすぎると普通のレンズでは全景を撮影できない。
楠は、その名の通り防虫効果のある樟脳が含まれているから、虫の害には強いだろうが、温度的にも丈夫な木なのだろう。各地;比較的温かな土地でも寒くなる土地でもご神木となっていることが多い。椎谷観音堂では樹齢800年以上、尾道の艮神社にもあった。全国ご神木巡りをするのもいいかもしれない。

大山祇と書いて「おおやまづみ」と読ませるのは難しい。しかし、ここの御祭神が「大山積大神」だと知るとさもあらんとわかる。海上安全の守護神であるらしい。

本殿。
折しも朝の詔をあげられているところだった。合掌。

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