真夏のトンボ池公開(2)2018年08月23日 06時02分14秒

新潟・白馬のネタを書きたいんだけど、動画ファイルが大きすぎてもうHDDに入らないとか、体の疲労がすごくて何もする気が起きないとかいろいろあってちょっと書き始めるまでには時間がかかりそうなので、その前に前のネタを書き上げておこうかと。

・・・

トンボ池ではいろいろな昆虫なども見ることが出来る。

なんとかシジミ。
体長は2センチほどか。この写真は28ミリマクロレンズ+RAW撮影しているのだけど、解像度が素晴らしい。合焦ポイントが極めて狭くて写すのは大変だけど、合えばすごく切れのある画像を見せてくれる逸品。ここにアップしてある画像は縮小してあるのでそこまでは見えないと思うけど。

こちらは羽の文様はアサギマダラに似ているけど違う蝶。
体長は6センチほどだろうか。

モノサシトンボ、合体中。

首に突き刺さってる。

これはなんとかモドキダマシという虫らしい。
パット見はクツワムシに似てるしスイッチョン(仮名)の大きなものにも見える。それにしても「もどき」で「だまし」って、彼も別に騙すつもりじゃないのだろうに、ひどい命名。

クサギの花に集うクマンバチ。

ハゴロモ。セミの仲間。

こちらは多分その幼生。
半透明で色がない。

マイマイ。

甲虫の一種。ハムシかな?
体長は5ミリほど。こういう小さいものを見つけるのが得意。
羽の光の反射部分は白飛びして紫のフリンジというのが出てる。このあたりがデジカメ、というかCMOSの限界。

最後はブイブイのお尻。
どうやっても前から撮影できなかった。寝てる感じ。
ということで、虫も豊富なトンボ池であった。

真夏のトンボ池公開(3)2018年08月24日 05時35分44秒

二日目のトンボ池。
この日は大型の個体が多かった。体長5~6センチというところだろうか。
このように葉っぱの影に隠れているのも多く、気が付かない人が多かったと思う。私が指さしてもわからないようだったし。

この辺はわかりやすい。


骨ばっているので、多分みんな雄。

子供と並んでいるのも。

もちろん子供だけもたくさん。

向かい合う二匹。

ひょっこりはん。
・・・という芸人が最近出てきているようだけど、よく知らない。

トンボ池にはこのカエルもいる。ツチガエル?

ということで、今年のトンボ池公開は終わり。また来年に期待しよう。それともあれを使って時々眺めるか。いや、御苑内では飛ばしたらいけないんだけど。

似非しまなみ海道物語;装備編(前)2018年08月25日 08時28分21秒

本編終わったけど、これからしばらく、今回のしまなみ海道に持っていったもしくは向こうで手に入れた装備について書いておこうかと。

・・・っと、その前になぜ「似非」なのか書いてなかったので先に書いておくと、もう分かる人にはわかると思うけど、「しまなみ海道」と言いながら、実際に走った経路はほとんどしまなみ海道以外だったから。
しまなみ海道本筋を走ったのは、多々羅大橋から公園までの間のみ。
でもこのあたりの道を一括りに言うには「しまなみ海道」しかないよね、ということで。

・・・

装備のまず1つ目はアクションカメラを自転車に装着する台座と雲台。これね。

外してみるとこんな感じになる。
アクションカメラとそのホルダーは別として、それを自由雲台を経由して自転車に止める装置でハンドルに固定している。

個別の写真撮り忘れたけど、上が自由雲台。HAKUBA社製のBH-1。
Amazon価格で900円しない程度。

下のはSONY ハンドルバーマウント VCT-HM2 C SYH。
Amaon価格で3000円位。
本来ならこのマウントだけで自転車のハンドルにつけることが出来る。ところが、左右や前後の傾きを調整するにはこれだけでは出来ないので雲台を噛ませている。

私の歴代アクションカメラ固定具としては、最初は小型三脚を紐で自転車ハンドルの軸に結びつけてたり、2代目はMINOURA カメラマウント VC100-Mというのを使ったが、これがもうハンドルへの締付け部があまあまですぐに倒れてしまっただめだった。

このSONYのはベルトとネジでハンドルに締め付ける感じのもので、その分ハンドルのサイズによらずしっかり固定できる。ネジで閉める分取り外しは面倒だが、それは仕方ない。

このマウンターだけでアクションカメラは固定できるが、向きを自由に調整できない。ハンドルの傾きなどに合わせて水平を出すには雲台が必須。なのでこの組み合わせ。BH-1も金属のボールをねじで固定するタイプなので力を入れて締め付けることが出来、固定力は強い。しまなみ海道で走ってて、この組み合わせで振動で倒れたことは一度もない。

