カセットデッキGX-Z7100の修理(2)2015年07月01日 06時38分36秒

今度はデッキブロックの解体。

デッキ部前面のプラスチックカバーは予め外しておく。カセットホルダー部左右の軸部をすべて外していく。
右側はこの2箇所。下のはわかりにくいが、スライドするようになっている。

同様に左側。
この時注意すべきは、緑丸の部分にバネがあり、これの引っ掛けもはずさなければならないこと。
外すのは簡単だが、後とで戻さなければならないので、どのように引っ掛けてあったかをきちんと覚えておくこと。
写真をとっておくのが一番かもしれない。

これでホルダー部が外れる。

そうするとデッキ部が、ほぼあらわになる。

その状態での前面はこんな感じ。

修理すべきは右側のピンチローラーの軸。もうすでに見えて入るのだが、実はこれだけ分解してもまだ修理作業は出来ない。

実は1回目はここで断念した。後で「こうすれば出来るのでは?」という方法を思いついたのでこの前に進めたのだが、このときは、その軸を抜くことが出来なかったからだ。

このデッキブロックを筐体から外すには、ヘッドブロックの信号線の取り外しが必須であり、しかもこれが本体下面にある、ネジ止めされた基板の間を縫うように走っているため、その基盤ごと取り外しが必要、とわかった。これはもう私の手が出る範疇ではないと判断、その時は断念した。でも後にいい方法を思いついたわけで、それが次回以降の部分になる。

それにしても最近老眼がひどくて細かいものが見えにくい。メガネつけたり外したりで。外している間に置いてたメガネを踏み抜きそうにもなった。気をつけなきゃ。以前1本それで潰したからな。

しまなみ海道リターンズ(55)2015年07月02日 06時46分21秒

1階に到着。このエレベーターで降りてきた。建物で言うと5階以上あるだろうか。

先の見近島と違い、ここは有人。時間と体力があれば1周したい気もしたが中止。もう体力的にも時間的にも余裕が無い。すでに16時40分を回っている。

というか、この橋脚の下から島の一般道に入る道がみあたらない。階段はあるのだが、自転車やバイクはいったいどうやって島に入るのだろう?見落としかもしれないけど。

エレベーター下から橋脚を見上げて記念撮影。
なかなか良いんじゃないかい。

再びエレベーターで上がり今治方向に走る。まだしばらくは上りが続く。
終点は、もう全体から見れば近いはずだけど、体力的には未だある。

しまなみ海道リターンズ(56)2015年07月03日 14時05分02秒

橋を登り切って下り基調になるともうちょっとで降り口。

向かって右側に、なんかUFOみたいな形の建物があるのだけど、あれは何だろう。最初糸山サイクリングターミナルかと思ってたけど違うみたい。インターネットでみつけた「海の見えるカフェ」という奴かも知れない。

逆側を見ると、遠くに巨大な矢印が見える。この距離でこれだけ見えるということは、相当高い位置に相当大きなものがあるはずだ。普通の看板としては機能していないと思うのだが、一体なんだろう。

橋を釣るワイヤーの終端。さすがにでかい。

ここで車道と自転車道がわかれる。車窓はもう少し橋の上を走るようだが、自転車はここで終わり。
脇道にそれでぐるぐる回りながら降りていく。

途中桜を発見。ワイヤーと一緒に撮影。でも、暗かった+風があって揺れていたのでピンぼけ。

そしてこれが糸山サイクリングターミナル。終点まであと少し。
・・・と、この時は思ったんだけど。

カセットデッキGX-Z7100の修理(3)2015年07月04日 06時54分21秒

先ほどのピンチローラーの軸を触るためには、もう一弾の分解が必要となる。

カセットホルダーの下の受け金具も外す。その回転軸左右を少し強引に広げて抜く。
左側には先のバネが入っているので注意(後で戻すのも忘れないように)。


ここまですると、ピンチローラーの軸に直接触れるようになる。
Z7100はデュアルキャプスタンなのでピンチローラーは左右2つある。ということは固着は両方で起こりえるのだが、幸いにもうちの場合、左側はちょっと固かったが、何度か動かしている内に動くようになったので、修理対象はこの右側だけであった。
しかして、この右側の固着ぶりは半端無くて、ペンチで動かそうとしても用意には動かないほどのくっつきぶりだった。
とにかくこいつを動かさなくてはならないので、まずはその上に付いているワッシャーを外す。先の細いピンセットが必要。

分解はこれで完了。此処から先は化学的対処が必要となる。
今回(最終的に)使ったのは以下の2品。

1つ目はパーツクリーナー。呉のを使った。
グリスが固着しているということは、まずはそいつを溶かす必要があるのだが、調べてみるとまずは「キャブレタークリーナー」というのが強力であるとの情報を得た。実はそれも買ったのだが、あまり効かなかった、と思う。パーツクローナーとそれと両方使ってたので、結局のところどちらがより効いたのかはわからない部分もあるが、きゃぬレタークリーナーには大きな問題があって、プラスチック部分を溶かしてしまうのだ。あまりに強力さ故の副作用である。写真でのピンチローラーの後ろ部分がちょっと白くと言うか変になっているのはその痕。

