うろこ雲2017年09月02日 07時20分23秒

無茶苦茶な忙しさも8月末で一段落し、昨日は超久しぶりに定時で帰ることが出来た。定時だとまだこんなに明るいんだ。

ふと空を見るとうろこ雲がとても美しかったので携帯電話のカメラで撮影。
もっと画角が広いと見た目の美しさが伝わったと思うんだけど、携帯電話のカメラではこの程度になってしまう。色合いもちょっと違うかな。もう少しあかね色っぽかったような気もするのだけど、それは記憶色かも。

最近強く思うけど、デジタルカメラの画質は画素数にはあらず。画像処理素子の性能もあるけど、やっぱり基本は画素の大きさ。画素の小ささは光の受ける能力の低さに直結するから。

画素数の多いコンパクトカメラは暗さに弱いので、本当に炎天下くらいでないと画素の結合が行われて油絵のようになってしまう。一番わかりやすいのは、ストッキングをいろいろな明るさで撮影して、編み目が見えるかどうか。コンパクトではよほど明るくないと見えなくなるから。

コンパクトデジカメの画質はいくら画像処理チップが頑張っても絶対に一眼レフクラスには遠く及ばない。レンズの性能差もあるだろうけど。最近のスマホの写真は昔に比べれば雲泥の差があるほどきれいになった。でもそれはスマホやコンパクトデジカメレベルでの話。

それでも今回の山登りではカメラの重さに辟易したので、超軽いけど画質が良いカメラが欲しいなぁと真剣に思う今日この頃。ミラーレス一眼レフってどうなんだろう?

2017/09/09追記:
現在調査中。おすすめがあれば教えてください。
Nikonは一眼レフとの差別化のためか受光素子が小さいし、富士フイルムは高い。機能的にはPanaはよさげだけど何せPanaの色作りは嘘過ぎるしマイクロフォーサーズはNikonよりさらに小さい。SONYが良さげなんだけどなぁ。親戚の娘が持ってたからそのうち会えたら貸してもらうか。Canon?よくわからない。
重さとか大きさは店頭で見ればいいけど、画質だけは実際使わんとわからんからなぁ。
カメラの前に、ドローンを買おうかなどと考えていたりもするのでどうなることやら。新潟の海でなら飛ばし放題だぜ。というか、海の上ばっかり撮影してもしょうがないけど、少なくともうちの田舎の中なら海でも山でも飛ばし放題。人も家もないから。あの国からの不法侵入阻止のための監視にも使えるぜ(←無理^_^;)。そこで練習して白馬で本番。ふっふっふ。これからはドローン操縦者として独立するんだい(←甘い^_^;)。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の4)2017年09月02日 08時20分18秒

ということで、有磯海到着(^_^;)。

途中はひたすら運転だから書くことは少ない。
11日は全体的には曇りがちでそれほど暑くなくまぶしくなく運転しやすかった。とはいえサングラスは必須だったけど。特に尼御前からしばらくはほぼ快晴だった。その先徐々に雲が増えた感じ。
尼御前SA近くの徳光PA付近。快晴に近い晴れ。

有磯海直前。

有磯海SA到着は12:35過ぎ。1:20ほどで到着したことになる。この間122キロ。平均時速にすると91.5キロか。これが本来のペース。予想より遅いなぁ(^_^;)

ここもそこそこ混んでいる。整理員がいるので駐車が楽。

ここではまず何を置いても昼食。富山に来たなら「ますのすし」。ますのすしと言えば「」だけど、高速道路ではなぜか売ってない。JRとの契約でもあるのだろうか?(駅弁として超有名だから)。

