博多総合車両所見学(18)2017年03月01日 06時10分09秒

歴代車両に使われていたモーターの説明があった。

0系、100系は直流モーターだったのに対し、300系以降は交流モーターになっている。直流モーターでは電圧は低く、電流は多くだったのに対し、交流ではその逆になっている。しかもVVVFなのでそれが動的に変化する。

また、交流モーターになってから、重量が格段に減っているのもよくわかる。半分以下。高速走行にはいかに軽量化が大切だったかがよくわかる。前に書いたとおり、全電動車だとすると、1編成で32個の台車、1台に2軸、1軸に1個のモーターだから32*2=64個のモーターがあるのだから、1個あたり400キロも重量が減れば全体で25600キロ=25.6トンもの軽量化になる。すごい。

500系の最高速度は現在のそれにされている。このモーターは320キロ走行にも耐えうる超強力な物。回転数が他のに比べ格段に高いことがそれを物語っている。もっとも、回転数と最高速度が必ずしも一致しているようではないが(300系を見ると解る)。

今回見たのは、たぶんこの最後の2種類。モーターの写真もあればよくわかったろうに。

結構広い範囲で台車整備が行われていた。新幹線において一番大切であり、数が多いからだろう。1両2台あるから1編成16両とすると、32台も台車があるからね。

博多総合車両所見学(19)2017年03月02日 06時10分16秒

その先にあったのはこれ。
先頭車両が連結器部分を開けていた。ちなみにこれは700系。
新幹線車両は非常時以外は連結器部分を開けることはないので、ドクターイエロー以上に希少な光景。

これが連結器。
密着自動連結器というタイプ。繋ぐだけで空気系もつながるから「自動」、何だと思う。電気系もつながるのかな?

もうちょっと違う角度から。
車両の外層の厚みもよくわかる。5センチ位あるのだろうか。おそらく中空のダブルスキン構造だと思う。上の写真の方がよくわかるか。中空というか、中には防音材が入っているらしい。

下を見ると、本来の車輪ではなくたぶん引っ張っていくためだけの荷台のような物を履いている。

こんな感じで通常の台車のある部分で支えている。

で、この車両がこれから・・・おっと今日はこれで時間切れだ。衝撃の次回を待て!(^_^;)

博多総合車両所見学(20)2017年03月03日 05時59分15秒

その車両がジャッキアップされて徐々に上に上がっていく。
ここは動画があるのだけど、余りにゆっくりなので見ていても解りにくい。また、上がるときに流れる音楽が公開するとちょっとまずい気もするので(^_^;)何であの音楽?
2分ほど掛けて2m位上がる。分速1m、時速60mと書けばそのゆっくりさ加減が解ると思う。みんな撮影しようとするからこの有様で。よく見えない。

上がりきるとこんな感じになる。

支えているのは左に見えるジャッキ。だからさっきの台車もどきからも離れている。

連結器を下から。
普通では絶対に見られない角度。

台車部分はこんな感じ。
新幹線は空力特性を上げるために車体下も完全にカバーが掛かっているので、普通の鉄道車両のように各種機器が見えたりしない。

手前と奥の黄緑色の部分が空気バネの付く部分。真ん中のフックみたいなのが台車との接続部分。牽引力を車体に伝える軸か。
殆どの人がジャッキアップだけを見て去って行ったけど、こういう所を見ないともったいない。
そういえば、ここにはモーターを回すための電線などが見当たらない、と思ったら先頭車は付随車でモーターは付かないみたい。でもブレーキ制御とか若干は信号線があろうと思うのだけど、見える範囲からは完全に外すのだろうか。

今14時過ぎ。まだ基地の半分も回ってない。工場を出て今度はどこへ行こうか。

御苑梅(2/26の)2017年03月03日 07時08分04秒

2/26は良い天気だったから90mmマクロレンズを持って撮影に行ってた。

全体的にはなかなか良い見頃。北の方のはまだ半分以下だけど、南のは満開。

アップ。




この木は白と紅が同じ木の中で咲く。中にはこのように交じったのも。
90mmマクロはキレキレの画像が撮れて好きなんだけど、被写界深度が極めて浅いので焦点合わせが難しい。仮に三脚があったとしても風があると揺れるので。1つの花に数枚撮るのは当たり前。その中で一番焦点が合っているのを残す。

