あのこはだあれ2016年04月01日 07時14分11秒

桜を撮影しに行って、もう1つ狙っているのが鳥たち。
そのため最近は望遠レンズも携帯している。
以前はよく使っていたのだけど、重いし、最近は望遠より近距離の鮮明さを重視して使わなくなっていたのだけど、復活。

こちらは雀。桜の上によく居る鳥としてはシジュウカラの仲間や目白が多いのだけど、雀もたまに居る。

メジロは梅にはよく居るけど、桜にも来る。梅は香りが強く花の蜜が多いのだろうけど、桜は少ない。でも大島桜は桜の中では唐見桜に次いで香りが強い。それにつられるのだろうか。

このこはちょっと違う(^_^)
「昨日の夜は雨が降ったけど、桜は大丈夫かしら」。

ハプニング2016年04月02日 06時39分49秒

昨日の京都はほぼ1日中雨だったが、そんな中、府庁観桜祭では鈴江先子さんのオカリナコンサートがあった。

始まるちょうどその時に携帯電話が鳴ったが、もう取れないのでマナーモードにした。今から外に出て通話も出来ないので、しばらく無視。

これが伏線になった。

コンサートの途中、また携帯が鳴った。「マナーモードにしたはずなのに!」と思って、電話押さえて取り出して止めようとしたら、回りでも一斉になり始めた。
コンサートも一時中断。

見ると、地震警報の一斉通知。今まで訓練はあったけど、今日はそんなこと聞いてないし、三重の方でと書いてあるから、南海地震かと思い一瞬身構えた。南海地震の規模なら京都も絶対揺れるはず。

しかししばらくしても揺れはなく、その内府庁の人が来て「大丈夫です」と言った。エイプリルフールじゃないよ。

コンサートはメドレー曲の途中だったが、再開。

こんなことあるもんだ。

後で得た情報でもたいした地震じゃなくて良かったのだけど、もし本当の大地震だったらどうなっただろうと思いもする。家に居る場合、外にいるが近所の場合、この日はこの後実家と親戚の家、それに別の場所にも行ったのだが、それぞれの場所にいる場合、みんな対応方法が違う。ちょっと考えされられた日だった。
阪神大震災は経験しているからね。

京都御苑;2016-04-032016年04月03日 20時42分15秒

今日の京都御苑の桜の様子。
京都は昨日の昼からほぼずっと曇り、今日も朝方は雨だったが、その後16時頃までは何とか曇りほんの一時晴という感じだった。

ここ数日の暖かさで、御苑内の桜は山桜系が一気に満開、一重しだれがほぼ終わり、八重が咲き始めという感じになった。

こちらは御所は建春門。ここの桜も満開になってこういう撮影が出来る。

で、これも書いとかねばなるまい。
ここで撮影するのに人がのくのを待っていると、この老人5人組が来た。
ここで記念撮影するのはもちろんかまわないが、終わってもその場で動かずだらだらと写真見てしゃべり始めた。ものすごく邪魔。
隣で撮影していた人が「撮影を待っている人が居るから、終わったら退きなさい」と言ってくれた。こいつら渋々移動したが、その後も、ちょうど今日あった祭りの列に撮影のため思いっきり近づくとか、ほんま自分勝手だった。こんな連中には京都に来てほしくない。というか来んな。

これは近衛邸跡の八重紅しだれ。
ようやく咲き始めたけど、今はまだ1~2部程度。

山桜は御苑内全域で満開。
これは母と子の森裏手。ここには大きな机もあるし、宴会には穴場。

これも穴場の桜並木。
しかし、ここは迎賓館の真ん前なので宴会はたぶん禁止。

これは宗像神社内の桜。
今まで知らなかったけど、ここには鳥居前のしだれを初め、数本桜があって、なかなかきれい。穴場。

一方で、桃は一気に終わってしまった。「今年は全体に早すぎる」と思ってたけど、去年の写真と比べると桜は極端に早くはなく、むしろ八重は遅いくらい。ただ、ばらつきは大きい。桜はあと1週間見られるだろうか。
6日から10日まで御所の一般公開。例年ならこの時期まだ桜は残っているけど、今年はかなり減ってるかも。八重はあるだろうけど。

