◎良作アニメ紹介;カードキャプターさくら封印されたカード2016年02月22日 06時51分41秒

CLAMP原作の「カードキャプターさくら」が1998年からNHKでアニメ化されて、その最終回の後日談を描いた作品。2000年。もう16年も前になるのか。

CLAMPの作品には病んでるのが多いと思ってるけど、この作品はひたすら明るく前向きで、主人公も可愛いので大人気だった。全70話のTV版が終わった特は残念だった。
で、その最終回で残された「思い」に対する解決編がこれ。

TVアニメの映画化といえば、いわゆるファンムービーというのも多くて、ファン意外が見たら全然面白くないの物が多い。ところがこれは1本の作品として完成されており、十分に見応えがある。

もちろん設定を知るにはTVもしくは原作を知っている必要があるが必須ではないし、逆にそれを知っている人は必見の1作と言っても良い。私が泣いた数少ない作品の1つ。しかも悲しさではなく感動で。

監督は浅香守生さん。他の作品では同CLAMPの「ちょびっツ」や「ちはやふる/2」なども監督している。優しい絵柄を使い、心情を重くなく描くが得意な方だと思う。この作品でも、少女ではない私にもその心情がわかる、ような気がするほどの描写であった。

主人公たちの思いを中心にはしているが、カードキャプターとしての戦い(?)も描かれているし、お兄ちゃん、クラスメイト、ケロちゃん、エリオルなどなど、主たる登場人物やその関係も、短い時間の中に見事に散りばめてある。この辺は見事。「非の打ち所がない」。

同時上映された「劇場版ケロちゃんにおまかせ」も必見。「あぁ女神さま!」でも共演した久川綾さんと冬馬由美さんの掛け合いが面白い。大阪人なら「たこ焼きは転がったりせえへん」と突っ込みたくなるけど、そこはアニメだから(^_^;)

こちらは北米版。
絵柄がぜんぜん違う。なお、この北米版には「劇場版ケロちゃんにおまかせ」は収録されてない。

実は日本版は後日前の劇場版も合わせたリマスター版が出ていて、それも持っている。それほど思い入れがある(それはスキャンしてないので画像がない)。BDは買ってないけど。

それにしても、跡地に遊園地が出来るって、エリオル(というかクロウ・リード)の屋敷ってどんだけ広かってん。

追伸:
カードキャプターさくらはTV版も思い入れのある作品。機会があれば是非見て欲しい。子供に見せたいアニメの上位作品。
そういえば、DreamCastの「カードキャプターさくら 知世のビデオ大作戦」というゲームも買ったなぁ。ゲーム自体は面白くなかったけど、特典の枕カバー、スプーン、フォークは今も持ってる。スプーンは現役。時計、お皿はどこにいったやら。

さらに追伸:
2016/04/06からTVシリーズの再放送が始まった。たぶんリマスタリングされているとはいえ古いので画質はあれだけど、内容は素晴らしいので必見。

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