オオイヌノフグリ。こんな小さな花でもきれいに撮影できる。

おまけ。相国寺の梅。本数少ないけど。

明日はどうかな。行けたら行ってみよう。

博多総合車両所見学(21)2017年03月04日 08時11分57秒

今まで居てた場所は台車センターという所らしい。

ここにも歴代台車の解説パネルがあった。
これも台車自身の写真があれば良かったのに。


「300系」と呼んでたけど、正式名称は「300N系」なのか。初めて知った。そう言えば先のモーターの写真でもそう書いてあった。N700も無印とAでは異なるし、良く覚えておこう。

500系の記述は気合いが入っている。やはりJR西日本開発の車両だからだろうか。


車体傾斜装置というのはいわゆる「振り子式」の一種だろう。まあ、本格的に振り子式と名乗っている他の車両が軸受けからして特別な機構(自然式)なのに対し、これは台車の左右の空気バネの圧力を変えて傾ける「簡易」型なので、名乗らないのかも知れない。
空気バネを使うと言うことは余り大きな傾斜も作り出せないし、傾斜させるには制御が必要=事前に線路の状況を記録し、それに従って(場所によって)正確に傾けなければならないので、新幹線のようにカーブ曲率が小さく、かつ線路まで高度に管理されている所にはうってつけ。この空気バネによる傾斜は私鉄の電車の一部にも採用されている。カーブが多い上に優等列車も多い京阪なんて採用すれば良いと思うんだけどなぁ。1時間くらいの旅程では差は出ないのか。

これはピンボケ。よほど気にならない限り撮影時にいちいち写りの確認はしないし、そもそもカメラの液晶モニター程度ではこのぼけは解るまい。ボケ警告機能でもあれば良いのに。今のカメラは機能的に行き詰まり感があるけど、ボケ警告は結構重要な売り機能になると思うのだが。まあ、どうやってボケと判定するかは難しいかも知れないけど。

ハートの手すり2017年03月04日 09時07分08秒

それは大阪モノレールに乗った時のこと。

腰が痛いのに座れず、それはいいとしても、混雑して居る時、奥にまだ空きがあるのにいるのに入り口付近で立ち止まっている連中がとても多くていつもしばきたいと思いつつ、そんな馬鹿共をかき分けて奥に入って手すりに掴まろうとすると、なにやら違和感が。

よく見ると手すりがこんな形だった。
最初誰かがやったいたずら?とも思ったけど、正規の場所=間隔的に変な所にはないし、強度も問題ない。と言うことは、本物。

と言うことで安心して、しばし掴まっていた。
毎日ほぼ同じ時間の車両の同じ場所に居るけどこれを見たのは初めて。
何だろう、バレンタイン企画だった?3月だけど。それとも、当たり?何ももらえなかったけど。これに捕まったカップルは恋が成就する?独り者だけど(^_^;)

ちなみにこちらが普通の。
これと比べると、ハートのは皮と取っ手の間の接合部が細いのでちょっと強度的に弱そうな気もするけど大丈夫なのかな?
大阪モノレールは揺れが激しいからちょっと心配。

という、朝の出会いでした。

博多総合車両所見学(22)2017年03月05日 07時39分50秒

工場から外に出ると、なにやら車両があり、その横に行列が。
側面を見ると「WIN350」とある。これは500系の前に作られた試験車両だ。新幹線で米原近くを走っていると横手に見えるあれと同じ物。両端の先頭車両が別々に保管されていると言うことだ。車両所の中にあった模型でも両方の先頭車両分があった。

中にも入れたのかも知れないけど、長い行列だったので外からの撮影だけ。正面から見た感じは700系に似てる。

しかして横から見るとやっぱり500系にも似てる。

真っ正面から。
なんか誰かの顔に似ているような。映画「ギブリーズ」尼出てためがねの人・・・って書いても知らないか(^_^;)

さらに横にはこれが。事件で立ち入り禁止・・・ではないけど0系。懐かしい。

日本の鉄道技術の粋。前の下側に見える車体番号は「22-1047」。
Wikipediaによると、1976~1980年製造の1000番台らしい。初代との最大の違いは窓ガラスの大きさが小さくなったこと。なんか覚えてる。最初のは485系とか在来線特急のように大きかったからね。割れた時の交換費用路削減するためらしいけど、そんなにしょっちゅう割れ坦懐な?

