桐の間の前にはこういう場所がある。
今回は何も飾られてないが、前回はこういう展示があった。
床の間。
このあたりの壁は土壁だが、そこで使われている土は敷地内で採取された京錆土(きょうさびつち)というもの。江戸の昔、この場所には公家屋敷があったので、そこで使われていたものではないかとのこと。経年変化で錆が浮き上がり良い風合いになる、壁に使うのには非常に良い土だそうで、これを使わない手はないと言うことになったそうな。「使ってくれと言っているようだった」と聞いた気が。
そこから前は暗い通路になる。今回はここは素通りさせていたが、実はこの左に見える扉の向こうには「琵琶の間」という立礼式呈茶を行う、または随行者が賓客を待つ待合室ともなる部屋がある。
前回は覗くことが出来た(撮影は禁止)が、今回は紹介が全くなし。迎賓館には説明のパンフレットが用意されているが実はそれも前回と今回は違い、今回はここが省略されている。秘密にしたいの?
格子戸の隙間から僅かに見えたので撮影。
名前の由来になっている琵琶などは見えなかった。
振り返って見る。
右手の扉の奥が「琵琶の間」。
さらに進むと庭へと向かう。
この右手下に敷いてある石、これも良い石らしいのだけど、この下は網になっていてそこから空調の空気が吸っている。ほんの少し見えている部分があったので撮影。
館内は当然空調完備だけど、その吸気・排気口はうまく隠されていてわかりにくくなっている。他の場所の通気口を幾つか。
こことか、
ここもそう。上にあるものは出す方、下が吸気だと思うのだが、どうだろう。逆だとホコリが舞い上がらない?ホコリが上がる清掃はしてないか。
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