祇園祭2015(2)2015年07月26日 07時35分00秒

こちらは役行者山と黒主山の間に掲げられた鯉の描かれた幟。
金色の鯉が何匹がいるんだそうで、すべてを見つけられたらどうのこうの。

こちらは2013年の撮影。そのときはまだ先・後の分離がなされてなかったので人が多くてじっくり見られなかった。

それはともかくこちらが黒主山。

ご神体と見送りなど。右手にいるおじさんが丁寧に解説してくれる。
是非ともお聞きになることをおすすめする。理解が深まる。
ご神体の衣装が今年、現代の最高の技術で新調されたらしい。祇園祭は伝統の継承だけでなく、現代技術の粋を持って新調もなされるのである。実は新旧の融合が祇園祭の粋である。

この方は黒主山の巡行にも当然出ておられる。「ウォーリーを捜せ」ならぬ「おじさんを捜せ」。

こちらは去年の巡行。
こちらにもおじさんがいる・・・ということが言いたいんじゃなくて、前掛けが去年と今年では異なる。なんか去年は後祭が49年ぶりに復活したので、普段は博物館に保存してもらっているものを特別に借り受けて(というか返してもらって)使ったんだそうで。でも今年は代わりに作ったものを使ったと。その代わりのものも図面自体は江戸時代のものだとか。こういう話も教えてもらえる。こういうことを語ってくれる山は(少なくとも後祭では)他にはないので貴重。

用語の説明のために山の構造の図。
ちなみに山と鉾の違いはよくわからない。車輪のありなしではない。北観音山・南観音山のように「山」と言っても車輪もあれば、上での祇園囃子の演奏があるものもあるので。

・・・2015/08/03
古い写真が出てきたので追加。
もちろんご神体は同じだけど、だいぶ雰囲気が違って見える。

しまなみ海道リターンズ;考察編(4)2015年07月26日 07時36分18秒

ルート選択について。尾道発と今治発どちらが楽か。

これは明らかに尾道→今治の方が楽。
今治は、駅から糸山までの高低差がかなりある上に、来島大橋に上がるのがこれまたすごいので、いきなりめげてしまう。
一方尾道は、向島内は坂がない。出だしが楽なのは勢いが付いて良い。因島では水軍城近く及び重井西港前に若干の坂はあるが、たいしたことはない。むしろ長距離自転車をこぐことになれていない足、おしりが慣れるまでのつらさの方が大きい。

本格的な坂が出てくるのは大三島から。多々羅大橋側から大山祇神社側に行く峠は角度もそうだが距離が長いのできつい。しかも往復が必要。
大島内の坂は、実は高度差は大したことないのだが、長く続くし、全行程で最後の方=体の疲れがピークに達しているのでつらい。

来島大橋も坂の連続。今回は向風や横風がきつかったので余計に疲れた。
そう、各橋の入り口には長い上り坂があるが、これも尾道側からの方が楽に感じた。

ということで、特に初めての人は尾道出発をおすすめする。今治からは体力に自信ができてから。

(C)おたくら編集局