カメラ比較;D90 対 FinePix S92002016年04月04日 09時10分19秒

富士フイルムの2014年発売のデジカメ、FinePix S9200と言う物をもらったので、どの程度の物なのか、早速桜を撮影してみた。

S9200は一眼レフ風のコンパクトデジカメで、機能的には光学50倍ズーム、5軸手ぶれ補正、HDR、1600万画素などNikon D90を圧倒している。では撮影結果はどうか。

左がS9200、右がD90。同じ物を撮っているとは思えないほど違う。
S9200は色が嘘。いわゆる記憶色だが、余りにも鮮やかすぎる。
→補足;S9200はHDRというダイナミックレンジ拡大機能をONにしている状態。
D90は1200万画素で画素数の差か解像度はS9200の方が上だが、圧縮ノイズで輪郭がぼけぼけになってしまっている。D90に付けていたSIGMAの18~50mmレンズの描画の甘さがよくわかってしまった。

補足;HDRのON/OFFではこれくらい色合いが変わる。左がOFF、右がON。
HDRではものすごく色合いが変わることがわかる。HDRは有益な機能だとは思うが、この色の変化については理解しておく必要がありそうだ。そもそもOFFでもピンクは鮮やかになる傾向にある。

こちらの写真でもピンクの鮮やかさがめだちすぎるが、緑色もだいぶ異なる。左S9200、右D90。
この写真では解りにくいが、やはりS9200のほうが鮮やかになりがちであるが、回りの色合いによって結構変わってくる。18-50mmレンズもこれくらい近づくとそれなりに写る。やはりD90側には圧縮ノイズが少なくアップに耐える(ここにアップするために加工して再圧縮しているので元とはちょっと異なるが)。

黄色ではこんな結果になった。左からD90、S9200、Canon SX260HS。
色はD90が一番正確だが、意外にも描画はCanonが一番精細だった。メーカーによって強い色に違いがあるのかもしれない。

これはS9200の50倍ズーム。さすがに大きく写る。
拡大(というか1倍に)すると解るのだが、絵は塗ったようになる。Canonのように絵画かと思うほど塗りたくりはしないが、D90に比べるとまだ作った感は強い。S9200の写真は、総じて凡庸になる。

富士フイルムと言えば昔は独自のハニカムCCDを内製していたが、最近は外部調達にしたようで、これもSONYの裏面照射型CMOSというのを使っているらしい。ハニカムCCDは一目見れば解るほど独特の絵作りがあったが、高感度で写しやすい物だった。素子としての潜在能力はいざ知らず、小さい素子サイズの高画素数だから、1画素あたりが小さくいくら裏面照射型という本来は高感度のはずの素子をもってしても補えない弱さがあり、それがこの塗ったような絵に現れてしまう。素子サイズはデジカメの価格に直結するから安いコンパクトでは大きくしにくいのは解るけど、ならば画素数押さえてでも1画素を大きくして欲しいと思うところ。

この絵作りから想像できるのは、コンパクトデジカメというか小さな画像素子では光量が足りなくなると数画素分を合わせて1つにするようだ。だから、暗くなるほど絵の解像度が下がり、塗ったようになる。Canonの方が塗りが大きいのは、1画素あたりの性能が低いのでより多くの画素を合わせなければならないから。逆に言うと、そういう傾向があるからこそ、コンパクトデジカメのように小画像素子カメラでは異様に画素数を上げようとする。画素数は増えても、写真になったときの実画素数としては数分の一に減ると。
「暗い」と言っても夜ではなく曇天程度、ズーム時にもなってしまうから、コンパクトデジカメの画素数は予め少なくとも半分以下だと思ってないとだめ。このあたりが、大きな画像素子を持つ一眼レフとの違い。一眼レフではこういう、ある意味ごまかし処理はしないので塗ったような絵にはならない(少なくともNikonでは)。やっぱりカメラを選ぶときは素子の大きさ。
「現在のコンパクトデジカメの画素数はカタログスペック値が出ることはほとんどない。」昔の画素数が少ない=1画素が大きいときはこんな事なかっただろうにね。だから、結局、実質画素数は昔から余り変わっていないと。メーカーの言い分にだまされないように。

私のもらった物だけの不具合なのか、この機種の根本的な問題なのかわからないが、50倍にするとレンズ部からキーンという変な音が出る。この音で鳥が逃げてし合わないかと心配になるほど。離れなければならないから高倍率ズームか、などと思ってしまう。

