高尾山2nd(7)2015年08月23日 06時01分26秒

高尾山6号路は沢沿いを上る。その水はきれいなのでサワガニくらいはいるだろうなと思っていたら、この案内板。サワガニはやっぱりいるようだけど、思いの外他の種類は少ないか。

木の根が張り出した道。山全体としてはこういうところはごく僅かだったけど、あった。この辺りは後にある「粘板岩」というのがせり出している場所なのかもしれない。
とう言えば鞍馬山にもこのような場所がある(多い)。そこも地面が硬くて根が地中に張れないのでこのように地表を這うと書いてあった。天狗が住むにはこういう地質が必要なのかも、などと。

その「粘板岩」の説明案内板。
海底に堆積した砂や泥が固まったものらしい。高尾山が海底から隆起してできた山であることを示している。ちなみに鞍馬山も海底火山の活動によって隆起した山である。

硯や碁石に使われると書いてあるが、そのものずばり「硯岩」というものがあった。

この岩だけ見ると硯になるようには思えないけど、削って磨けば綺麗になるのだろう。
そういえば、硯に墨をすって習字をするなんてもう40年位やってないなぁ。小学生の頃は一応初段まで行ったんだけどね。今は汚い字(T_T)。

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