代わりと言ってはなんだけど買ったのはこれ。
竹勘」というところの。他にもいろいろあったけど、何かここも老舗っぽいので。

とにかく外は暑いし人が多いので車の中で食べることにした。
ちょっと足下が出まいので座席を後ろにずらした。これが後でちょっと問題を起こすのだけど、それは別の話。

作りは源のと同じ。まあ、「ますのすし」と冠する商品は、私の食べたものでは、全て同じ意匠である。
いただきます。

身は薄めで全体に軟らかいめ。
味はあっさり系。「ますのすし食べた!」という感じにはちょっと足りないかも。これはこれでおいしいけどね。

原材料はほぼ同じ(こちらにだけはいっているのは酵素)で、1食あたりの栄養成分を見ると、
      源   竹勘
エネルギー 668  642 KCal
タンパク質 25.2   32.3g
脂質    7.6   5.4g
炭水化物  124.3 115.9g
ナトリウム 2156  882mg
と、結構差がある。大きさはほぼ同じだと思うのに。
塩味が効いてて脂ものっているから食べた感が強いのかも知れない。
塩分を気にする人は源のはきついかもね。

歳を取って最近は食も量が減ってきたので1食では食べきらない。少し残して夜回し。一応お寿司だからそれくらいは常温でも保つ、はず。

食後すぐ出発は眠たくなったりして危ないから、ちょっと休憩。外を歩く。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の5)2017年09月03日 07時32分46秒

休憩所の横の奥に行くと・・・

なんかの鐘があって、魚津の町並みが見える。


観覧車。ずっと水族館にあるのだと思ったら、ミラージュランドというところらしい。
なんか小さく見えるけど大きいのかな?

こちらは埋没林博物館。ここは行ったことがある。
富山湾の成り立ちを知るには行くと良いかと。

遠くに見えるのは蜃気楼・・・じゃなくて能登半島。結構大きく見えるのね。椎谷から見える佐渡とは大分違う。
風景見ながら足腰を伸ばす。運転していると体が硬くなる。これを掘っておくとぎっくり腰になる。座りっぱなし運転は腰に非常に大きな負担を強いている。

でもやっぱり海の見える風景は良いなぁ。心が和む。

蝉はまだクマゼミがいたような。新潟にはクマゼミはいない。境界線はどこか。

そういえば、このあたりにはこういうのがたくさんあった。

色違いとか丸いのもあったと思う。
ガラス製で中に気泡がたくさん入っていることで不透明になっている。
SAもどんどん変わっていくなぁ。

ということで、ここでも眺め、じゃない長めの休憩を取った。13時に出発。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の6)2017年09月04日 06時34分23秒

有磯海でも長めの休憩を取ったのは、この先長大トンネルが26本も続くから。この朝日~(親不知)~上越区間は北陸自動車道の中でも屈指の運転がしにくい区間だ(あとは尼御前手前の福井県山間部)。京都から運転しているとこのあたりで疲れがピークになり、そこで明るい暗いが繰り返されると眠たくなってくるからだ。特に1人での運転では極めて要注意。

思い起こせば、私が初めて車で新潟まで行ったのはもう31年も前のこと。その頃の北陸道はまだこの区間が開通しておらず、一般道を走った。これがまた海までせり出した山肌を走る難道で、途中には一般道でありながら休憩所もあった。あそこは今どうなっているのだろうか。
その休憩所から撮影した1枚があった。1987年。本当に崖が海までせり出しているのがよくわかる。ここは昔から交通の難所でその名前の由来「子がいついなくなったか親はわからず、親がいついなくなったか子はわからない(知らず)」というのもうなずける場所である。

この区間が全通してからも長らくトンネル内対面通行で、その上トラックが非常に多くてものすごくものすごく走りにくかった。私がトラック嫌いなのはこの当時の思い出が強いから。トンネル内で大型トラックにまくられたときの恐怖と言ったらない。避ける術がない場所でそんな腐ったことするトラックが1台と言わず何台もいたから。最近乗っている車レンタカーも含めみんな加速力があるから、トラックを見たらぶっちぎる。前を走らせない、後ろに付かせない。

それに比べれば今は全線2車線で走りやすくなっているのだけど、それはあくまで昔に比べて「比較的」であって、やっぱりここは苦手。だから、その直前の有磯海SAでの休憩は必須だし、途中の名立谷浜SAでの休憩もできるだけ毎回取っている。ここを抜けてしまえば後目指す米山ICはすぐなんだけどね。

