祇園祭後祭2016(9)2016年08月08日 06時12分37秒

もう祇園祭は終わってしまったけど、せっかくなので宵々々山の写真を一通り出しておこうかと。(1)で1枚出したけど、その続き。

役行者山。

宵山といえば、子どもたちの売り子姿を見るのが楽しみ。可愛い。この伝統をいつまでも受け継いで欲しいと思う。
私が回る山の中では、役行者山が一番「らしい」感じがする。町内の子供の数にもよるのだろうけど、子供の売り子がいないところ、歌がない所も多いからね。

その売り子歌。「~のお守りはこれより出ます。常は出ません。今明明晩限り。ご信心の御方様は、付けてお帰りなさいましょ。」(うろ覚え)。
京都の夏を実感する一コマ。動画もあるんだけどここにはアップできないので。

歩いていると、一際賑やかな祇園囃子が聞こえてきた。後祭りでは北観音山・南観音山の祇園囃子は盛大だけど、それはずっと遠い。一体どこだ?と思って探してみるとこれだった。
これは鷹山のもの。

鷹山は休山の1つ。去年の宵山では、中にある屋台村の舞台で演奏していたが、今年は町内?の一角で演じられていた。聞いていると、リズムを変えながら延々と続くので、撮影をどこで切ったら良いのかわからなかった。いや、重いカメラを上に掲げての撮影だったので腕がだるくて。

今年は粽も復活させて発売されていた。

休山といえば、蛤御門の変の辺りから途絶えたところが結構あるらしいけど、ここは別の理由らしい。1827年から休んでいるので、すでに190年か。
形は曳山=南・北観音山と同じような形。これくらい大きなものでないと復興の機運は高まらないのかなぁ。

なんにせよ、一昨年復活した大船鉾の例もあることだし、こちらも復活できれば良いなぁと思う。
寄付も募集しているようなので、志のある方はどうぞ。
(C)おたくら編集局