もう1つ必要なのは、グリスを落とした後に指す潤滑剤。そちらも呉のにした。
呉の製品は「556」でお世話になっていたが、今回も思い通りの効果を発揮してくれて非常にありがたかった。この手のことには呉の製品を強くおすすめする。

しまなみ海道リターンズ(57)2015年07月05日 08時03分51秒

ようやく来島海峡大橋を制覇。いやぁ、最後の最後にあの長い坂道は堪えた。しかもかなりの向かい風だっただけに体力の消耗も大きい。

サンライズ糸山まで後400m!今治までは6.5キロか。

更に進んでサンライズ糸山まで後100m!!今治までは6.1キロ・・・って、なんか計算合わなくね?

それはともかく、到着、サンライズ糸山。糸山サイクリングターミナルとも言う。

こんな走行軌跡。馬島はエレベーター降りただけなので軌跡らしい軌跡はない。

サンライズ糸山からの来島大橋。
上に写っているのはUFO・・・じゃなくて室内灯。


超珍しい写真見せてやる!(その1)2015年07月05日 14時40分19秒

特急みどり
実家に帰って自分の古い荷物を整理している内に、古い列車の写真を発見した。
今も走っている列車もあるが、そうでないのもある。
「そうでない」のを幾つか紹介。

これは特急みどり。
同名の特急はJR九州に今もあるけど当然それではない。

撮影日時情報はないけど、私がカメラを持ち始めた年齢とカラーであることから察するに、1975年辺りで、後ろに写っている建物から察するに新大阪駅で撮影したものと思われる。

Wikipediaにすら情報は殆どなかったが、どうやら新大阪駅 - 大分駅・佐世保駅間を走っていた特急にそういう名前のがあったらしい。当然山陽新幹線が走る前。

当時は新大阪駅行くこともそうはなかったと思うんだけど、どういう経緯で行ったんだろう?

「あの頃は良かったなぁ」とは思わないけど、現状の生きるのにギリギリな状態なことに比べるとはるかに良かったのかもなどと思ったり。
最近、思い出に浸っていることが多くって。

カセットデッキGX-Z7100の修理(4)2015年07月06日 07時25分09秒

さあ固着したグリスを取る作業である。此処から先は化学反応が必要なので時間がかかる。

まずは先の右側の軸のワッシャーを外した状態。この軸が矢印の方向に回転するようにしなければならない。
まずは軸の上からパーツクリーナーをちょっとかける。
周りに飛び散らないように、ティッシュなどで囲って、なおかつスプレーのノズルも押しすぎないよう気をつけて液を塗布する。特にピンチローラーなどゴムや、ヘッドには絶対に付かないようにすること。別のところで噴霧させ、ノズル先にわずかに残る液をつけるほうが楽かもしれない。

つけたらしばらく放置の後、ペンチ等で軸を回す。もちろん最初は殆ど動かないと思うけど、塗布→回し→拭き取りを何度も繰り返している内に徐々に動くようになる。

ある程度動くようになったら、今度は思い切って軸を(ペンチ等で)上に「少し」引き上げる。一気に引き上げなように、細心の注意を持ってゆっくりと。
実はここまで動くようになったらもうしめたもの。この中にクリーナーを流し込み、上下に動かす。すると液が一気に軸周りに浸透して動くようになる。これも数回繰り返す。

軸の上げ下げがするするできるようになったら、一旦駅をティッシュで拭き取り、グリースメイトを入れる。

電源を入れ、再生ボタンで左右ピンチローラーが上がり、回るように鳴るのを確認する。
早送り、巻き戻しも確認しておく(巻き戻し側は数秒で止まる)。実は内では巻き戻しが回らなかった。がこれは巻き戻し側モーターの軸を手で何回か回していると動くようになった。20年近く動かしてなかったから、あちこちの初動がしにくくなっているようだ。

あとは、「巻き込んでもいい」カセットで動作テストをする。左右のキャプスタンの回転がわずかでもずれるとテープを巻き込んでしまう。うちでは最初左側のキャプスタンを回す後ろのフライホイールに何かが擦れていて音を出していた。デッキを上向きんしているときは出てなかったのだが、水平に戻すと出る。その状態でカセットを動かすと巻きこむことがあった。水平で出て上向きで出ない、ほんの僅かな変化で出るのだから何かのは変でも付いているのかもしれないと思い、それらしい場所をエアーダスターで吹いてみたら治った。

内部はそれなりにホコリも入っているだろうし、この際清掃もしておくと良いだろう。

ヘッドやピンチローラーも。私は昔のヘッド&ピンチローラークリーナーを捨てずに持っていたので、これも20年以上ぶりに使った。いや、ピンチローラークリーナーはドキュメントスキャナのローラー清掃に活躍してるんだけど。
本当はヘッドイレースもしたかったのだけど、電池が切れてて、またその電池の買い置きがなかったので後日へ。TDKのカセット形ヘッドイレーザーAH-201。