・・・閑話休題・・・

有磯海SA出てすぐ右手に北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」が見える。
高速道路から見ると孤立した駅に見えるけど、富山地鉄の新黒部駅が開業・接続していて、その名の通り宇奈月温泉への最寄り駅になっている。昔は富山でJRから地鉄に乗り換えて行ったもんだがなぁ。それももう25年も前の話。

ここで黒部IC過ぎてすぐの入善PAにて緊急停車。

有磯海SAでますのすしを食べたとき座席をずらしたと書いたが、その戻しが1段ずれてた。わずか1段だが、長距離&これからのトンネル群を考えるとこのわずかな感覚の差が致命的になりかねない感じがしたので、早い内に修正することにしたのだ。
初めて入ったかな、ここは。速攻で修正して写真だけ撮ってわずか2分で再出発。

そしてトンネル群へ。ここから約60キロが勝負処。

西側第1番は泊トンネル710m。
ここから26本。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の7)2017年09月05日 07時36分48秒

ということで、前代未聞、空前絶後(おおげさ)、26本トンネルの一挙公開。

1:泊トンネル 710m。
まずは小手調べってな長さ。

2:城山トンネル 1580m。
1キロ超え。

3:宮崎トンネル 910m。いったんちょっと短くなる。
出てすぐの所に越中境PAがある。このトンネル区間は当然のごとくPA/SAも少ないので休憩するなら、計画的に。

4:境トンネル 2210m。今度は一気に倍。

次の市振トンネルの手前に富山と新潟の県境がある。
それにしても、アクションカメラ画面の縦1/3はダッシュボードで隠れてる。もっと上向きにせんといかんなぁ。もったいない。

5:市振トンネル 3330m。3キロ超えてきた!

6:親不知トンネル 2270m。

7:風波トンネル 520m。
ここまでのトンネルだけで11.5キロ

こうして改めて並べてみると、トンネルの入り口の形状ってほとんど同じだなぁ。この部分だけの写真を並べると見分けが付きにくい。まあ、同一高速道路だから同一規格で作られているのは当然だけど。
周りの景色も入れると違いはあるのだけど、アクションカメラの解像度ではこれ以上離れると看板が見えなくなる。いつかは4Kのアクションカメラが欲しい。けど、今使っている物のように外部電源で長時間連続録画可能なものはあるかどうか。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の8)2017年09月06日 07時22分35秒

風波トンネルを出ると景色が一気に開ける。
と同時に雨が降ってきた。小降りだけど。
出発前に水をはじく薬を塗布したけど、この程度の雨量でははじいてくれない。意外と一番見えにくい雨量。

このあたりは海上道路になっている。

車に乗っているとあまりよく見えないのだけど、このあたりで左手先を見るとわずかに道路が海上を走っているのがわかる。
鉄道に乗っているとよくわかるんだけどね。

ところで、親不知はトンネル掘ったのにこちらはなぜ掘らずに海上を走らせたのだろう?地質的に難しかったのか?でも新幹線はトンネル掘ってるけどね。

でも「!わき見しないで」ね。全くその通りで。私はアクションカメラで撮影しているから良いけど。
ここはトンネル群の間のわずかな開けた場所で速度も出やすいので本当に要注意。

そして海上道路を走りきるとまたトンネル。
この写真でも崖が海まで迫っているのがわかる。

8:子不知トンネル 4560m。
これが一番長いのかな?

2018新潟/白馬大作戦(8/11の9)2017年09月07日 07時43分55秒

再び北陸新幹線と相まみえる。
電車が走っていると良かったんだけど、1時間に数本しかない列車に合うのは、よほど時間を合わせて行動しない限り難しい。あったとしても相対速度は390キロ近くになることもあるのだし、一瞬で写るかどうか。390=260+x。x=自動車の速度?(^_^;)

その橋脚の下をくぐる。

9:寺地トンネル 1240m。

10:高畑トンネル 560m。

11:岩木トンネル 1670m。
ここいらは「比較的短め」
・・・とか言ってやがる(^_^;)。これだけトンネルがあると感覚が麻痺してくる。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の10)2017年09月08日 06時14分06秒