なのでこのセットは超オススメなのだが、1つだけ難点があって、自由雲台のネジ穴とマウンターのネジ穴の深さが違い、またマウンター側の締め付け幅が狭い。なので、そのままでは自由雲台がちゃんと固定できない。なので、3ミリほどの厚さの「何か」をかます必要上がる。
私は、HDDの中にある、プラッターという複数の記憶板の隙間を作り出すアルミのリングが手元にあったので使ったらバッチリだった。アルミだから軽くまた強度もある。

それで固定するとこんな感じ。

真横から。
アクションカメラのマウントには長い間悩まされたけど、この組み合わせて完全解決。スペーサーだけ自前調達が必要だけど、それが出来るのなら、他を選ぶ必要なし。

8/23夜の台風2018年08月25日 15時51分54秒

8/23夜の台風の影響についてちょっと書いておこうかと。20号だったか。

8/23は15時に帰宅命令が出て帰ったのだけど、その頃はまだ晴れていた。上空雲は多くて風も強かったけど。実は傘を忘れて行ってたので雨が降る前に帰ることが出来たのは非常に助かった。

で、その後20時とか21時頃ちょっと風が強くなった頃があったけど、私が起きている間には大したことはなかった。だから、「あぁ、影響なく通り過ぎたなぁ」と思っていた。

ところが、翌日外に出てびっくり。道路は葉っぱだらけだし、御苑内に至っては葉っぱはもちろん大きな枝も落ちてるし、倒木もあった。

この木は根っこから折れてた。
見た感じ、どうも根っこの張り出しが弱くなってたようだ。


鴨川もこのとおりの濁流。風だけでなく雨も相当降ったようだ。
今年はカンカン照りで糞暑いと思ったら、強い台風も来て、やっぱり異常気象だと思わざるを得ない。一人ひとりが出来ることからしていかなきゃ。

似非しまなみ海道物語;装備編(中)2018年08月26日 06時37分05秒

お次はこれ。カメラをリュックの担ぎ紐に付けられるようにする物。
「COTTON CARRIER G3 STRAP SHOT HOLSTER」、Amazon価格で9500円。結構高い。

簡単に仕組みを書くと、こういう物
をリュックの担ぎ紐に取り付け、カメラの三脚穴のところに固定するための受け皿のようなものをねじで付け、それで、スライド部分に引っ掛けるという感じ。単純な構造だが確実。プラスチック部が破れたり、カメラ側の取付部が外れない限り、振動で落ちることはない。が、念の為カメラのストラップは首にかけていた。

一眼レフカメラのような重たいカメラを首から下げていると首が凝るし、自転車漕いでいると揺れまくって首の後が擦れて痛くなる。それを解消できる。いや「したい」と思って買った。

で、それなりにその目的は達成できたのだけど、問題もあった。
・確かに首は楽になるが、その分肩にかかる負担は増大する=肩は結構痛くなる。
・取り外しにはカメラをねじってスライドして抜くという操作が必要で、急ぎで撮影したいときなどには手間取る。
・リュックの紐に固定するのは単にマジックテープで締め付けるだけではだめで、何らかの方法でリュック紐に対して確実に固定しなければならない。なぜなら、カメラの重さでずり落ちてくるから。リュック側に確実に固定させる受け部がなくてはいけない=それなりのリュックでないとだめ。私の場合、紐で固定する(写真左側)とか、カラビナで固定する(同右)とかした。

この肩への負担と手間は山登りの花撮影では致命的で、しまなみ海道では使えたが山では結局使えなかった。特に重くてでかい一番レフ+レンズでは慣れても数秒かかるため、タイミングが重要な撮影には不向きなのだ。やはりカメラの軽量化も重要だ。

ということで、現状これについては諸手を挙げてお薦めはできない。が、首の負担も減るのは確かで、両腕を使い、撮影頻度が比較的少ない自転車走行においてはそれなりに役に立ったとは書いておこう。

さて、上のリュックでは左右2つ付いているが、実は片方はアクションカメラの固定具である。同じ会社でアクションカメラをリュックに固定する装置も売られているのだが、そのリュックに付ける部分がほぼ全く同じなのだ。互換性があると書いたほうが良いか。だから、両方あればどちらにもカメラ/アクションカメラを固定できる。

