1週間前に前祭の宵山の後?の風景を紹介したが、21~23日は、今度は後祭の宵山がある。初日に行ってきた。
後祭は、大船鉾以外御池に近いところに集中しており、かつ人でも比較的少なめなので回りやすい。
これは役行者山。
横の集会所では装飾品が展示され、子どもたちが祇園歌を歌いながらちまきなどを売っていた。
「厄除けと安産のお守りはこれより出ます。常は出ません、今明明晩限り。ご信心の御方様は、つけておかえりなさいましょ。ろうそく1本献じられましょ。ろうそく1本どうですか。ちまきどうですか。」
この歌が好きで毎年聞きに行ってる。歌詞は山によって違うし、歌わない所も多い。ちなみに、「月間京都」という雑誌もいろんな山で売ってるけど、ここが一番安い。毎年7月号は祇園祭特集。だいたい一割引。なんかつてでもあるのかな?
その入口には茅の輪があった。ちょっと遅めの夏越の祓。
次は鷹山。
鷹山は休山なので山の展示はない。でも祇園囃子は一番盛大。というか、まず音でその存在を確認するんだけどね。
鷹山は古い祇園祭の屏風絵などにも描かれている由緒ある山。後10年位で復活できるだろうか。
お囃子方は全員男性である。巡行時に山鉾に乗れるのもまた男性のみである。これを女性差別と見る向きはあろうが、伝統というものは一朝一夕に覆るものではない。宵山のお囃子はいざしらず、巡行は夏場の炎天下数時間に渡るので、女性では体力的にきついというのはあると思う。平成女囃子というのが以前は聞かれたが、最近はとんと音沙汰ない。どうしただろうか。
前祭でも紹介した大幟。今年は前祭宵山から後全く雨が降っていないのでこういうものも濡れずにいる。
しかし、痛みという面で見ると、強い日差しの方染料の劣化が強いかもしれないけど、どうだろう。
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