トンネル内はこんな感じ。
動画で見ると両側からの圧迫感が強いのがわかるんだけど、1枚切り出すとわかりにくいか。工事費を下げるためか、断面積はそれほど大きくない、と感じる。

そういえば、運転中はサングラスを掛けているのだけど、トンネル内では掛けっぱなしでは暗くなりすぎるので外す。これが普通のめがね型だと大変なのだけど、持っているサングラスは、めがねの前にクリップみたいな物で挟み込んで使い、ヒンジでさっと跳ね上げられるタイプの物。これだとサングラス自体を外さずに効果をなくせる。
さすがに26本もトンネルがある=26回も跳ね上げ足り戻してたら大変だったけど。
福井県は鯖江の製品で買って以来大変気に入っている。買ったのは北陸道の南条SAだったかなぁ。鯖江のすぐ近く。
ところが、このサングラスにこの後とんでもない事件が。それはまた後の話。

岩木トンネルを出てすぐにフォッサマグナがある。大地溝帯というやつ。このあたりは翡翠も有名なので、いつかはゆっくり観光してみたい。
標高650mと書いてある。いつの間にやら登っていたもんだ。確かに、自然と速度が落ちてくるからなんとなくアップ、そしてダウンがあるのはわかるんだけど。

糸魚川IC手前になると大きなプラントが見える。
大手セメント会社の工場だったような気がする。
そういえば、半導体のシリコンウエハーの世界シェア第1位の信越化学工業もこのあたりじゃなかったかなぁ→直江津だった。

白馬に行くにはまたここまで戻ってくる必要がある。でもそれは6日後の話。

12:平牛トンネル 870m。

このあたりは高速道路を横切る陸橋がたくさん、しかも一部は2階建てで掛けられている。
こんなにいるもんかなぁ。なんか税金の無駄遣い臭い。

13:金山トンネル 1250m。

14:高の峰トンネル 3100m。

15:鬼伏トンネル 900m。
どんどん走り抜ける。


2018新潟/白馬大作戦(8/11の11)2017年09月09日 06時38分39秒

トンネルはまだまだ続く。

16:太平寺トンネル 1220m。

17:能生トンネル 2990m。

そういえば古い北陸道のガイドマップを見つけた。スタンプから見て1992年の物のようだ。この時点ではすでに全通しているが、この朝日~上越間は2車線=片側1車線の対面通行になっている。
未開通の頃の地図もあれば良かったのだけど、現在の所見つけられず。今実家で発見した古い資料を整理しているから見つかるかも。いや、北陸のこの地図はたくさんあったから、中を見ずに捨てたのもあるからなぁ。惜しいことをした。

18:山王トンネル 2220m

19:筒石トンネル 2030m

20:徳合トンネル 1180m

21:名立大町トンネル 800m

名立谷浜SAが近い。
ここも休憩必須。やっぱり疲れているからね。

22:名立トンネル 1400m

ここは2階建てトンネル、に近い。
ここは最後に対面通行が解消された区間じゃなかったかなぁ。

そして名立谷浜SAへ。

2018新潟/白馬大作戦(8/11の12)2017年09月10日 08時00分37秒

一度書いたのに消えてしまい、再度書いたのにアップを拒絶され、3度目の書き込み。内容はどんどんしょぼくなっているような。ASAHI-NETのブログシステムには複数のタブで別の記事を参照しながら書き込んでいるとアップしたものを落とすというバグがある。?別途アップした写真だけは残っているから、文章側のシステムの問題。これで何度消されたことやら。全内容を移行できるなら、他のシステムに乗り換えたい。ぐったり。

・・・

22番の名立トンネルを抜けるとすぐ名立谷浜SAである。

14時ちょうどくらい。想像より早く着いたか。これなら今日中にお寺さんへも行けそう。

裏手からは海が少し見える。

そしてその右奥手には柏崎原発らしき姿が。いよいよここまで来た。

建屋の横にはまたツバメがいた。
まだ子供の毛が残っている。

ここでの休憩は20分ほど。後は一気に最後の米山ICまで走る。もう50キロないはず。
(C)おたくら編集局