そのアクションカメラの固定具についてはなかなか好印象だったのだが、それは後日公開の「新潟・白馬」の中で紹介。

似非しまなみ海道物語;装備編(後)2018年08月27日 06時22分02秒

最後は手袋。
前回は3月に行ったので、耐寒のため冬登山用手袋を新調した。しかし今回はそれでは暑すぎるので、悩んだ結果、この手袋を使った。
Joshin手袋。上新でクーラーを買ったとき工事に来た人が手袋を持ってきてたのだが、どうもクーラー1台に1セット用意されているようで(わざわざ工事ごとに新品の手袋準備するのね)、2台を一度に導入したうちでは1セット余ったのでもらったのだ。

ただの軍手ではあるが、平側に細かいゴムの滑り止めが付いており、これがなかなかに良かった。
自転車の長距離走行では、素手でハンドルを握っているとどうしても皮が剥けてくるので手袋は必須。そこに通気性の良さと握りの確実性を求めると、自然こういう形になる。縫い目がないというのも重要で、手の平および甲の部分にわずかでも縫い目があると当たって非常に痛くなる。いくら手袋としてデザインが良くて高級品でも、自転車用としては生半可な手袋ではだめなのだ。

実は、マーレグラシアス大三島の土産物屋で手袋が売ってた。

これが上新手袋と同じ以上の条件を揃えており、更に今治タオル生地でなかなか良さそうだったのだが、実は使ってない。「理由はサイズが合わないから」。Mを買ったのだけどちいさくて。無理やりはめるときちきちすぎてしんどい。今度行ったらLを買わなきゃ。500円位だったかなか。
いい加減サイズ表記のSMLって止めてほしい。服でもいつも苦労する。SMLは「正義の味方Love」で十分・・・ってわからない?クレヨンしんちゃん映画「電撃ブタのヒヅメ大作戦」に出てくる組織の名前(^_^;)。

・・・ということで、短いけど装備編も終わり。
次はいよいよ超大作「新潟・白馬2018」です。

新潟・白馬2018(1)2018年08月28日 06時11分55秒

ということで、8/10~19に渡って新潟及び白馬に行ってきたのである。最初に新潟に行ってお盆の行事を行い、帰りに白馬に寄るというコースだ。

これは毎年のことで、特に去年からは新潟にいる時間をぐっと増やしているのだが、今年はその新潟でもかなり多くのことをやってきた。

「10日間で5つの山を登り、4日泳いだ」と書けばその無茶ぶりがわかるかも知れない。10日だけど、往復に2日かかるし大雨で1日つぶれた。なら計算が合わないと思うかも知れない。甘い。山に登ってから泳いだ日もあるのだ。トライアスロンのようだ(^_^;)・・・ってほどきついものではないけど。
新しい店の発掘、本当に命がけの登坂もあった。極めて充実した休みだった。あまりに充実しすぎてて、帰ってきてからの反動がきつい。気合は抜けて、体だるいし、京都はクソ蒸し暑くてしんどい。

ということで、その10日間を3000枚以上の中からよりすぐった写真で紹介したいと思う。

・・・8/10・・・

出発は8/10金曜日。平日である。平日ではあるが、私が行っている会社ではこの日からお盆休みに入った。

なら、10日はゆっくり荷物準備して土曜日の11日(山の日)から出発しても良さそうなものだが、そうはしなかった。
それは、今年の高速道路の休日割引が11日(土)ではなく10日だからである。お盆の集中を避けるためにそうしたらしい。だからこの恩恵を受けるには10日出発が好ましい。

なので、前日9日の内に実家に行って車に乗って京都まで移動、夜中はコインパーキングに泊めて早朝から荷物詰め込んで出発した。
今回は布団一式も持って行くため荷物の量が半端ない。トランクはもちろん、後部座席もいっぱいだった。車の一人旅だからこそ出来る荒業である。

出発は早くしなければならない。なぜなら、10日は五十日で週末、さらにお盆前という混雑要因オンバレードだからである。
実際には6時半過ぎに出発。京都市内はすんなり通り抜けられたが、京都東ICを入ったらすぐ渋滞になった。ちょうど7時位。
まあ、ここはいつも渋滞ではある。合流部が狭すぎるのだ。なんとかして拡張してほしい。

その後北陸道最初のPA「神田」までは、途中何度か渋滞表示が出てちょっと車が詰まったこともあったけど、比較的すんなり行けた。
8時過ぎ到着。

実家からぴったり130キロ。
京都からは約90キロで1時間半。平均時速はちょうど60キロか。良い滑り出しである。

初ドローン撮影2018年08月29日 06時02分10秒

ドローンを買った。
DJIのTelloという機種。小型の、いわゆるトイドローンというもの。親戚が新潟に持ってきて操縦させてもらったら楽しくて。その親戚が持っているのは上位機種だけど、いきなりそんなん買ってもなんだし、まずは練習用にと思って。