オートフォーカスも遅い。カタログスペックでは早いが、その通りの速度が出ない。「最短何秒」の「最短」がくせ者。特に動く物に対しての追従性が極めて低く、上の鳥でも撮影にどえらく苦労した。動く物に高倍率でシャッターチャンスを狙って撮影するのはほぼ無理だと思う。マニュアルかAFロックを使うかしないとだめ。それはそれでコンパクトデジカメの軽快性がなくなって面倒。

高倍率故に大きいレンズで筐体も大きく(D90より一回り小さいくらい)、単3電池4本必要なので重く(700g)、うちの親が買ったけどほとんど使わなかったのも解らなくはない。

コンパクトは小さく軽くどこへでも手軽に持って行けるべき、一眼レフは重くてもきれいに撮影できるべきと思ってるけど、S9200は二兎を追う者は一兎をも得ずで、それが再確認出来た機種と言える。

よほどの高倍率ズームが必要とか、高速度動画撮影が必要なときなど、限られた場面でしか使えないような。

そうそう、動画にすると急激に電池が減るので、静止画撮影できていて電池警告が出てなくても、動画撮影が出来ないことがあったので要注意。

・・・とはいえ、現行機種ではないから今更買おうという人は居ないだろうけどね。後継機種はあるようだけど。

府立植物園夜桜2016年04月05日 06時36分04秒

昨日は府立植物園の夜桜に行った。4/10までライトアップされている。3/25からだし御苑の桜の様子から、ひょっとしてもう遅いかもと思いながらも行ってみると、今が満開だった。

正門入って正面に見える大きな桜。ソメイヨシノだろうか。
これがなかなか見た色に写らない。
ホワイトバランスをAUTOにするとこのように白っぽくなってしまう。
桜の色としては正確なのだが、ライトアップの光の暖かさが出ない。前にも書いたが、最近のランプはLEDのことも多く、色の傾向が白熱球とは異なるのでホワイトバランス「電球」では合わない。
さんざんいじって、色空間の微調整までして何とか、似た色に下のが上の写真。だいぶ見た目の色に近づいたが、実際はまだこれよりもっと赤みが少ない。明るい場所なら標準板(正しい名前は失念)を使って設定可能だけど、こういう場所では(ほぼ)出来ないからなぁ。

超広角レンズ持って行くの忘れたのが残念。入りきらない。

植物園の桜は種類も多いし、本数も多い。だから本当に見頃。
今満開なのはソメイヨシノとか山桜だと思う。垂れ系はまだ。10日までに満開になるのだろうか。最終日あたりにもう1回行くか。

桜の下では宴会している連中も居る。良いのか?と思うが、植物園はバーベキューとかしなければ基本OKなところなので夜桜でも良いのかも。最も21時閉園だからゆっくりは出来ないだろうけど。
そういえば、帰り出町柳を通ったけど、そこにも大勢の夜桜見物、というか宴会している若者がいた。近所の大学生だろう。やるのは良いけど、大騒ぎするのとうるさいのはだめ。気をつけて。

このこはだあれ22016年04月05日 16時56分56秒

今日、府立植物園に行った時出会った子。
人間を恐れず足下すぐ近くまで来てくれた。
雀に似ているけど色がちょっと違う。鳴き声も。チッ、チッ、という短い鳴き声。

ほんの20センチくらいの距離なのでコンパクトデジカメでもきれいに撮れている。他のはみんなピンぼけだったんだけど(^_^;)。
よく見ると虫をくわえている。貴重な1枚?
動画は→こちら

植物園内数カ所で見たけど、全部2匹だったので、繁殖の時期なのかも知れない。
誰だろう?
・・・と思って調べたら、アオジという鳥みたい。

ちなみにこちらがスズメ。草むらで遊んでた。
やっぱり違うね。

賀茂川縁の桜2016年04月06日 07時15分23秒

5日の賀茂川沿いの桜。「鴨川」ではない。その上流。

ここの桜はソメイヨシノだろうか、今が満開。
出町柳の高野川との合流点を起点に上賀茂神社までの数キロの間にずっと植えられていて、それが満開になると壮観。

ユキヤナギもまだ満開で、両者が相まって美しい。

桜の真下にも道があって、桜のトンネルをくぐっていける。

一方、府立植物園横の半木の道の紅しだれはまだこんな感じで3分から5分咲きくらい。

こちらは満開までに後数日かかりそう。今度の週末9,10日にはここで「鴨川茶店」という催しがあるらしい。まだ一度も行ったことがないから、今年は行ってみようかな。

動画は→こちらこちら

・・・それはそうと・・・

これは出町柳商店街すぐの場所。ブルーシートが盛大に敷かれている。
東京でどこぞの企業がシート広く敷いて場所取りして問題になったけど、ここも結構ひどい。一応人は居るけど。昼間にしかれていても人が来るのは夜。迷惑な話。


