似非しまなみ海道物語(3)2018年04月28日 08時24分33秒

さて、今回土生港から向かうのは岩城島(いわぎじま)。前回行った生名島(いきなじま)とか弓削島(ゆげじま)とかと同じ愛媛県は上島町の島である。先2島が因島に対して南から西にあるのに対し、岩城島は南から東で、生口島の南になる。

フェリーは280円。

先にもらったサイクルーズPASSが使えるかと聞いたら、使えないことはないが、むしろこちらのほうが良いとのこと。
上島町へ来る船において、自転車運送料を無料にしてくれるものだ。3/31まで有効と書いてあったが、延長されていた。どうもこちらは町から補助が出るそうで、船会社にはありがたいような話だった。サイクルーズPASSも補助は出るんだろうけど、県からだと遅いのかな?

船の人に「岩城島なんて何もないよ」と言われた。私が「積善山の頂上からの景色が良いそうなので」と言うと、「良いけど、5~6キロずっと坂だよ」と。えっ、そんなに長い坂!?今の体力だと途中で引き返すことになるかもしれないけど、まあ行けるだけ行ってみよう。
あと「親戚のところにでも行きますの?」とも言われた。上のフリー券に書いた名前を見て。島には私と同名字の人が多いのかもしれない。

実は昨日載せた写真の山は岩城島ではなかった。多分生名島。
船はこのクレーンの見える方向へ行く。クレーンの左に見えるのが岩城島、右奥に見えるのが生口島。

それにしてもいい天気だ。薄い雲はあるけど空が青い。朝方、京都を出る頃は肌寒かったので、上には登山用レインコートを着ている。今はそれほどでもないけど、しまうのも面倒なので行けるところまではこれで。漕いでいるうちに暑くなるだろうけど。

パノラマ写真で説明。
一番右手が因島と生口島を結ぶ生口橋。橋を渡って生口島。
クレーンから左が岩城島。中央からやや左手に見える山が多分積善山。

岩城島は長江港に到着。10:26。因島を出たのが10:10なので、約15分の船旅。
中央奥に見えるのが積善山だと思う。

港の名前の書かれた看板をバックにまずはチャリの写真撮影。
ベルトドライブの自転車を乗るのは初めてだけど、乗り心地はいいのかな?などと思ってたんだけどね。その期待はこのあとすぐ(以下次回に続く)。

鳥羽水環境保全センターの藤2018年04月28日 17時00分14秒

先週は大宮・仙洞御所の藤を見に行ったが、今日は鳥羽水環境保全センターの藤を見に行った。例年ならこの時期非常に綺麗に咲いている。

普段は非公開のセンターをこの時期;今年は4月30日までだけ公開するのだけど、これから行こうと思っている人のためにまずは結論から。

  「もう終わってる」

藤棚の前に着いたとき、なんか感じが違うなと思ったら花がもうない。

これこのとおり、藤棚に色がない。

ついでに書くと、その手前にある芝桜ももう終わりかけ。

もう実も出来かけている。

一間残っているようなところも、よく見るともう花はまばら。

いわゆる「藤色」の藤はほぼ終わっていたのだけど、一方で、白い藤はまだ咲いていた。

これは長い藤棚ではなく広い方の藤棚の方だけど、ここも白は「一見」満開。
でもよく見ると花に茶色が出てきてて、もう終わりかけ。

こちらも藤色のはほぼ終わり。

ここも満開だと素晴らしいんだけどね。

これは一番奥にある富士に似た花を咲かす木。

花は藤そっくりだけど、香りはこちらのほうが甘く良い香りがする。
ハリエンジュ;別名ニセアカシアという木だそうな。フジと同じマメ科ではあるけど近い種類ではない。外来種で、ものすごく繁殖力が強くてどこでも成長するのであちこちで野生化しているのだそうな。そういえば、実家の近くにあるのもこれだ。

名前からも分かる通り、アカシアと混同されることがあるそうだけど、写真で見れば違いは一目瞭然。アカシアは黄色い花で葉っぱもぜんぜん違う。なぜ混同されてるんだろう?

ちなみに、このハリエンジュは枕木になったり、良い蜂蜜が採れるので、そういう意味では有用なのだそうな。

ということで、今年は桜が異常に早かったが、藤もそのようだ。満開が見られなくて残念。まあ、しまなみ海道とか大宮・仙洞御所で少しは見たけどね。

おまけ。
園内にはツツジも比較的少し植えられているのだけど、それももう終わりかけだった。その中にこんな花があった。
バラに似てる。こんな種類もあるのね・・・って、前にも書いたっけ?
上で「比較的」と書いたのは、蹴上の浄水場のツツジがすごいから。そこはどうなんだろう。私は今年は行けないからどうでもいいんだけど(薄情^_^;)。

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