ところが、ドローンは飛行禁止になっている場所が非常に多い。いろいろあったせいでそうなってしまったのだ。特に京都市内はほぼ全面禁止。なので、家の中で飛ばすしかなく、とはいえ、家の中は狭すぎてなかなか飛ばせないでいた。

そんな中、ベランダに咲いている朝顔を撮影しようとしたらこのように、
柱の陰になってしまいうまく撮影できなかった。

そこで「これはドローンの活躍の場じゃねぇ?」と思って飛ばして撮影したのがこちら。
Telloはカメラの画角を変更できないので対象物の真ん前に持っていく必要があるのだが、これは軽量で風の影響を受けやすく、またうちの気体はキャリブレーションがちょっとおかしくて安定飛行してくれないのでなかなか難しい。でもなんとか1枚撮れた。

画質は良いとは言えないけど、悪くもない。それより普通では撮影できない画角で撮れるほうがずっと重要。

もう「だいぶ」練習し、キャリブレーションも直して活躍させたい。旅行先にも持って行きたいからね。

新潟・白馬2018(2)2018年08月30日 06時26分05秒

唐突だが、次の停車は尼御前SA。9:45くらい。

前回はこの直前で姑息な石川県警にパクられたので、今回は80キロ制限の区間では速度超過しないよう徹底的に速度調整した。またぞろ居たし、付け狙われたりもしたがやり過ごした。そんなガソリンの無駄遣いしている暇があったら、本当の速度違反を捕まえるための努力をしろ。150キロを超えて走っているような奴らを何度も見たぞ。

途中しばらく雨が降ってた。福井県下かな。霧が出ている場所もあった。そういう区間が80キロ制限なのは納得行くけど、運転しやすい場所を速度違反取締のためだけに制限するのは許せん。


ここまでの走行距離はちょうど260キロ。神田からここまで130キロか。

ここに来たら当然外に出て海辺へ行く。
手前の柵のある部分は地面が陥没している。もう数年このままだ。徐々に凹みが増しているような。気のせいかも知れないけど。

雲はあるけど、良い青空だ。

波は日本海としては普通。

よく見ると、崖が崩れている。以前はこの崖の下まで行くことが出来たのだが、今は進入禁止になってる。
昨年なくなった友人と新潟行ったときに、ここで撮影したのを思い出した。合掌。

波が激しい場所だし、別の場所では倒木もあったので、台風の後遺症かも知れない。

このあたりは自衛隊の小松空港が近いため、時々戦闘機が飛ぶのを見ることがある。
戦闘機は独特の轟音と三角の機影ですぐわかる。走行中の車の中からでもわかるほどの音だ。車輪が出ているので着陸態勢であろう。この日は何機も飛んでいた。何かあったのか?

新潟・白馬2018(3)2018年08月31日 06時45分45秒

お次の停車は有磯海SA。大体12時、383キロ。サービスエリア中1つ飛ばしで止まっているけど、大体120~130キロ間隔になる。
残念ながら、建屋の写真は撮り忘れてた。
ちなみに「有磯海」というのは俳句から取られたこのあたりの古い地名というか俗称で、全国で初めて現実にはない地名のSAとして誕生したのがここなのだそうな。

建屋の中に入るとこれが出迎えてくれた。いわゆる黒部スイカ。これは入善のだけど。
以前、京都の生協においてある写真を出したことがあったかも知れないが、それは売り物ではない単なる飾りだった。でもこちらは売り物。1個6860円。休んか高いんかわからんような値段。大人数いるならネタになることも含め買っても良いんだけど、一人では流石に無理。

ちょうどお昼なのでますのすしを買った。
この会社のを買うのは初めてだし、そもそもこんな四角のを買うのも初めて。切りずし風の四角はあったけど。



形こそ四角だけど、ごく普通のますのすし。
見は柔らかめ、酢飯もきつすぎずちょうど。でもちょっと印象は浅いかな。最初は富山で降りて源の店舗に寄って行こうかとも思ってたんだけど、やっぱり500キロを超える走行の途中で降りるのはちょっと
ためらわれて。高速道路で源のますのすし売ってくれないかなぁ・・・とこの時は思ってた。実はこの後見つけたんだけど、それはずっと後の話。

食べていると、何やら水滴が落ちてくる。
見ると、座っていたところの屋根の上に水が溜まっていた。それがどこからか、錆びて穴でも開いて落ちてきてたのだろう。ますのすしにかからなくてよかった。

ここからは魚津市内が一望できる。
中央やや左に見えるのは観覧車、右奥に見える三角屋根は埋没林博物館。もう20年以上も前に行ったなぁ。当時は開館間もない頃だったと思う。また行ってみたいものだ。

(C)おたくら編集局