右下を見ると「日本国有鉄道」と「東急車輌」の銘版が。どちらももう存在しない。ここでも時の流れを感じる。
製造年度も書いてある。昭和55年、と言うことは1980年だから、1000番台の一番最後くらいか。

こちらは2002年に撮影した物。R6と書いてあるから博多~新大阪で走ってた車両か?
どこで撮影した物だろう?実はこの隣に500系が留ってるんだけど、それは別の機会に。

博多総合車両所見学(24)2017年03月06日 06時27分32秒

ここでパンフレットを出しておこう。

とにかくイベント盛りだくさんで、1日というか1年ではとても見尽くせない。子供が居ればなおさらだけど、大人が見るイベントだけでもかなりある。
これはまた来ないと行かんなぁ。

J-WESTカード持っていればドクターイエローの車内見学が出来ると書いたけど、抽選で10名だけか。でもあるのなら、次回は是非に。

と言う所で、会場地図。
ここまで、右下の「庫線」という所から出発して、まずは西ロードを歩いてドクターイエロー見てから本部棟まで見学。そこから引き返してまた庫線入って、その後南ロード進んで(ア)から工場に内に入って車両ジャッキアップを見学(14時の分)。そこから外に出て東ロードでWIN350と0系を見て、25のカンセンジャーショーの舞台を通って北門へ来た、と言う所。GPSログは後ほど。

しかしまだ列車が並んでいる所とか見てない。それは左下だ(左全体に見えるけど、実際見ることが出来るのは左下だけ)。門に居た人にどうやったら行けるか聞いてみると、外に出て地下をくぐる道路があって、人も通れるのでそれで回って欲しいとのこと。この地図で言う所の左端の赤い線がそう(と解ったのはこれを書いている今。中央に地下道もあるようだけど、それも今知った)。

ということで、正門側へ向かう。

昨日の1枚2017年03月06日 06時59分53秒

昨日は京都府庁旧本館付近で「府庁マルシェ」という催しがあった。
簡単に書けば朝市みたいなもの。
ちょうど鍋を作るのに野菜が欲しかったのと、弁当用の葉物野菜が欲しかったので助かった。最近アヒージョという料理作る事が多いのだが、それによく合う大黒ホンシメジも買えたのは良かった。いつもここには良い物が出るのでついつい買いすぎてしまう。今回も(^_^;)

京都府のゆるキャラ、「まゆまろくん」もお出まし。
カメラ向けたらポーズ取ってくれた。Thanks.

大根美菜、じゃなくて「雛」。

出、「1枚じゃないじゃん」という突っ込みもあろうけど、「1枚」と書いたのはこれのため。
窓際に飾られた菜の花。光の加減と良い、なんか良かったので写した。春を感じる。

買わなかったのだけど、そう言えば湯がいてからし付けたらおいしそう、などと今頃になって思った。季節物はおいしいし栄養もあるので重要。残念。

WIndowsPC故障につきしばらく更新できません2017年03月07日 07時14分28秒

WindowsPCが唐突に正常起動できなくなりました。
昨日マカフィーが有効にできなくなり、今朝CHKDSKをかけたらこの有様です。Windowsは、というかそのファイルシステムNTFSは脆弱すぎ。しょっちゅうファイルを壊しやがる。

セーブモードでは起動でき、これもそれで書いているのですが、直すにはWindows再インストールしかなさそうで、その前にはライセンスもののソフトをすべていったんアンインストールしなければならないので、復旧には相当時間がかかりそうです。

しばらくここの更新はもちろんメイルの受信もほぼできなくなるのであしからずご了承ください。
(最近はバックアップ機も外してしまったので、他からの書き込みもできないので。)
(C)おたくら編集局