京都御所;春の一般公開2016年04月07日 07時22分32秒

京都御所は、4/6から春の一般公開が開始された。

初日の昨日は絶好の晴天であったが、朝一からどえらい人出であった。「初日の朝一なら人は少ないだろう」と思って行ってみたら、すでに100mを越えるような行列で、入るのを一端あきらめたくらい。
例年こんな行列が出来ることないんだけど、今年は花見と言い、人出が異常。

これは紫宸殿前。左近の桜がまだ半分くらい残っていた。
こちらは去年、満開だった。一昨年は完全に散っていた。
ちなみに、もともと左近は「梅」だったそうだが、平安時代中に唐風から日本国風文化に変化する中で桜に植え替えられたのだとか。もっとも、平安時代の内裏はこの位置ではないので、この紫宸殿の前の左近は最初から「桜」であったのだろうけど。

右近の橘方向から。

小御所。

中では雅楽の演奏が行われていた・・・わけではなくて、その人形展示。
こういうのも人形師が作っているようで。ちなみに、9日には本当の雅楽演奏がある。

御池庭。

御常御殿。
頭をよく見ると解るのだけど、外人さんが本当に多かった。

出口近くの桜は、紅しだれが満開に近い状態。
一重しだれはもう散っていた。そんな感じ。

御所公開には毎回行ってるけど、毎回何か新しい展示や公開があるからそれなりに意味はある。

今日はあいにくの雨なので人出はぐっと減るんじゃなかろうか。桜が散らなければ良いのだけど、風もあるからなぁ。

京都御苑の桜;2016-4-82016年04月08日 07時28分43秒

昨日の京都はほぼ丸1日雨、しかもかなりの量が降り続いた。風も時折吹いていたので桜がどうなったか気になって行ってみた。

桜は、山桜系がほとんど散っていた。
これは今一般公開中の京都御所近くの1本。
一昨日が
だったので、一気に散ったのがよくわかる。

地面を見ると花びらがいっぱい。
雨で散り流れた花びらには余り風情がない。もったいない。

紅しだれは残ってくれていた。

八重も一気に開花、速い木はすでに7分から満開になっている。
これは御所南側にある桜。まだ朝6時15分なのにすでに写生している人が居る。それが出来るほどの気温。

出水の小川にかかる桜がきれいで良い香りが漂っている。大島桜系なのだろうか。
これは八重ではない。

横の八重も満開に近い木もあるが、まだつぼみの八重もあり、ばらつきが大きい。

この雨で御苑内の桜の咲き具合が一気に変わってしまった。賀茂川沿いのソメイヨシノも同じような状況ではなかろうか。

北野桜2016年04月09日 06時26分33秒

昨日発表された、北野天満宮の新種の桜「北野桜」。
実は昨日行ったのだが、その時なにやらテレビの録画をやっていたのだが、それがこれだったわけだ(その時はこんな発表があったとは知らなかった)。だからこそ、どの木がそれだかはもう知っている。

咲き始めは白で、徐々に色づいて満開時は赤になるんだそうな。そう言えば、花びらの前に僅かに赤みがある物がある。

今はまだ数輪咲いている程度なので、なかなかピントが合わない。朝5時過ぎに行ったのでさすがに暗く、肉眼では解りにくいのだ。AF出撮影した物は軒並み失敗、MFでなんとか。明るくなると人がたくさん来そうで今の時間に来たのだが。家に帰って調べたら10枚以上撮影して何とか1~2枚「まし」という感じでだめだめ。残念。

こちらはコンパクトデジカメで。
これで場所がばれちゃったかな?

15日頃が満開ではないかとのことなので、また行くかな。今度は昼間に。
(C)おたくら編集局