また、他の動く部分にもグリースメイトを塗布しておいた。

実は、分解の過程で左ピンチローラーに付いているテープガイドを折ってしまっていたのでこれも修理。
この部品。

はめ込むためのポッチがあるので、それさえ合えば後は接着剤でくっつけるだけ。

後は元通り組み立てるだけ。でも先に書いたとおり、とにかく外した箇所が多く、部品が多く、ネジも多いので、注意して、忘れた所が内容に戻していく。私はネジとかワッシャーとか忘れてしまい、後からまた開けるはめに何度なったことか(T_T)。

私が修理にかかった時間はおよそ3日。いや、最初は軸に2つのクリーナー塗布してもなかなか動くようにならないので、浸透作用と長時間放置したと。後で軸を強引に引き上げる方法を思いついて一気に進んだんだけど。

修理にかかった費用は、呉のパーツクリーナーが400円とグリースメイトが700円(ともにAmazon価格)なので、TD-V707よりかはかかっている(キャブレタークリーナーは510円)。まあ、どちらも手間は非常にかかったけどね。

修理後の音。「良い」。さすがは往年の実力機。TD-V707より重厚な感じ。

ということで、今後は両方を使ってカセットのデジタル化を進めていこうと思う今日なのであった。

2015/07/09追記:
・・・なんだけど、どうにもまだ走行系に問題があるらしく、変な音がしている。再生はできるけど、時々テープを咬んでしまうので安心して使えない。やっぱりデッキブロックを完全分解せんといかんかなぁ。なのでいまは、早送り巻き戻し専用機として利用中。

おしまい。

しまなみ海道リターンズ(58)2015年07月07日 09時55分31秒

自転車を返そうとして係の人を探す。
すると、
「ここで返してもいいけど、バスまで1時間あるし、タクシーだと結構かかるし、今治の駅まで行った方がいい」と教えてくれた。現在17:10過ぎ、次のバスは18:17。
ということで、ちょっとおみやげ買って、写真も撮って(これが先の来島大橋)、ジュース飲んで出発。
ここまではと思って我慢して走ってきたけど、さすがにこの先走るには水分と糖分補給は必須。一気に飲み干す

走ってすぐ、糸山サイクリングセンターは意外に標高が高いところにある、というのが分かる。しばらくは下り道。去年は今治駅からタクシーでここまで来ただけに気がつかなかった。疲れている足にはありがたい。

下りきってから先は僅かな坂はあるけどほぼ平坦。道路とJR沿いに走る。車道沿いは、車が結構多くて危ないので要注意。更に、今治の歩道は車道との境の段差が比較的大きめなので荷物をカゴに入れて高速走行していると、そこで飛び跳ねて荷物が飛び出てしまいそうになる。これも要注意。あと、平坦道になってから先は基本町中なのであまり速度は上げないように。

途中1箇所曲がるところがある。ローソンが目印だと教えられていたが、そのローソンが、幅広い道路の向かい側にあるので気が付かず、自転車道の青ラインがないことで、過ぎてから気がついた。
基本的にはJRに沿って行け、である。
GARMIN GPSに地図があることがここで本当に役にたった。

走りに走って今治駅に到着。

今治駅前のレンタサイクルセンターは17時で閉まるらしいので、もう間に合わないが一応行ってみる。やっぱり閉まってる。となると、今度は市役所である。市役所は(返却は)22時までらしい。

行こうとするが、またもや迷う。2回ほど人に聞いてようやく到着。実は駅前の道をまっすぐ歩いて5分程度だった。
守衛さんのところで返す。これで今回のしまなみ海道自転車走破は終了。

ということではからずも、しまなみ海道を尾道ターミナルから今治まで完全に走破したことになる。
すごいぞ、自分!!

あと少し続く。

超珍しい写真見せてやる!(その2)2015年07月08日 06時52分41秒

今度は特急しおじ。
昭和50年1月に撮影したと記録があった。

同名の特急は1975年3月まで山陽本線に走っていたと記録があるので、廃止直前の撮影だったといえる。

大阪~下関間ではないかと思われる。使われている車両からしおじ3号かな?http://blog.livedoor.jp/railart/archives/3818574.html参照。

超珍しい写真見せてやる!(その3)2015年07月08日 21時04分19秒

こちらは切符。
島根県を走る一畑電気鉄道の古江駅から松江温泉駅間の切符。
この駅名はもはや存在しない。
古江駅は「松江イングリッシュガーデン前駅」、松江温泉駅は「松江しんじ湖温泉駅」と改名されているらしい。
さらに「一畑電気鉄道」ではなく「一畑電車」になっているらしい。

当時の写真も出てきた。隣の駅まで乗ったのか。
たしかここにあった松江レイクサイドユースホステルに泊まったと思う。
それにしても、当時若かった人たちも、もうみんないい年だ。今は音信不通だが、きっと活躍されているだろう。あの当時は私も活気にあふれていたのだが、今は無職のぷ~たろう。情けない(T_T);

あの当時はこんなボロボロの電車が走っていたが(旧国電車両?)、今はどうなっているのだろうか。
縁あって、今は親戚が島根にいるので、行けたら行ってみたい。先立つモノが入るようになったら。

(C)おたくら編集局