祇園祭2015(5)2015年08月03日 06時43分25秒

京都芸術センター内に設けられた「祇園祭宵山センター」では何度も使えるリユース食器を使うエコユース屋台村が設営されていた。
お腹も空いていたので夕食を食べる。色々あって目移りするのだけど、懐具合と並び具合からこの野菜カレーにする。500円。
緑色の大きいのは万願寺とうがらし。トッピングで+50円と書いてあったのだが、普通料金で入ってた。人が少なかったからか、もう+1個が追加料金か。いずれにせよ、野菜の味が濃厚でとても美味しい。「カレーにトマトってどう?」と思われるかもしれないけど、これも意外にマッチしている。一文字与三郎の野菜カレーと同レベルと書いて分かる人にはわかるとは思うのだが、そこら辺のカレー専門店では出せない味。もう少し量がほしいところだが、値段からすれば十二分。

屋台村では食事のほか、公共的展示がいくつかなされていた。地域のお祭ではよく見かけるので改めて見るまでもないのだけど、ティッシュもらえたりするので、一応回る。そうそう、無料のお茶サービスがあった。京都は「美味しい水道水」を売りにしているので、それを使ったお茶(だったと思う)。カレーはいいけど、喉乾いたなぁと思っていたのでちょうどよかった。

ここでは祇園囃子の演奏も行われていた。祇園囃子は山鉾ごとに違いがあるらしいのだけど、私には聞き分けられない。ここで注目すべきは「提灯」。「鷹山」とある。
現在この山は存在しない。いわゆる休山である。祇園囃子だけは伝えられているのだろう。先に上げた昔の山鉾図をよく見ると、八幡山と黒主山の間に存在したようである。
応仁の乱の前から徳川時代;明応9年にはあったが現存せずとある。復活できるといいね。

入り口通路にあったミニ灯籠。山鉾の形を模してその中にろうそくが入っている、のだと思う。
よく見ると1つ1つデザインや形が違う。地元の子供達が作った物。風情があって美しい。夏の昨夜には提灯に類する物の明かりが恋しい。

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